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ポルノグラフィティへの想いを本気出して書いてみる PART4

僕とポルノの歴史振り返りの続きです。前回の記事はこちら↓

500yenojisan.hatenablog.com

 

予定ではこの記事で10周年から現在までちゃちゃっと駆け抜けるつもりだったのですが、現代に近づくにつれて記憶が鮮明になるので、文量が増えすぎちゃいました(笑)

このまま2019年まで続けるととんでもないことになりそうなので、15年目の2013年を一区切りとして、次回で完結させようと思います。

 

“話したいことが両手いっぱいに溢れてる”

 

というやつですね!

 

≪僕とポルノ 中編≫


【2009年】
2月末、10th LIVE CIRCUIT“ロイヤルストレートフラッシュ”広島公演に大阪在住の友人と参戦した姉は、帰宅するなり開口一番叫んだ。

「おい、ポルノのライブやべぇぞ!!」

姉にとって、これがポルノの初ライブだった。

「スクリーンに歴代の曲が赤字で流れてるのが格好良すぎるし、オープニングから今宵、月が見えずともの流れに総毛立ったし、床がなんかもうずっとドゥンドゥンしてて立ってるのか飛んでるのかようわからんかったけど、めちゃくちゃ楽しかった!!楽しすぎてライブ終わって放心したせいで新幹線終電逃したからタクシー使っちまったわ!」

ライブの余熱をそのまま土産にしたように、ちょっとやそっとじゃ止まらないマシンガントークを展開してくる。姉はその勢いでラバッパーになり、その後会報で東京ロマンスポルノ'09の開催告知を見てエントリーし無事当選。

9月、ポルノはデビュー10周年記念の翌日にこの胸を、愛を射よをリリース

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前作の今宵、月が見えずともが良かったのでハードルが上がったせいだろうか、アレンジは壮大だけど、10周年を記念するシングルにしてはちょっと弱いな~と思った。あとカップリングの『ダイヤモンド』を聴いて「なんだこのダサさは!?」と驚愕した。

“キャンパスの食堂のパァスタァ!
 茹で足りずパサついてマァシタァ!
 でも黙ってそれを頬張りィマシタァ~”

………。

この曲は現在でもトップクラスに苦手。

この頃、姉に「東京でポルノがライブするんやけど、いかん?」と誘われる。
元々彼氏と行く予定だったが、別れた(爆)ので一緒に行く相手がいなくなり、急遽僕を連れて行こうと考えたのだ。

この時の自分はライブ童貞だった。
(友人のバンドがライブハウスでやってるヤツは何回か行ったことあるけど)

ポルノならそれなりに曲も知ってるし、ロイスー後の姉の興奮を見ていたのでライブに対する興味もあった。それに岡山県の田舎者にとっては縁遠い世界である大都会・東京に行けるというのは魅力的だと思い快諾する。

この時は“あのライブ”がどれほど大きな価値を持つモノか、よくわかっていなかった。


次のシングルアニマロッサがブリーチのΟPテーマになる。

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ポルノでは名曲揃いのカタカナタイトル、胸愛がバラードだったから(きっと)テンション高め、しかも今宵、月が見えずともが劇場版ブリーチの主題歌だった事もあり、ブリーチ繋がりということで期待値はかなり高かった。
それなのに“チュ~ルッ チュッチュ チュ~ル”ってお前…CIAOちゅ~るかよ(当時はない)全体的な雰囲気はおおむね満足だったので非常に惜しかった。 

 
あとPVの昭仁の肌が黒すぎて松崎しげるかと思った。

アニマロッサ発売から3日後、東京ドームにて“東京ロマンスポルノ'09 ~愛と青春の日々~”開催。

ポルノの10周年をお祝いするスペシャルライブ。初東京ドーム・1日のみ・映像化予定なしという超貴重なこのライブが初参戦だったのは、今考えると非常に幸運だし、姉の元彼には感謝している(笑)

