何でもいいから、500円くれよ!!

日記・好きな事の考察や感想・オリジナル小説等を書いていきます。

クリスマスの『X』ってなんだよ

世間ではクリスマス・イヴまっただ中ですね。
24日の夜という最も盛り上がる時間帯に僕はバイトに行くわけですが、25日は休みなのでクリスマス気分がギリ消えないうちに楽しむことが出来そうです。

ということで今日はクリスマスの素朴な疑問の話。

クリスマスの綴りってChristmasじゃないですか?
でも略称として『Xmas』あるいは『X'mas』と表記されているパターンもありますよね?

Xはどこからやってきたの?

まあそんなことはウィキペディアを調べれば簡単にわかることなんですけどね。
便利な世の中になった反面、調べがいがないなぁと残念な気分になったりもします。

 


そもそもChristmasというのはChrist(キリスト)+mass(マス=ミサ)が由来で『キリスト降誕を記念する祭日』という意味があり、単純なキリストの誕生日ではないらしく、実際の生まれた日付には諸説あります。
ではなぜクリスマスが12月25日なのかというと、かつて古代ローマに存在したミトラ教冬至の祭から転用したと言われているそうです。

クリスマスツリーやプレゼント、ど派手な電飾の由来については割愛。

Christはギリシャ語では『Χριστός(Christos)』と表記され、その頭文字であるΧ(ケー,キー,カイ)と形が似ているラテン文字のX(イクス,エックス)をChristの省略形として用いているそうです。

 

Christmasと表記するよりもXmasと表記した方が収まりが良いので商品のポップや広告にでよく見かけますね。ただこの省略文化が日本古来のものかと思いきや、数百年前からChrist=Xと省略する文化はあったみたいですね。
この『Christを省略するという行為』が宗教的に気に入らない人がいたり『X'mas』のアポストロフィは誤用だとか細かい話はありますが、どう感じるかは人それぞれ。歴史と伝統を重んじる人もいればお祭り気分でみんなハッピーに過ごそうぜ!という気持ちな人もいる。それで良いんだと思います。

キリストさんも聖人だし「細けぇコトはいいんだよ!」って言ってくれますよ。

僕も大切な人に普段出来ないプレゼントや感謝の気持ちを伝えて、明るく楽しくそれぞれ過ごせば良いと思います。




…ところでΧといえばあの人の事を思い出しませんか?









f:id:ojisanno500yen:20181224224616p:plain

そう、草下雅人(仮面ライダーカイザ)です。




君たちが無事にクリスマスを過ごせるのは誰のおかげかなぁ?

 


ヒィッ!

f:id:ojisanno500yen:20181224225243p:plain
f:id:ojisanno500yen:20181224225552p:plain

聖夜を性夜にするリア充共には

 

 

f:id:ojisanno500yen:20181224225610p:plain
f:id:ojisanno500yen:20181224225230p:plain

ゴルドスマッシュによる制裁を。

 

f:id:ojisanno500yen:20181224225213p:plain
f:id:ojisanno500yen:20181224225202p:plain

ギャアアアアアアアアアア!!!!(サラサラサラサラ....)

 

 

f:id:ojisanno500yen:20181224225153p:plain

カイザさん超COOL。

 


(オチが無理矢理過ぎてすみません…仕事行って来ます…)

仮面ライダージオウ 第16話感想

f:id:ojisanno500yen:20181223213108j:plain

ソウゴ、ベルトを破壊!?

 

【あらすじ】
オーマジオウとなり、世界を破滅させる。
そんな最悪の未来を変える為、ゲイツにベルトをぶっ壊させるソウゴ。

王様になる夢を諦めた彼を徹底的に始末しようとタイムジャッカーが襲いかかってきた。
ソウゴが魔王にならなくなった事で未来へ帰ろうとしたゲイツツクヨミの2人はソウゴが襲われている事を知り助けに向かう。

タイムジャッカーが操るカッシーンの攻撃を変身もせず受け止めようとするソウゴの後ろには、巻き込まれた子供がいた。
その姿を見て、ゲイツはソウゴが悪い魔王にならない事に賭けてみたくなり、自らのベルトを渡す。「魔王になって世界を救う」決意を新たにしたジオウはゲイツと共にカッシーンを撃破、仮面ライダーディケイドも撤退させるのだった。

【感想】
いやぁ熱くて良い話でしたね~。

身を挺して人を守るという、ヒーローらしい姿をソウゴ君が見せたのは良かった。
その後のゲイツのベルトを渡すシーンも熱い。

 

f:id:ojisanno500yen:20181223212513j:plain
「お前は最高最善の魔王になると俺に言った。だったら問題ない。
最低最悪の魔王になったら、俺が倒してやる。必ずな」

