仮面ライダージオウ 第4話感想
エグゼイド編・後編!
【あらすじ】
エグゼイドが2人を攻撃した理由は、A・エグゼイドの正体が心臓病で入院中の少年の父親で、ドナーを求めて人々を襲っている事を知っており、止めさせて少年のそばにいて生きる希望を与えて欲しいと説得するためだった。
ツクヨミの話により「倒すべき相手だけど助けなければならない気持ちもある」ということを教えられたソウゴは、永夢との和解に成功しエグゼイドのライドウォッチを受け取る。
そして過去の世界で仮面ライダージオウ・エグゼイドアーマーに変身してA・エグゼイドを倒し、過去の永夢にブランクのライドウォッチを渡して現代へ帰った。
【感想】
2話の悪夢再びなんですが、話がめっちゃ解り辛い!
自分の理解力が乏しいせいかもしれませんが3回以上見返してやっと「ああ、こういう事か」と話が飲み込めるようになるのは非常に疲れる。
タイムトラベルモノの宿命ですがいろんな時間を行ったり来たりするのであれこれ現代だっけ?それとも過去なんだっけ?と錯乱することが多いです。現代でも過去でも同じ人達が出てくるのが解り辛さに拍車をかけている。
過去が改変されてレジェンドライダーの記憶が塗り変わる設定もタイムトラベルあるあるだと思うけど、残ってる記憶が都合良いなぁと感じる。
今回で言うと、永夢は過去でA・エグゼイドに力を奪われたことで自身のライダーに関する記憶を無くしてしまったハズなのに、現代で普通にゲームエリアに入ってA・エグゼイドの説得に動いている所とかですね。ライダーじゃなければあんなバケモノまともに相手しようとか思わないだろ。
アナザーライダーが出現すれば記憶が消え、倒せば記憶が戻るって設定なのは理解出来ますが、そんなにころころ記憶が書き換わったら自分が今何をやってるのかわけが解らなくなって自分だったら発狂すると思う。
後、ソウゴ関連はイマイチな要素が多い。相変わらず王様になりたいと言い続けるけどその理由を話さないし誰も聞かない。ブランクのライドウォッチをどこから入手しているのか描写がない。魔王の力で無限生成が可能だとか想像は出来ますが、それならそれで1シーンでも入れてくれれば溜飲が下がるんですけどね。
もう一つ書かせて貰うと、現代でソウゴがレジェンドライダーから受け取ったウォッチの力で新しいアーマーをまとい、過去に行って敵を倒して事件を解決した後、持っていたブランクウォッチをレジェンドライダーに渡してそれが現代でレジェンドウォッチになり、ソウゴの手に渡るというお決まりっぽい流れも、タイムトラベルモノらしくて良いとは思うのですが『じゃあ最初にブランクウォッチを渡したのは誰?本編のソウゴより少し未来のソウゴって事?だとすれば本編の時点で事件が解決してなきゃおかしいよね?だって事件は未来の時点で解決してるなら、その時間軸上の過去にいる現在の世界でアナザーライダーは暴れ回ってないんじゃないの』と考え始めると頭がこんがらがってくる。自分でも何言ってるかよくわかんねぇし。
今回割と酷な感想になってる気がしますが、嫌いな作品というわけではないです。むしろタイムトラベル自体は好きなネタですし、複雑ということはそれだけ考察しがいのある作品という事なので、これからも楽しみにしていますよ。
【気になったところ】
どんな手術なのか見てみたい。
ってことは2016年から2年間集め続けてたの!?子供よく生き残ってたな…。
なぜだろう、釘宮ボイスが聴こえる。
永夢(ファッ!?)
永夢(やべえ、なんて返そう………)
天才ゲーマーMの脳内では恋愛シミュレーションの如く選択肢が表示されているのだろう。
しばしの沈黙の末、選んだ選択肢がこれだ。
超無難。
双肩のガシャットすげぇ邪魔そう
ゲーマーMの血が騒ぐぜ!
エグゼイド風カットイン演出!
ってアレ?
え!?
ええ!!?
それで攻撃するんかーい!
これには天才ゲーマーも苦笑い
当たり前のようにクジゴジ堂に置いてある謎オブジェ
【まとめ】
やはり下山さんの脚本の魅力は「そう来るの!?」という意外性抜群なカオスシナリオにあると思うので、カットインを攻撃に使うなんて脚本はこの人ならではだなぁと思った。
だからこそシリアスなストーリーと作風が合わないのでは?と正直思ってしまう。
もしかしたらコメディ作家のイメージが強い下山さんが、ギャグ以外も書いてみようと努力している作品が今作なのかもしれない。
仮面ライダージオウを通して、作家としての成長も注目したいですね。
そして来週は…
フォーゼ…
キターーーーー!!!
まあ弦太朗はとっくに卒業してるからこの後ろ姿は99%別人なんでしょうけどね。
そして草加雅人(生きとったんかワレ!)
乾のたっくんも!!
レジェンド続々登場で来週もジオウから目が離せませんね!