席はライト側2階スタンドで、ステージが遠すぎてポルノの2人が豆粒のようにみえた。

ライブが始まって、僕は自分が所詮にわかだったことを知る。

これまでそれなりにポルノの曲は聴いていたつもりだったが、あまり覚えがない曲が結構あった。それに初めてのライブで長時間立ちっぱなしがしんどくて、中盤のバラードゾーンで所々意識が飛んでしまった。
しかし『ビタースイート』『ライン』『Light and Shadow』『惑星キミ』『ナイトトレイン』等、このライブをきっかけに好きになった曲は結構増えた。
アンコールで新曲として披露された『タイトル未定(現・瞳の奥をのぞかせて)』が、バイオリンの妖しげなメロディと色っぽい歌詞で“まさしくポルノ”って感じの曲だと思った。
『ジレンマ』で自分の左前にいた女性ファンが異様なほどクネクネしながら聴いていたのが妙に頭に残っている。
『アゲハ蝶』『Century Lovers』『ミュージック・アワー』『ハネウマライダー等、おなじみのパフォーマンスがある定番曲はもちろん楽しかった。
公演後の生声で昭仁が「お前らを離さんけぇ!」と叫んでいたのが印象深い。

わからない曲もあったけど、TVやCDでは伝わりきらない彼らのパワーは確かに感じ「機会があればまた行きたいな」と思えるとても良い経験になったライブだった。

時が経ち、ポルノの全曲を覚えてその魅力にハマればハマるほど、このライブの貴重さを思い知り『クソにわかの状態で参戦してしまった』当時の自分を責めたくなる。“神と神”ではその気持ちを胸に参戦し、文字通り神の前で懺悔するつもりである。


【2010年】
東京ドームで初披露された瞳の奥をのぞかせてが発売される。

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このシングルはカップリングの『Rainbow』含めて結構気に入り、久々にヒットするかと思ったけど、現実は当時の売り上げ枚数のワーストを記録してしまう。この時期ぐらいから、僕はポルノの新曲が出る度にCD売り上げ記録が気になって欠かさずチェックするようになっていた。
そしてハネウマライダーがポルノにとって最後の20万枚越えシングルで、あなここ以降のシングルでは10万枚を越えたのは今宵のみ(14万7千枚)というデータを知り「いつかまたハネウマくらい売れて皆の話題になるような凄い曲を出して欲しいな」という淡い期待が芽生えていた。

3月24日に8thアルバム『∠TRIGGER』が発売される。このアルバムは個人的に最も思い出深い一枚。 

∠TRIGGER (初回生産限定盤)(DVD付)

∠TRIGGER (初回生産限定盤)(DVD付)

 

 
なぜかというと発売から約1週間後に神戸で独り暮らしを初め、寂しさを紛らわせるために四六時中飽きもせず聞き返したメロディ達だからである。今でも三ノ宮や新神戸周辺を歩くとアルバム収録曲が脳内再生され、当時体験した様々な記憶が蘇る。

深夜、ベッドに横たわり耳にそっと手を当ててじっくり聴くこのアルバムは収録曲のダークさもあってとても心地良いものだった。特に『ロスト』はその制作経緯もあってしばらくはイントロが流れると鳥肌が立ち

“忘れたくはない消え去って欲しくない
 だから今ここで歌に代える
 あと何年経っても僕の中に
 深く深く留めておくよ”

の部分で号泣していた。

脳内にこの曲のイメージ映像が出来上がっており、いつか具現化したい。

別学科の女子に(割と熱烈な)ポルノファンがいて、自分以上にポルノを聴いている人は姉以外で初めてだったので嬉しかった。学校に通い始めて間もなく、その女子から11th LIVE CIRCUIT“∠TARGET”の姫路公演に誘われるが、断ってしまう(超バカ)。理由は完全に忘れたけど、たぶん自分がまだ女子という生き物に対して抵抗があったせいだと思う。工業高校生の童貞力舐めんな。

まあその後なんやかんやあって、その女子と付き合うことになるのだが約1ヶ月で破局
しかも自分の誕生日にデートに誘ったけどドタキャンされてその3日後に電話でフラれるというポルノの失恋曲でもそうそうないであろう酷いオチかます