友情とは違うけどゲイツがソウゴを認め始めているのが感じられるのが良い。
でもだからこそ、終盤ほぼ確実に対立する展開になりそうなのが既に哀しい…。
親しい人が悪に堕ちたら迷いながらも倒さなくてはならないという話には弱いですね~絶対泣いてまう。

f:id:ojisanno500yen:20181223212536j:plain
ダブルアクションXで戦力増加はなるほどと思った。


【気になったところ】

f:id:ojisanno500yen:20181223212410j:plain

勘違いしてた…まだ動いてなかったのね

 

f:id:ojisanno500yen:20181223212422j:plain
f:id:ojisanno500yen:20181223212433j:plain
f:id:ojisanno500yen:20181223212443j:plain
f:id:ojisanno500yen:20181223212451j:plain

ナイスタイミング&コントロール

 

f:id:ojisanno500yen:20181223212501j:plain
走りながら変身かっこいい

 

f:id:ojisanno500yen:20181223212525j:plain
はしごw

 

f:id:ojisanno500yen:20181223212545j:plain

イグアナ!

 

f:id:ojisanno500yen:20181223212605j:plain
f:id:ojisanno500yen:20181223212614j:plain

こいつは一体…?

 

f:id:ojisanno500yen:20181223212555j:plain
更に仮面ライダーウォズ!?


注目の新展開、来週が楽しみですね!

今年の振り返り&来年の目標

後1週間で今年も終わりますね。

本当に今年は公私ともにいろいろなことがありました。
今回は今年の主な出来事を1月から振り返っていきたいと思います。

【1月】
・香川で久々にあった友人の家で年越し
・すさまじい大雪でマンションの階段が坂になる

f:id:ojisanno500yen:20181223074801j:plain
・冬季恒例ディズニーランド(6年連続)

【2月】
・5年振りくらいにインフルエンザ発症
ブログ開設
・諸々熟考して退職を決意
・人生初、心療内科を受診
・大阪で同窓会

【3月】
・カメレオン・レンズの衝撃
・懇意にしていた中華料理屋、梨園営業終了(;。;)

【4月】
神宮球場で野球観戦(負け…)
・新人が来た!
・漏水事件発生
・5年振りに知人と会う
・仕事最終日

【5月】
・歓送迎会
・久々に会社の元先輩達と会う
・会社の元後輩達と会う
ipadデビュー
・人生初の猫カフェ
友達100人できるかな?』連載開始
チップチューンイベントに初参加
・ミソシタの存在を知る
・VSパークで最新の遊びに触れる

【6月】
・人生初ゲームカフェ
・学生時代お世話になった会社の社長に会う
・山口に引っ越した友人に会う
・人生初沖縄で学生時代の後輩に会う
退職日と誕生日を同時に迎える
・名古屋旅行
・パソコン新調

【7月】
・東京ドームで野球観戦(負け…)
友達100人できるかな?』完結
ポケモン映画鑑賞
・ライラの衝撃

【8月】
・専門学校時代の知人の協力により、新500円硬貨コンプ達成(笑)
コミケでミソシタグッズ買う
・六本木のジョジョ原画展へ行く
・senoコインゲット

【9月】
しまなみロマンスポルノ目前で雨天お預け(;。;)
仮面ライダージオウ 放送スタート
広島東洋カープ3連覇達成!
・自宅から花火鑑賞

【10月】
・渋谷でミソシタライブ参戦
ブログ10000PV突破
・ポルノライヴビューイング参戦
・北海道旅行
・M3売り子体験

【11月】
工場バイト開始
・箱根旅行

【12月】
・ショートストーリーシリーズ開始
・ポルノで年越し(予定)

いやぁ~濃いですねぇ~
27年間の人生の中でトップ3に入る濃さですよ。
他で候補が挙がるとすれば2003年とか2010年とか2012年ですね。

今年初めの自分は年末までにこんなにいろいろやって、生活環境も大きく変わるとは想像もつかなかったでしょうね。

個人的な今年の漢字を表すなら『立』ですかね。
本当の意味で社会的、精神的に自し、自分の目指す道へのスタートラインにてたかなというのと、いろいろな場所にち寄ったりしたので。

ブログも更新が滞る期間もありましたがなんだかんだ10ヶ月やり続けてきました。
文章を書くスピードもだんだん上がっていると感じられます。

来年の目標としては、もっと設定や世界観をつくりこみつつ語彙力、表現力をつけてそれを自然に感じさせるような上手い文章のオリジナル小説を書いて、それで賞を取りたいですね。

ともかく、自分だけが体験できる自分の人生というゲームを楽しむことを前提に、来年も邁進していきたいと思います。

 


今後も我がブログ『なんでもいいから、500円くれよ!』をよろしくお願いしますm(._.)m

ショートストーリー『青春の残り香』

 

今回は初のジャンル『恋愛小説』を書いてみました。

中々こっぱずかしい表現を多用していますし、ネタ自体もベッタベタに使い古されたありがちなやつです。

 

恋愛モノはとても難しいなぁと痛感させられましたが、良い練習になりました。

書いてよかったと思います。

 

 

ではどうぞ!

