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日記・好きな事の考察や感想・オリジナル小説等を書いていきます。

【若者よ】せーんきょせんきょ、あかるいせんきょ♪【選挙に行こう】

今回は“選挙・政治”というちょっとお堅いテーマになっています。

 

堅苦しいのは嫌いなので、なるべくゆるめな記事になるようがんばります(笑)
何故こんな内容を書くかというと「世の中変えたきゃ選挙いくしかねぇ」
と思ったからです。

世の中に不満があるけど選挙には行ってない人は是非最後まで読んでください。

 


その考え、変えてやりますよ。 

 


<選挙、投票率低すぎ問題>

 

というわけで、皆さんは選挙のときちゃんと投票にいってますか?
まあ選挙ってぶっちゃけ面倒臭いですよね…僕もそう思います。

平成29年10月の衆議院総選挙では全体投票率53.68%、平成28年7月の参議院通常選挙では全体投票率54.70%と、選挙権を保有している国民の半数近くが投票に行っていないことがわかります。

www.soumu.go.jp詳しいデータは総務省ホームページを参照ください。

とくに若年層の投票率は35%前後と、若者の政治に対する関心はとても低いことがわかります。

 


<なんで投票に行かないのか>

なぜ、人は投票に行かないのか。その理由をザッと挙げてみると

・仕事やプライベートが忙しく投票に行く暇がない
・立候補者自身のこと、その人のマニフェストを詳しく知らない
・自分1人投票しなかったところで大した影響はないと思っている
・誰が当選してもどうせ世の中変わらないから行っても意味ない
・老人有利な政策を考える政治家ばかり。数が少ない若者は勝負にならない
・そんなことより明日のご飯や趣味について考えたい
・そもそもめんどくさいしどうでも良い

他にもいろいろな考えがあるとは思いますが、おおむねこんな感じではないでしょうか。
僕も昨年までそんな感じで、選挙権を有してから3年くらいは投票すら行かず、行くようになっても誰に投票すればいいのかよくわからないし、大して影響ねーだろと思ってたので無記名投票で済ませてきました。

しかし、最近になって「選挙はやはりいくべきだ」と考えるようになり(理由は後述)先月初めて真面目な気持ちで投票に行きました。

まあ投票は目を閉じて適当に指さした候補者にしたんですけどね。
だってよくわかんねーし。

 


<現行の選挙システムの欠陥>

真面目な気持ちで選挙に目を向けたからこそわかったのですが、今の選挙システムってめっちゃわかりづらいんですよ。

まず立候補者が多すぎてそれぞれの主張を把握するのも時間かかるし、マニフェストがある人はまだマシだけど、当選したらどんな活動をしてくれるのか全然わからない肩書きだけ立派な候補者もいる。

加えて個人的な勉強不足もありますが今社会で何が問題なのか、どのように世の中が動いたらみんなが満足できる暮らしになるのか具体的に知らないから、自分の1票を誰に捧げれば生活が向上するのかわからないんですよね。

現代の人々はインスタントな反応に慣れすぎてしまい、思考する回数が増えることを苦手としています。企業広告のような派手なフォント、目を引くキャッチコピー、爽やかな笑顔の写真で構成された選挙ポスターが並んでいるだけでは、違いもイマイチわからないし、調べるのも面倒臭い「じゃあ選挙にいかないか、行っても一番有名な人に投票する」という考えになってしまうのも当然です。

 


<“良い世の中”の定義>

自分がこうなったら良いなと思う世の中は

・税金減らして欲しい
・労働時間は短く、単価は高くなって欲しい
・多様な生き方が今以上に許される世の中
・立場を問わず全ての人が平等に賞賛と罰を受ける
・年金制度の改正
・新卒・若手教育重視の社会体制の見直し

なんてことを考えたり、世間でよく目にするのが

・育児・保育施設の充実
介護施設バリアフリーの充実
・上記に関係する従業員の待遇の向上
・誰でも質の高い教育が受けられるシステム
ブラック企業の駆逐
・恋愛の自由化
・男女平等()
・NHK撲滅()
・いじめ撲滅()

などなど、年齢・性別・立場によって主張することは様々です。
人によって“良い世の中”の定義がバラバラだからこそ、どこかで妥協しなきゃいけないし、マイノリティは不遇を強いられがちです。

 


<多様性により産まれた弊害>

いわゆる『ゆとり・さとり世代』と定義される20~30代前半の人々は、それまでの時代を生きてきた人たちとはかなり違う価値観・思考を持っている人が多いです。

まあ前の時代の人たちが用意したシステムで育てられた我々が、学校を卒業したとたんに古い制度が残る社会に放り出されて「これだからゆとりは…」って呆れられるのは最高に滑稽だなと思いますね。