閑話休題。8月26日に“∠TARGET”広島公演があり、姉に誘われ参戦。
会場のふくやま芸術文化ホールリーデンローズは、自分が幼稚園の時に音楽発表会とかで行ったことがあった。席は1階の上手端で、東京ドームと違いステージがめちゃめちゃ近くて驚いた。晴一のギターを弾く指使いがひとつひとつはっきりとわかるほどだった。

ライブ前、当時やってたmixi(懐い…)の日記にセトリ予想を書いていたが、この記事を書くに当たって見返してみると、とてもツッコミどころ満載なのであえてここで晒そう。

 

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わかる人にはわかる、にわか丸出しのクソセトリ。
∠TRIGGERのツアーなのに他アルバムの曲多過ぎだし、グラビティじゃなくて『グラヴィティ』だし、あえて『ホール』をチョイスするセンスが謎だし、24曲中シングル7曲って少なすぎるし、センラバ・ネガポジ・ジレンマに挟まれたロストってどんなテンションで聴けばええねん。

まあ自分にとって一個前のライブが東京ロマンスポルノだから、そのノリで選出しただけだろうけど。


10月に『君は100%』が発売。

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「タイトル史上最高にだせぇw」と思ったけど、ノリは結構嫌いじゃなくサビも割とキャッチーだったので購入。

実はこれが初めて自分の金で買ったポルノのCDだ。

今まで実家で姉のおこぼれを授かる乞食リスナーだった自分が、独り暮らしをはじめてようやく自分でCDを買うようになったのだ。

歌詞が爽やかすぎて「若手バンドっぽいなー」と思っていた。進学塾のCMで流れてそう。あと最後のファルセットはあまり好きじゃない。
カップリングの『煙』はめちゃくちゃ気に入った。歌詞のシニカルさも曲調も好き。ただしラストのドラムが加速していくアレンジはちょっと苦手。

ゲリローンはまじで数えるほどしか聴いていない。


【2011年】
3月、初の月9主題歌として『EXIT』をリリース

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サビのはじまりが、当時震災の影響で頻繁にCM放映し全国民を洗脳した公共広告機構の『あいさつの魔法』を彷彿とさせ
“狭い出口に
 楽しい仲間が
 ぽぽぽぽーん”
と組み合わせるネタがマイブームだった。


9月11日、つま恋ロマンスポルノ'11~ポルノ丸~”開催。再び姉に誘われこれで3度目のライブ参戦。
このライブは初めての野外で、天候・セトリ・演出・その他全てが高評価で、自分が参戦した中でもトップクラスに好きなライブである。


東京ロマンスポルノを反省して全曲満遍なく聞き込んだおかげで、最初から最後まで楽しむことが出来たし『Sheep~song of teenage love soldier~』『狼』『空想科学少年』といった個人的にお気に入りだった曲が聴けた事や、センラバ以降の定番てんこもりの胸熱展開は最高に盛り上がった。
後、このライブで聴いたワンモアタイム『∠RECEIVER』をきっかけに、僕のポルノに対する意識が変わったと思う。

それまではノリの良さや昭仁の声、晴一の難解な歌詞など、ポルノグラフィティという作品だけを楽しんでいたのが、更に奥深く、彼らの人間性や考え方そのものに魅力を感じるようになった。

ちなみに日焼け止めを塗っていたはずなのに、顔面や首筋が真っ赤に焼け皮膚がボロボロになって痛かった。


ライブから10日後の9月21日、現在のポルノに繋がるエポック的作品ワンモアタイムがリリース。

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個人的にこの曲はドハマりで、カフェイレで先行公開された時から発売が待ち遠しかった。
2008年ごろから渇望していた『あの頃の衝撃』がついに来たと思った。
曲・歌詞・アレンジ全てにおいて文句のつけようがなく「震災を通して昭仁が考え抜いた末に出来た」という経緯も熱い。
ポルノの応援曲って「哀しいときは哀しんで良い。君が落ち着くまでそばにいるよ」的な曲が多い気がするけど、この曲は「うるせェ!!!いこう!(どんっ!)」的なしぼんだ心を無理矢理引っ張り上げてくれるような強烈なエナジーを感じる。