 

 

 

 

ある晴れた土曜日の昼下がり、新宿でショッピングを楽しんでいた私は、靖国通りを曙橋方面に向かって歩いていた。欲しかったお気に入りブランドの新作バッグも買えたし、そろそろランチでも食べようかなぁ…なんてことを考えていたら、後ろの方でタイヤがスリップしているような音が聞こえてきた。
振り返えると、暴走したワゴン車が私に向かって突っ込んできていて、それが不思議とスローモーションのように感じられたから私、心の中で(あ、終わった)って思ったの。実際には一瞬過ぎて何も考える余裕はなかったんだろうけどね。
車が体をはね飛ばす前に、私は横から別の何かにはね飛ばされた。歩道に乗り上げた車は雑居ビルのブロック塀に突っ込んで止まった。
周囲で感嘆と驚愕が入り交じった叫び声があがっている。何が起こっているのか理解できていない私が目を丸くしてその場にへたり込んでいると、1人の男性が近づいてきて私に手を伸ばしてきた。

「あの…大丈夫?怪我はないですか?」

男性の指は、女の私が嫉妬しそうなほど細長くて綺麗だった。そんな繊細な手を借りて、ようやく立ち上がった私は膝を擦りむいていることと、手に持っていたはずの伊勢丹の袋がどこかへ行っていることに気づいた。辺りを見回すと事故現場を行き交う人に踏み荒らされている紙袋が見え、ボロボロになって穴が開いた所から買ったばかりのバックが見える。

「ああ…新作がっ…」

こんなに周りが騒がしいのに、私は自分の楽しみが台無しになってしまったことが一番のショックだった。

「膝、擦りむいてますね…これ使ってください」

傷心の私に向かって男性は紺色のハンカチを渡してきて、それを受け取ったときに初めてまともに男性の顔をみた。

「あ、ありがとうございます…ってあれ?知樹…くん?」

「ん………?まさか、梨子…?」

それは中学時代の元彼、井上知樹だった。

本格イタリアンが食べられる喫茶店に入った私たちは、ランチを食べつつ昔話に華を咲かせている。あのまま現場にいたら、警察が来て事情聴取とかされると面倒だし時間がもったいないなと思い、大騒ぎしている間に知樹を連れて抜け出してきたのだ。

「それにしてもバッグ残念だったね」

知樹は苦笑いでコーヒーカップを揺する。

「知樹くんにひさびさに会えたから、プラスだよ」

そう言って一応はにかんでみせたけど、頭の片隅では(54000円…)と諭吉様が飛んでいくのがイメージできた。

知樹は地元の会社に就職していて、たまたま東京へ出張に来ていたんだそうだ。来週には地元へ帰るらしいけど、なにやら浮かない表情。事情を聞くと「まあ色々あってね」とはぐらかされてしまう。
私は高校を卒業してから東京の専門学校へ進学し、そのまま東京の服飾関係の会社へ就職した。私たちが付き合っていたのは中学3年の夏から卒業までの9ヶ月くらいで、卒業式の日に『高校が違うとお互いの時間が合わせづらくなるだろうから』って理由で別れた。その時に知樹は私にかっこいい約束をしてくれたんだけど、覚えてくれているかな?

「ピアノはまだ弾いてるの?」

カップを口元へ運ぶ指先を見つめながら尋ねる。知樹は幼い頃からピアノを習っていて、私を家に呼んではクラシックからJーポップまで色んな曲を演奏してくれた。

「…いや、高2で辞めたよ」

彼の目が曇った。深く聞かない方が良さそうな感じ。

「そう…なんだ。えと、ごめんね?」

「いや、いいんだよ。昔の話だからさ…あんまり上達しなくなったし、将来の役にも立たないから…ねぇ?」

その言葉が私は軽くショックだった。やっぱり約束は覚えてくれていなかったのか…。

「残念、もう一度聴きたかったな。知樹のピアノ」私はぽつりと呟く。

音楽のことはよく知らないけど、知樹には才能があったと思う。全国的なコンクールで入賞していたこともあったし、彼の演奏には感情が乗り移っていると聴く度に感じていた。
2人の間に気まずい空気が流れかけたので、私は気分を変えようと手を叩いた。

「ねえ、遊びに行こうよ。久しぶりにパーッと!」つとめて明るい笑顔を作る。

来週帰っちゃうなら、少しでも2人一緒にいたいからね。

知樹は最初遠慮していたけど「命の恩人へのお礼だから」と半ば強引に連れ回した。
買い物に付き合って貰ったり、食べ歩きしたり、映画みたり…喫茶店で話をしていた時よりも中学時代の初々しい思い出が次々と蘇ってきた。私は高校から今まで、5人の男性と付き合ったけどやっぱり知樹が一番良いと改めて思った。一緒にいて楽しいし、落ち着くし、私の全てを見てくれるというか…とにかく全ての相性が良いなって感じがする。知樹の方も、さっきよりも笑ってくれたりいっぱい話しかけてくれるようになったから、一緒にいて楽しいと思ってくれてると思う。

遊びながら、私は告白出来るチャンスを伺っていたけど、なかなか言い出すきっかけが掴めない。何度も恋愛は経験してるのに、しかも一度付き合った相手なのに…。結局夜ご飯で入った居酒屋でも随分出来上がっちゃって、もういつお開きになってもおかしくない状況だった。
知樹は腕時計を見て「そろそろ終電、大丈夫?」と訪ねてきた。ここで帰ったら駄目だぞ、私。

「…あー、そうだね。そろそろ帰ろっか」

ってバカー!