ゆとり教育に加えて、21世紀以降の世の中は娯楽の多様化が進み、それぞれが求める理想の暮らしが細分化してきました。これに加えて少子化で若者の数が減り、ただでさえ少ない若年層の票が1カ所に集まりづらくなり、結局誰の願望も叶わない。叶わないから選挙に行かない、選挙に行かないから良くならないという負の連鎖に陥ります。

 


<投票する人を決める基準>

人はよく知らない何かを選ばなければならないとき、何を基準に決めるのか。
大体の人が『知名度』『雰囲気』『ビジュアル』『肩書き』『所属』
この辺りをヒントに選択していると思いますが、こんな選び方をしていてはいつまでも本当に社会が良くなることはありません。

僕だってそりゃその辺の里芋みたいな女と橋本環奈が並んでたら100%橋本環奈を選びますよ。例え里芋がめっちゃ良いこと言ってて、ハシカンが自分を奴隷にしようと考えていたとしてもハシカンを選んでしまいますよ。

でも選んでるときは「公正公平な判断で選択した」と思いがちなんですよね、人は。
無意識に見た目や雰囲気という曖昧なモノに判断を左右されて、真の主張、自分が求める答えに届いていないことに気づくことは難しいです。

 


<選挙に行った方が良い理由>

そんな若者にとっては苦しい選挙制度ですが、今の生活を良くしたいと思うなら投票にいくしかありません。

なぜなら、自分の意見を社会へ伝えて、世の中を変えるための唯一の手段だから。

今の社会制度に不満がある人はツイッターでしょーもない愚痴を呟く暇があったら、自分の理想の生活を叶えてくれそうな政治家を探して、その人が当選できるようにいろいろ頭使った方がマシです。

普通に暮らしていると気づきにくいですが、今自分たちが暮らしている環境って昔の民衆の意見を政治家達が叶え続けてきた結果なんですよ。政治家と一般人は住む世界が違うと思いがちですが全くそんな事はなく、民衆の意見を集めて反映させるのが政治家の仕事なので、実質我々国民が世の中を動かしていると言っても良いです。

まあ投票によって何かを決めるというのは、最善の方法ではないです。例えば51対49で決定した場合、半数近くの人の希望が叶っていない世の中になるわけですから。誰かが得をすれば誰かが損をする。それが現代の社会の仕組みです。ある程度は仕方ないんです。

でもずっと同じ政治家が続くわけでもないんです。定期的に解散して、また選挙してくれます。だから自分の理想が叶うまで支持する政治家と共に何度でも闘えば良いんです。

目の前の結果に一喜一憂して、どうせ駄目だからと諦めてるからいつまで経ってもあなたの生活は良くならないんです。少しづつでいいから良い方向に持って行けるように長い目を持つことが大事です。

で、少しづつ変えるためには「どの人なら自分の理想を叶えてくれるだろう」ほんのちょっとだけでも政治に関心を向ける必要があります。僕は今回初めて真面目な気持ちで投票に行ったので誰に投票すればよくわからなかったのですが、何度も参加することでどんな政治家がどんな考えを持っているかが見えてくると思います。

若い人は大体こうだと思うんですよ「よくわからないから参加しない」

最初はわからなくて良いんです。だって最初なんだから仕方ない。でも参加しないと何もわかりません。だから最初は適当で良いから選挙に行きましょう。そんで変な奴当選させて、失敗して反省しましょう。定期的に選挙があるから多少変な奴が当選しても数年後には修正できます。

とにかく、何度も言うけど自分の生活良くしたいなら選挙に行きましょう。

<今の選挙はここが駄目>

ただ、やっぱり現行の選挙制度前時代的で欠陥だらけだとは思うので
ここからは『こうなれば良いのに』という改善案を書いていきます。

僕が思う選挙の問題点は
・候補者多すぎ
選挙カーうるさい
・演説ほとんど誰も聞いてない
マニフェスト以外の要素で票が集まりがち

この辺りなんですが1つずつ解説しますね。

【候補者多過ぎ】
商品を選ぶときもそうですが3種類の品物から1つ選ぶのと、10種類の品物から1つ選ぶんだったら、3種類のほうが考えることが減るので楽ですよね。
現代人は判断力・思考力の低下が著しいので、現行の立候補者が何十人もいるような選挙だと看板を見ただけで嫌になります。
その結果、候補者が主張していることに目を向けず知名度や所属、見た目など表面上の要素だけで判断してしまいがちです。
数が多いというのはそれだけ沢山の意志を持つ政治家がいて、選択の自由があって喜ばしいことですが、結局投票によって何人かは落選するのだから、国民の目に触れる前にある程度ふるいにかけておいても問題ないと思います。

選挙カーうるさい】
一応選挙カーが活動できる時間帯は決められていますけど、24時間活動している現代社会において、日中だから問題ないとかそういう考えはもう古いと思います。
自分みたいに夜勤明けで日中に寝る人間や、お昼寝が必要な乳幼児を抱える奥様など、昼間だからってバカでかい音で街中走り回られたら迷惑千万です。
「選挙ってうるさいな~」ってネガティブなイメージしかつきません。