サビもめちゃキャッチーだし「さすがにこれは売れるやろ!」と毎週ウキウキでヒットチャートを追いかけたけど結果はなんとポルノのシングルで初めて5万枚を割り、当時の最低売り上げを更新。

つま恋でこの曲を聴いていた人たちはどこに行ってしまったのか。

ワンモアタイムの評価として良く見たのが「なんかポルノっぽくない」というやつ。
ポルノ新時代の幕開けとなった曲だからこそ『いままで』と『これから』でファンが二分してしまったのだろう。
個人的には新しい路線を確立できたのは正解だと思う。ポルノグラフィティというバンドが今日まで活動して来れたのは、この新機軸に進めたことでさらなる進化への足がかりになったと考えるから。

でももうちょっと売れて欲しかった…。最低でもアニマロッサ(7万2千枚)は超えて欲しかった。ぶっちゃけタイアップするならスッキリのテーマよりも車のCMのほうが似合ってたと思う。

10月下旬、既に『気の合う友達』の関係になった元カノとよりを戻したくて、クリスマスに開催予定だった幕張ロマンスポルノへ誘ってみた。そいつは『Hard days,Holy Night』が好きだったので、クリスマス公演なら演奏される確率が高いだろうと思ったのだ。
誘ったその日は快くOKしてくれたが、2週間ぐらいして「ごめんやっぱ無理になった」と断られてしまい、テンションだだ下がりで自分も幕張ロマポル参戦を断念。

翌年にDVD販売され、購入して観賞したときにその神演出・神セトリぶりに行かなかったことを死ぬほど後悔した。


シングルで初めてのウィンターソング『ゆきのいろ』が11月に発売。

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個人的にこれまでのシングルの中でぶっちぎりに地味であり、脳内再生すると胸愛とごっちゃになる。あと“進んでゆけるぅ~”が“進んでユンケルゥ~”と聞こえてしまう。 

【第2類医薬品】ユンケル黄帝液 30mL×10

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カップリングの『生まれた街』は独特のノリと詩の世界観がロストとカブる所があって結構好きだった。


【2012年】
『2012Spark』が、実写映画『逆転裁判』の主題歌になる。

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サビを聴いたとき「このメロディ、ロストのラストだ」とすぐにわかった。
この繋がりのおかげでいつかライブでロスト→2012Spark(アコースティックでサビ始まり)の粋な演出をしてくれることを期待してしまう。
まさに火花を思わせるスリリングなサウンド。曲調にマッチした現代を強く生きようとする歌詞、大サビの「リルスパー!」が上手く歌えたときの気持ちよさなど、結構好きな曲ではあるが“スペーク…スペーク…スペーク…スペーク…”はちょっとダサい…。でも全体的には熱くて男らしい良い曲だと思う。

3月下旬に9thアルバム『PANORAMA PORNO』が発売。 

PANORAMA PORNO(初回生産限定盤)(DVD付)

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 その頃は就職を機に東京へと引っ越した直後で、仕事が始まったばかりで慌ただしかったのと金欠だったので1ヶ月我慢して4月末に購入。


前作の『∠TRIGGER』以上の気合いを感じたアルバムで『メジャー』『FLAG』『素敵すぎてしまった』『カシオペヤの後悔』は結構気に入ってヘビロテした。
ただ、1曲1曲のパンチが凄い分アルバムとしてのまとまりは薄く(コンセプト通りだけど)あまりアルバムを通して聴くことはなかった。あと、アレンジや歌詞に所々苦手な部分があった。
『電光石火』“やーきつけたーい(ヤキツケタイ…)”“疾風雷神、恋のマジック爆発的な?”とか『星球』月月火水木金金とか…続きの“あなたがたゆたえるほどのテンポで時計の針は緩めておいた”は妙に好きなんだけどね(笑)

