仮面ライダージオウ 第12話感想
仮面ライダージオウ・鎧武アーマー登場!
【あらすじ】
もう一人のソウゴの正体は、ヘルヘイムに飛ばされたゲイツを救う作戦を現在のソウゴに伝えるため、3日後の未来からやって来ていた。現在のソウゴは3日後のソウゴが指示した場所で葛葉紘汰と出会い、鎧武ウォッチとコダマスイカアームズを渡される。
しかし、ゲイツ救出を快く思わないウォズと、ジオウの邪魔をしたいタイムジャッカーの利害が一致、両者の策略によりせっかく手に入れた鎧武ウォッチをスウォルツに奪われ、コダマと共にヘルヘイムに転送されてしまう。だがそれを含めて3日後ソウゴの作戦だった。彼はヘルヘイムに鎧武ウォッチとコダマスイカアームズを送ることでゲイツと連絡が取れるようにし「俺が魔王になるのを止めるんだろ」と発破をかける事が真の目的だった。
そのメッセージにより必ず戻る決意を新たにしたゲイツは、ヘルヘイムの空間に裂け目を見つけ、駆紋戒斗から「あそこにバイクで突っ込めば出られるかもな」とアドバイスされ、運命を変える覚悟を示すため裂け目に向かって全速力で突入。ゲイツの思いに呼応するように鎧武ウォッチからもエネルギーが放出。その甲斐あって裂け目を突き破り現実の世界に戻ってくることに成功し、鎧武ウォッチを現在のソウゴに渡す。
2013年では3日後のソウゴ、2018年では現在のソウゴがそれぞれの時代でアナザー鎧武と対峙。仮面ライダージオウ・鎧武アーマーへ同時変身しアナザー鎧武を倒してヘルヘイムに閉じ込められた人々は救出された。
一度は出て行ったゲイツだが、打倒ジオウの為、近くにいた方が良いと判断し再びクジゴジ堂に帰ってきた。
【感想】
今回の話は惜しかったですね…。
ギャグ要素や話の組み立て自体は今までで最高クラスに面白かったのですが、やはり根本にある設定の矛盾が気になってイマイチ世界観に入り込めません。
ゲイツを救出するために鎧武ウォッチをヘルヘイムに送り込み、それのおかげで戻ってくることが出来たんですが、ジオウに鎧武ウォッチを渡しちゃうんですよね。
ゲイツの目的はジオウがパワーアップしてオーマジオウになることを阻止する事のはずなのに、パワーアップを助長するような行動を何故とるのか。
そもそもヘルヘイムから脱出する手段が単純すぎる。裂け目にバイクで突っ込むだけって…
そんな簡単なことで良いなら戒斗は何故最初「出る方法は無い」とか言ってたんでしょうか。前編の時点で早々に裂け目を登場させ、一度脱出に失敗させて今のゲイツでは迷いが有り力も足りないから脱出できない、だから鎧武ウォッチの力と打倒ジオウの覚悟を固くすることで脱出に成功するという流れを組めば多少のカタルシスも生まれると思うのです。
そしてゲイツがクジゴジ堂に戻ってきましたがこれもちょっと早すぎると思いますね。
監視するくらいならさっさと倒せば良いじゃ無いですか。普段のソウゴは隙だらけですよ。
似たような人間関係として龍騎の城戸真司と秋山蓮がありましたが、あれは蓮が『ライダーの数が少なくなってから真司を倒したほうが都合が良い』という目的があったので一緒にいた理由もわかります。しかしソウゴとゲイツの関係はそれと似て非なるモノとなっています。
真司と蓮は同じ土俵の下で戦うことを運命づけられた2人であるのに対し、ソウゴとゲイツは最悪の未来を阻止するため一方的に倒すべき相手でありそこにルールや制約は何もありません。馴れ合うつもりも無いなら早いとこ寝首を掻くか、やはり出て行った方が人間関係としては正常ではないかと感じます。
まだオーマジオウになったわけでは無いから倒せないって?覚悟が足りねぇなぁ!
【気になったところ】
ブチ切れウォズ&ツクヨミ
あの場で変身しなければ良かったのでは…
この距離でよく会話成り立つな
ツクヨミちゃん今日はよく怒るね
やたら情報量の多いジェスチャー、これも自分自身だからなせる技か
頭を抱えるツクヨミちゃん
いや出る方法無いって言ってたやんけ
蟹の足みてぇな肩だな
細切れにしてやるぜー!
ズッパァン!
それ輪切り…
鶏肉の件すっかり忘れてた
次のレジェンドは…
ゴースト、天空寺タケル!
そして門矢士も!
ゲイツが既にゴーストウォッチ持っていたのでまさかゴースト回があるとは思いませんでした。そして門矢士が出てきたということは来週以降は平成1期ライダーが続々登場すると思って良いのでしょうか。
次回も楽しみですね!