居酒屋を出て、駅へ向かう道のりをゆっくりと歩く。知樹は居酒屋で途中だった話題の残り火のような物を消化させようと必死に話しかけてくる。私はそれに合わせて頷いたり、返事したりしてたけど頭の中では(これじゃ駄目だ、ちゃんと言わなくちゃ)って気持ちでいっぱいになっていて、正攻法はもう取れそうにないなと思ったから酔った勢いに任せて大胆な行動に出ることにした。いきなり知樹の腕に手を回し、体を密着させ頭を肩によせて

「ねえ、疲れたから…ちょっと休もう?」と囁く。

「ええ?オイオイそれって…」

うろたえる知樹をお構いなしに、私の足取りは大通りを外れてホテル街へ向かっていく。

「いいからいいから、少しだけ…ね?」

頬を赤らめたにやけ面で艶っぽい声を出す。昔よりは少しくらい色っぽくなったかな?

知樹がシャワーを浴びる音が響く。先にお風呂に入った私は用意されたバスローブをまとって大きなベッドの上に正座していた。

(あーどうしよどうしよどうしよどうしよ!)

両手で覆った顔がとても熱い。勢いに任せてここへ来ちゃったけど、シャワーを浴びたもんだからちょっと酔いが覚めてしまった。でもせっかくのチャンス、逃がすわけにはいかない。そろそろ結婚したいと考えていたし、それには知樹が最もふさわしい相手だと本気で思う。地元に帰って知樹と幸せな家庭を築いている妄想が無限大に拡がっていく…。ちなみに私たちは、中学までの付き合いだったから男女の関係はない。そのせいかな?ちょっと過剰に緊張している気がするのは。

「あれ、起きてたの?疲れてるって言ってたからもう寝ちゃったかと思った」

タオルで頭を拭きながらバスローブ姿の知樹が出てきた。ここまで来て先に寝るとかありえないでしょ!って言いたくなったけど実際の私は「うん、なんか目が冴えちゃって…」と頭をポリポリ掻くだけだった。

「まあ今日いろんな事があったからね。興奮して眠れないんだろうね」

そういって知樹はバスルームへ戻っていき、今度はドライヤーの音が聞こえてきた。
私はベッドの中に入り込み、胎児みたいな格好で毛布にくるまる。心の中で覚悟を決める。絶対決めてやるって決意を固くしていく。告白のセリフを何パターンか考えていると、背中の毛布が拡がり知樹が入ってくる感覚があった。

「ごめんね。横、失礼するよ」

彼はなるべく近づかないようにしているのか、私に背を向けてベッドのギリギリ端に寄っている。どういうこと?もしかしてチェリーなの?いやそれにしては入るまでの手際は良かった…じゃあ私に魅力がないって事?そんなぁ…。

悔しくなった私は、中学の時よりずっとたくましくなった背中にそっと身を寄せた。

「おい、梨子…」

彼は首をこちらへ向けつつ身じろぐ。逃がさない様に、今度はギュッと全身を押しつけるように抱きしめる。

「……私、成長したでしょ?大人になったでしょ?」

広い背中に耳を当ててみると、かすかに心臓の鼓動が伝わる…温かい。

「ああ、凄く…魅力的になったよ」

彼は背を向けたまま、無愛想気味に答える。

「だったら!」

半ば無理矢理、憧れの背をベッドに押し倒し私はその上に乗った。

「もっと私のことちゃんと見てよ!」

まじまじと見つめ合う。吸い込まれそうな彼の目はあの頃と変わらない形をしているけど、瞳の奥にはあの頃の輝きはなく、どこか哀しげだった。勢いに任せて顔を近付け10数年ぶりの口づけを交わす。歯磨き粉のミントが香る。
何拍かの濃密な沈黙が過ぎて2人は一度離れる。知樹は顔…いやそれ以上に、目を合わせないようにしていた。口を固く結んで渋い表情をしているのをみて、とても哀しい気持ちになる。