7月から12th LIVE CIRCUIT“PANORAMA×42”が開始したけど社会人1年目だったから予定が上手く作れなくて参戦できず…。

9月に『カゲボウシ』が発売される。

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曲自体は嫌いじゃないけど「シングルにしてはちょっと地味すぎやせんか?」と思っていた。カップリングやアルバムの1曲だったら心に沁みる、温かいバラードの名曲というポジションになれたけど、カップリングの『ルーズ』『やがて哀しきロックンロール』の方がインパクトが強くてシングル向きだったと思う。

あえてもう一度言うけど、曲自体は本当に嫌いじゃなくて昭仁の優しい歌い方に成長を感じるし、卒業式とかで合唱されたら涙腺崩壊しそう。


【2013年】
3月『瞬く星の下で』発売。 

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マギのΟPテーマだったけど、アニメタイアップにしてはイマイチ盛り上がりにくい。
編曲は2011年以降いろいろと試してたのが成熟しつつある感じで、ヘッドホンで聴くと細かい好きな箇所はいくつかあるんだけど、肝心のメロディ、特にサビが縦でも横でもノリ辛く、かといって落ち着いて聴くわけでもないし手拍子が合うわけでも無い。どういうテンションで聴けば良いのか戸惑う曲。

PVの紙吹雪がドサーッ!!ってなるやつ、シュレッダーゴミを廃棄場に出したとき下にいたらこんな感じになるだろうなと言うことで『ゴミ吹雪』と勝手に呼んでいた。

カップリングの『極上ランディング』『むかいあわせ』はとても気に入った。
どっちもライブ映えすると思うけど、未だに演奏されていないのは勿体ない。神vs神に期待。


9月『青春花道』発売。

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デビューから15年目に突入し、来年のアニバーサリーに向けて動き始めたポルノが最初に放り込んできたこの曲。彼らの青春だった80年代をモチーフにしているが、ジャケット・PV含めて「完全にギャグ」初めて見た時はこれでもかというほど大爆笑した。
曲自体はとてもキャッチーで、2番のTVゲームっぽいアレンジが好きだったりするけど『瞬く星の下で』からの急激すぎる路線変更に少々戸惑った。

10月『東京デスティニー』発売。

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80年代シリーズ第2弾。こちらは大人っぽい雰囲気だがPVは相変わらずギャグ。
サビはヨコふりが合うと思うんだけど、ライブで自分以外やってるの見たことない。

しかしなぜ青春花道と東京デスティニーは別けて発売されたんだろう。
80年代というコンセプトで共通させたのなら、ダブルフェイスにするかどっちかをカップリング扱いにして1枚にまとめて『エピキュリアン』『ダリア』を次のシングルにして欲しかった。「80年代風で連続リリースします!」って宣言したほうがプロモーションしやすかったんだろうけど、東京デスティニーの時は「またこのノリ続けるの?」というややスベってる感はぶっちゃけあった。

11月に歴代シングルを全て収録したベストアルバム『ALL TIME SINGLES』が発売。

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これが20万枚を越える売り上げを記録したのは嬉しかった。ポルノを聴いてみたいと思っていた人がこんなにいたんだと思った。
新曲のひとひらも聴き応え抜群の良曲で、胸愛あたりからあった壮大なバラードの系譜がついに完成形をむかえ、晴一の作曲能力の成長を感じた。

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12月から13th LIVE CIRCUIT“ラヴ・E・メール・フロム・1999”開催。
北海道公演に現在の彼女と参戦。(自力でチケットを取ったのはこれが初めて)
彼女はメリッサ~m-CABIまでは割とガチ目のファンだったらしいが、Winding Roadの初回盤2種売り(付属のブックレットの結末だけ違った)がショックで聴かなくなったそうだ。このライブは懐かしい曲とシングルが多かったので連れて行って正解だったと思う。
ラックのうねうねするスポットライトと音のない森の始まり方、そしてルーズが良かったと言っていた。

 

3人時代の曲と現在の曲を並べて評価されるのは、聴き続けた自分からするととても喜ばしいことだった。

ということで今回はここまでにして、次回15周年から現在までを振り返れたらいいなと思います。

 

 

 

“See you next time...”