「私たち………やりなおそう?」

でももう止まれない。自分の気持ちを最後までさらけ出したい。

「今日一緒にいて、とも君がやっぱり一番だって思った。とも君が良かったら…私仕事辞めて、地元に帰るから、一緒に暮らそうよ。私たちお似合いだよ?」

上手く伝えられる自信はないけど、あの時からのもやもやした気持ちも上乗せして、出来るだけ振り向いて貰えるように頑張った。

「ねえ?とも君はどうだったの?一緒にいて楽しかった?」

「うん…とっても、楽しかったよ。だけど…」

知樹は顔を逸らしたまま、歯切れが悪そうに口をもごもごさせている。

「ならどうして?なんで私を見てくれないの?」

もう一度キスをしようと知樹の顔を両手で抑え、唇を近付けていく。すると彼は強引に手を振りほどき、激しく起き上がったので私の馬乗り状態も解除された。

「…………………………だよ」

重い沈黙の中、知樹はボソッと何かを呟く。

「え?」聞き取れなかった私は、背ける彼の顔を必死にのぞき込む。

「…結婚してるんだよ、俺」

私の足下から、何かが崩れ去った。

「3年前に大学時代から付き合っていた人と結婚したんだ…もう子供もいる」

今度は私が彼の目を見ることが出来なくなっている。

「出張前に喧嘩したまま出てきてさ、むしゃくしゃしてたってのもあるけど…なにより久しぶりに君と会えたのが嬉しかったから、今日の昼間は魔が差したんだろうね。でもここにきて家族の顔が浮かんできてさ…やっぱりこういうのは、よくないよ」

「そんなの…言わなきゃわかんないのに」

自分が間違えていることはわかっているけど、俯いてふてくされる。

「ごめん。でも逆の立場だったとしたら、君は嫌でしょ?」

それはそうだけど…そうじゃないの。私は貴方を独り占めにしたかった。それなのに初めから居場所すら用意されていなかったなんて…それが悔しくてたまらない。

「俺たちはあの時、すれ違ったままもう戻れなくなったんだよ」

もう…もうわかったから。それ以上言わないで。壊れちゃいそう。

「…ねえ…あの時の約束、覚えてる?」

私は残された最後の疑問を聞くことにした。

「………」知樹は黙ったまま、目が泳いでいる。

「『将来ピアニストになって海外でも演奏出来るくらい上手くなったら、私を迎えにくる』って。あの約束は破るの?ずっと待ってるんだよ、知樹が迎えに来てくれるの」

「ピアノは…高2で辞めたって言っただろ」

「なんで?あんなに好きだったのに?毎日私に得意げに弾いてみせてたのに!?」

「……才能なかったからな。所詮井の中の蛙だったって事に気づいて飽きちゃっただけだよ」

「嘘…嘘よ…とも君はピアノとっても上手で、すごく楽しそうに演奏してた…あの時の顔、今も覚えてる。辞めたなんて信じられない!」

「人は変わるんだよ…梨子」

知樹は何もかもを諦めたようにかぶりを振った。

もうここにいたくない。私が知っているはずの知樹はどこか遠いところへ行ってしまった。ここにいるのは私が知らない別の誰かだ。彼と人生のレーンが交わる事はもう一生来ない。
限界を迎えた私は部屋を出て行こうと、自分の手荷物を持ってドアに向かってかけだした。

「待ってくれ!」

彼は私の右腕を強く掴む。私は「離して!」と叫びながら振りほどこうと体全体でもがいた。気持ちが全くないのに、この人はどうして私を引き留める?何度も体を揺すっていると、急に力が緩んで私は前につんのめった。
何事かと彼の方を見ると、彼は自分の腕を抑え、痛そうに震えている。

「その腕、まさか…」

私は知樹に近づく。呼吸を乱しながら腕をさすっている彼の手を取り、腕の内側を見る。手のひらサイズの手術跡がそこには残っていた。

「………………ごめん」何を言われるよりも先に、知樹は謝ってきた。

「やっぱり…『飽きた』なんで嘘だったのね。その傷のせいなのね?」

「ああ…高校の時、交通事故で両腕がぐちゃぐちゃになった。今はもう日常生活に支障はないけど、激しい運動や細かい動きは出来なくなった」

「正直に言ってくれれば良かったのに」

「言えるわけないだろ?唯一の君との約束を果たせなかったんだ。俺は情けない男だ」

「…そんなことないよ?」うなだれる彼の頭を、私はそっと包み込んだ。

落ち着いた私たちは2人並んでベッドに横になる。知樹はまだ遠慮があるのかすぐに背中を向けた。

「ねえ、もう変なコトしないからさ。背中に触れてて良い?」

今日だけだから、せめてこれだけは許して欲しい。
知樹は背を向けたまま何も言わない。私の指先が彼の背中にそっと触れる。何も言わない。腕を引き寄せる。何も言わない。ついに広い背中全てを抱きしめても、何も言わない。
その沈黙が、とても嬉しい。顔を埋めて、深い呼吸をすると男らしい良い匂いがした。
羨ましいなぁ…奥さん。こんな素敵な人と毎日一緒だなんて。どうして喧嘩なんかしたんだろう?次に大喧嘩したら今度こそ私が奪っちゃおうかな。お子さんもきっと可愛らしいんだろうなぁ…そういえば性別聞いてなかったな。地元に帰ったときに会わせてくれるかな?

…ああ、この人の家族はどんな人生を歩むのだろう。どんな幸せを築くんだろう。どんな困難を乗り越えるんだろう。私の想いはしばらく消えないと思うけど、せめてこの人達の幸せだけは願い続けよう。そしていつかは、私も誰かとその幸せを掴めるようにしよう。

 

だから今日だけは…。

 

いつの間にか、彼の背中はぐしょぐしょに濡れていた。

 


夜明け前、始発電車が出る頃に私はホテルを出た。彼に気づかれないようにこっそりと、一枚の手紙を残して。


  知樹さんへ


   こんな別れ方でごめんなさい。
  
   直接だとまともな顔で終われる自信がないから、挨拶もせず出て行くことにしました。

   思えば今日偶然会えたのは、初恋の残り香を完全に消すチャンスを、神様が与えてくれたのかも知れません。

   色々と叶わないことばかりで辛かったけど、貴方は貴方の道を歩んでいるということがよくわかりました。

   私ももう貴方の影を追うことなく、新しい人を見つけたいと思います。

   奥さんとお子さんと、末永く幸せでいてください。


   あ、私が地元に帰ったら、飲みに行くくらいはしてよね?



   じゃあサヨナラ、一番好きだった人。

                                              小倉 梨子 

【微閲覧注意】お酒にまつわるアレ

※今回の記事はやや閲覧注意です。

特に食事中の方はお控えください。

 

 

忘年会や年越し等、この時期何かと人と集まる機会って多いじゃないですか?

そして集まったら美味しい食事を楽しむと思うんです。
そういうとき飲むものと言えばそう、『お酒』ですよね。

気の置けない仲間と飲むお酒は楽しいですが、付きまとってくるのが飲み過ぎてキラキラした物を口から精製してしまう問題。
それが起こってしまうとせっかくの楽しいイベントが台無し。思い返したくないトラウマに変貌します。

僕はカルアミルク1/3杯で気持ちよく眠れるほどお酒が弱いので普段ほとんど飲むことはありませんけど、みんなで集まったときとか特別な日くらいお酒飲みたいなぁと思うときもあります。(後めちゃくちゃ疲れたときとか嫌なことがあった日とか飲みます)

そういうときは一瞬で自分のキャパを越えて高確率でキラキラした物を精製してしまうんですよね。

友達の家で忘年会をしているとき、アルコール度数3%のチューハイで催し、ダッシュでトイレに駆け込むもトイレ前の廊下で大噴射して着替えとシャワーを借りたり(すみませんでした…)

会社の先輩とダーツバーに行った帰りの路上で直前に食べたパスタがそのまま出てきたり(すみませんでした)

職場の忘年会で会計直後に催し、我慢できずに食べ終わった器にキラキラの海を作り器の容量を越えて近くにあった先輩のスマホにぶっかけたり(本当にすみませんでした)

美味しい食事を楽しんだはずのやきとん屋で突然気持ち悪くなり、あいにくトイレが使用中だったせいで食後のカウンターに大量のキラキラを残していったり(本 当 に す み ま せ ん で し た)

神は僕に酒を飲むなと言っているようです。

問題なのは「あ、来た」と思った5秒後には口いっぱいにキラキラが広がり、抑えることが出来ないところですね。もう少し我慢することが出来れば多少は平和にやり過ごすことも出来るんですがね。

まあということで、自分の体がどのくらいのアルコールを許してくれるのかを見極めることは大人として大事なことです。

 

 

ここでキラキラに関するエピソードをひとつ紹介。

5年前終電の新宿線に乗ったとき、座席の上に堂々と眠っている酔っ払いがいました。
3つ分の座席を陣取り、鞄を大事そうに抱えて幸せそうに眠っています。

新宿始発だったので最初はほとんど人がいなかったのですが、どんどん乗客は増えていきます。周りの人も(迷惑だなぁ)と思っていたことでしょう。
電車が急カーブに差し掛かり、乗客達の体が揺れます。

その時。酔っ払いの体も大きく揺すられて座席からずり落ち、3列目と4列目の席の間にある手すりにお腹を折るような形で引っかかってしまいました。

そんな事になったらもう予想はつきますよね?

酔っ払いは眠ったまま辺り一面にキラキラした物を噴出し、狭い車内を阿鼻叫喚の渦に包み込みました。
誰も近寄れずそのまま様子をうかがっていると、電車の揺れによって自分で作り出したキラキラに近づいていく酔っ払い。

最後には顔面が床に…べちゃ…っと…。

 

 

 

皆さま、お酒は適度に楽しみましょうね☆
(今日の記事は本当にお食事中の方、すみませんでした!)

ショートストーリー『深夜の公衆トイレ』

これから定期的に、いろんなジャンルの短いお話を書いてみようと思います。僕は話を考えるといつも設定を盛りすぎてだらだら長引かせてしまうので、いかに短く、面白い話が書けるかという練習がしたかったのです。

本当は昨日の晩のうちに投稿したかったのですが、いかんせん仕事が忙しく朝になってしまいました…。深夜テンションで考えたお話なので、朝から見るには若干キツイお話ですが、どうぞ読んでください。

 

また、今回のジャンルは『サスペンス』となっております。猟奇、狂気描写があるので苦手な方はご注意を。

 

 

 

都内のはずれにある某駅に、よれよれになったスーツを着た若者がいた。改札を抜け、駅の出口へ向かいながら腕時計を見る。

(やれやれ、今日も終電か…最近忙しいなぁ)

彼はため息をつく。新卒で入社した会社が秋頃から繁忙期を迎え、最近は日付をまたいで家に帰ることも増えた。彼の家は駅から徒歩約15分のところにある。いつも途中でコンビニに立ち寄り、晩飯の弁当と酒、つまみを買って晩酌をするのが毎日の楽しみだ。

そんないつもと変わらない自宅への帰り道、不意に尿意を催した彼は人気のない公園を見つけ、そこの公衆トイレで済まそうと考える。中に入ると、小便器の水洗ボタンの所に『使用禁止』の張り紙。

(仕方ない、個室でするか…)

2つの個室の内、1つは使用中だった。彼は空いている方の個室へ入り、鍵をかけて安堵の息を漏らす。ベルトを外そうと手をかけた時、隣の個室からうめき声が聴こえた。彼の手と息が止まる。隣の壁に耳を当て、様子を伺ってみると、床を踏みしめる音と、布が擦れあうような音がした。

(なんだ…?何をしている…?)

尿意はすっかり引いてしまい、代わりに隣で何が起こっているのか知りたい気持ちが抑えられなくなった。便器に足をかけ、てっぺんの縁を掴んでこっそりと隣を覗く…そこには血塗れになった半裸の女性と、床についた血痕を必死に拭き取る男がいた。女性の腹部には鋭利な刃物が突き立っており、苦悶の表情で天を仰いでいる。

彼は頭が真っ白になったが、かろうじて悲鳴は押し殺す。音を立てないようにそっと便器から降りようとしたとき、気配に気づいたのか男が顔を上げた。慌てて身を隠し、口を抑えて乱れた呼吸が漏れるのを防ぐ。心臓の高鳴りが外に漏れているような錯覚を覚える。

便座に座ったまま震えていると、隣の個室のドアが開く音がした後、こちらのドアを2回軽くノックされた。

「…すみません紙なくなっちゃったんで、そちらからひとつ貰えますか?」

物腰柔らかそうな男の声。しかし彼は沈黙を決め込む。『絶対に開けてはいけない』と本能が警鐘を鳴らしている。

「どうしたんですかー?出てこれないんですか?」隣の男はノックを繰り返す。

「どうして出てこないんですかー?」最初は軽い音だったのがだんだんと叩く強さが増して来た。

「もしかして、見ましたか?そうなんですね?出てこないということは、そういうことですね?」

こじ開けようとしているのか、取っ手を闇雲に動かし始めた。

「……おい!なんとか言えよ!見たのか⁉︎見てないのか⁉︎どっちなんだ?」

彼は悩んでいた。素直に「見た」と言ったらおそらく無事では済まないだろう。では「見てない」といえば見逃してくれるだろうか?明らかに男の態度が悪くなったことから、関わり合いになること自体避けた方が良い気がする。結局口を抑えて全身を恐怖で小刻みに震わせる事しか出来なかった。

「開けろ!開けろ!開けろ!開けろ!」取っ手だけでなく、ドア全体を殴り、蹴る衝撃が伝わる。

彼は早くこの時間が過ぎてくれる事を祈った。…どれくらい経ったのかわからないが、いつのまにかドアを叩く音が消えており、それに気づいた瞬間ホッと胸をなでおろす。しかしドアを開けて外を確認する勇気は湧かなかった。このまま朝まで待っていた方が安全かもしれない。そして朝一で警察に行こう。そうだ…そうしよう。突如降りかかった恐怖で異常に神経をすり減らしてしまったのか、彼はそのまま気を失うように眠ってしまった。

…ああ、せめてその前に天井からの気配を感じられれば良かったのに。


翌朝、公衆トイレから1人の男が出てくる。

(やれやれ助かった。見つかっていたらどうなっていた事か…)

男はそのまま、朝靄のかかる住宅街へ消えていった。

 

その日の夕方、テレビのニュースで『公衆トイレの個室から男女の刺殺死体が発見された』と報道され、警察の調べによると男性の遺体の指紋と現場に落ちていたナイフについた指紋が一致した事から、女性を強姦殺害したのち自殺した可能性が高いとの事だ。男性が勤めていた会社では長時間残業が続いており、気を病んでいたのではないかとインタビューを受けた男性の知人は語っている。

「これは現代社会が抱える闇を体現した深刻な事件ですよ!」

何も知らないテレビの出演者のコメントを聞いて、男はほくそ笑んだ。

 

さて、次はどこに行こうかな?

冬が嫌いな理由

寒い日が続いていますね。
みなさんは冬と夏、どっちが好きですか?

ちなみに僕は冬が嫌いです。
…まあ暑すぎる夏も嫌いですけど。

今回は『何故、僕は冬が嫌いなのか』という話です。

もちろん冬にも良いところはあって、好きだなぁと思う点もなくはないんですよ。
ただ冬のメリットとデメリットを挙げてみたら、良い点よりも悪い点の方が多いということがわかりました。

では冬の良いと思う所から1つづつ挙げていきましょう。

① 空気が澄んでいる
星や景色が綺麗に見えるし、イルミネーションも映えます。
あと深呼吸したときに体の中を冷たい空気が流れるのも気持ちよくて好き。

② 飯が旨い
鮮度が良くなるからか、寒さで体温が奪われて体がエネルギーを欲するからなのかはわかりませんが、とにかく冬に食べる飯は旨いです。空腹が限界に近い状態で帰宅してからぬくぬくのこたつで囲む鍋物は格別ですね。

③ イベントたくさん
クリスマス・大晦日・正月・成人式・バレンタイン等、財布の紐がゆるみがちなイベントが冬にはたくさんあります。『特別な日』を免罪符に出来るので多少高価な買い物をしても心があまり痛まず、むしろ自分へのご褒美だと思えるので幸せ指数が上がります。

④ コート着ればコーディネート大体ごまかせる
これはファッションセンスがない自分だけのメリットかも知れませんが、思考停止で最終的にコートさえ着れば下に何着てても外に出られるのは楽で良いですね。

⑤ 暖かいアイテムに触れると幸せ
周りが寒ければ寒いほど、布団やこたつが気持ちよいと感じます。外出中だとホッカイロとか自販機で買うホットコーヒーやコーンスープなんかも(ほわぁ~♡)って良い気分になりますね。
あと似た話で温泉は冬の方が絶対気持ち良い。これも温度差が関係していると思います。


以上が僕が考える冬のメリットです。
続きましてデメリットを挙げていきましょう。

① 寒い!
シンプルかつ最大の欠点。
寒いだけで外に出るのが億劫になりますからね。

② 服を着るのが面倒
メリットの方で「コートさえ着れば下は何でも良いから楽」とは書きましたが、ちょっと外に出るだけで何枚も重ね着したり、マフラーや手袋を装備する必要があるのは面倒臭いです。

 

③ 店の中は暑いのでコートが荷物に
店だけじゃなく電車の中とかもそうですね。
僕はなるべく両手を自由に使いたいのでほとんどの場合我慢するのですが、暑すぎてどうしても耐えられない時は右手にコートを抱えるしかありません。こうなるせっかくの買い物を楽しもうという気分がプチ壊しです。

④ 静電気
地味に痛いし頻発すると腹立ってきます。まあコレに関しては最近職場で金属に触れる機会が多いから静電気の被害にあう回数が増えているせいだと思いますけどね。
ドアノブに触れて \ パチッ /
手すりに触れて \ パチッ /
セーターを脱ぐときに \ パチパチパチッ /
あー鬱陶しい。

⑤ 日照時間短すぎ
最近は夕方5時過ぎたらもうまっ暗ですよ。外が暗くなっただけで1日が終わった感じがして活動する気が失せますし、ただでさえ寒いのに更に寒くなるとかほんと勘弁してくれ。
あと付け加えると日照時間が短いと洗濯物が乾きにくいし(基本部屋干しだからあんま関係ないけど)

⑥ カップ焼きそばがすぐ冷える
この前カップ焼きそば作ったときに、ソースを麺と絡めてる内にどんどん冷えていって一口目食べる頃には割と美味しくないレベルで冷え固まってしまいました。カップ麺の中で焼きそばが一番好きなのでこれは見過ごせない問題です。どなたか真冬でもカップ焼きそばを美味しく食べられる方法ご存じないですか?

⑦ 風が強いと地獄
これが一番嫌かも知れません。
どれだけ厚着してもなぜか入り込んでくる冷たい風が、服と服の隙間を抜けて体に触れる度に凍え死ぬ思いです。真夏は風が吹くと気持ちよいんだけどなぁ~。

⑧ 風邪やインフルエンザになりやすい
どれだけ気をつけてもかかるときはかかりますし、他人から伝染したり逆に自分が病気を流行らせる原因になりうるのは嫌ですね。イベントが多いので不特定多数と触れあう機会が増えるのも病気にかかりやすい要因ですね。

以上が、僕が考える冬のデメリットです。
デメリットの方が3つも多い。ちなみに夏の長所・短所も考えたのですが、

<長所>
・日照時間が長い
・洗濯物が乾きやすい
・冷たい食べ物が旨い
・屋外レジャーが楽しい
・身軽

<短所>
・暑い!
・食べ物が腐りやすい
・蚊がウザい
・夏バテや熱中症の危険性
・涼しい格好には限界がある

とそれぞれ5つでした(詳細は割愛)

なので、デメリットの数が夏より多いから『僕は冬が(夏に比べると)嫌い』であるという結論に至りました。

まあのど元過ぎれば熱さを忘れるとも言いますし、本格的に暑くなったときには「夏嫌い」って言ってるんでしょうけどね(笑)

どんな季節にも良いところはあるので悪い面ばかり考えず、良いところを全力で楽しみたいですね!

 

 


あ、雪は好き。非日常感あるから。

 

f:id:ojisanno500yen:20181219030519j:plain

今年始めの大雪に作ったピカだるま