【演説ほとんど誰も聞いてない】
駅前や商店街で必死こいて街頭演説をする政治家を見かけますが、冴えないストリートミュージシャンレベルで立ち止まって話を聞いてる人なんてほとんどいません。
仮にめちゃくちゃ良いこと言ってたとしても、街に出てる人は大概何かしらの予定が合って外に出ている訳だから、演説を見かけて立ち止まってウンウン聞くほど暇じゃないです。通りすがりの人の足を止めさせるには島田紳助並のトーク術が必要です。はたしてその域の政治家はどれくらいいるでしょうか?

マニフェスト以外の要素で票が集まりがち】
これは前項から何度も書いているんですが、選挙ポスターってぱっと見て目に入ってくる情報の優先度が
① 顔
② 名前
③ キャッチコピー
④ 所属
⑤ 具体的なマニフェスト(ほとんどない)
だいたいこの順番だと思うんですよ。社会を良くするという政治の本質からすると、①~④の要素って必要ないですよね。無所属でも小規模な政党でも素晴らしい考えを持った政治家はいるかも知れないのに、有名だからとか、なんとなく知ってるからとかそういう浅い考えで票が集まって結局なにも変えられないか、一部の人だけが得し続けるという政治体制が現代社です。

 


<将来の選挙はこうなるべし>

以上の問題点を踏まえた令和的選挙スタイルを提案します。

もちろん、今までの選挙方法に慣れ親しんだ中高年の人々は急に制度が変わるとそれはそれで困ると思うので、古い制度も残してて良いとは思うのですが、若い世代向けの選挙スタイルもあってよいはずです。

SNS・メールアドレスに選挙情報を強制表示する】
ある程度の差はありますが現代人でオンラインで情報を取得していない人はほぼいません。
あらゆるツールで選挙の通知をバラまき、人目に触れる機会を増やします。
究極はその通知上にチェックボックスをおいて、ワンプッシュで投票完了できるくらいになれば現代人にはありがたいですね。


「そんな安易に投票できるようになって大丈夫?」と心配されるかも知れませんが投票されないよりは100倍マシです。ていうか適当で良いです。だって定期的に選挙は行われるのだから、適当な選挙で変な人が当選しても後からいくらでもやり直しがききます。


目先の失敗なんてどうでもいいから、一般人に政治に興味を持ってもらって、自分たちの選択で世の中は変えられるということを浸透させて行くべきです。

Youtubeで演説動画を出す】
これは既に行っている政治家も多いですが、政治・政党に関心があってわざわざ検索しないと動画の存在を知ることすら出来ないんじゃ意味がありません。
こちらも各種SNSで広告のように強制表示させて、1人でも多くの人に動画を見て貰えるようにします。

【情報をマニフェストだけに絞る】
そもそもなんで選挙するかというと、現在の社会システムに改善する余地があるからですよね?例えば「労働環境改善」を望む人は「労働環境改善」をマニフェストにしている政治家を支持したいと思うでしょう。でも今の選挙方法だとマニフェストに行き着く前に目に入るいらない情報が多すぎます。
『どこの』『誰が』は一旦置いといて、純粋な思想だけを認知できる方法が良いです。

この3点ですね。
選挙カー・街頭演説は撤廃して良いです。
演説したけりゃ講堂でも借りてそこで堂々と発言なさってください。
聞きたい人は自分の意志で勝手に集まりますから。

ただし、ここまでやってそれでもめんどくさがって投票しないのは、もはやその人が愚か者です。マジで社会制度について不平不満を口にする資格ないです。

 


<オススメの本と最後に>

選挙・政治について関心を持って、もっと知りたいと思った方は
池上彰『政治のことよくわからないまま社会人になった人へ』がオススメです。

政治のことよくわからないまま社会人になった人へ【第4版】

政治のことよくわからないまま社会人になった人へ【第4版】

 

政治・選挙の仕組みが中学生でも理解できるようなわかりやすい文章でまとめてあります。


最後に、自分の生活に不満があるなら、それを改善する手段として政治を有効活用しましょう。何度も言いますが、わからなかったり間違えたりして良いんです。やってくうちに見えてきますから。そしていきなり100%の改善は不可能だと受け入れてください。人それぞれ理想とする社会がありますから、ある程度譲り合う寛容な精神が必要です。

1票では何も変わらないかも知れないけど、その1票で変わることもある。
0と1では大違いです。

若者たちよ、選挙に参加しましょう。
理想的な世の中を長い目で手に入れていきましょう。

 


というわけで、最後まで読んでくださりありがとうございました。

ポルノグラフィティへの想いを本気出して書いてみる PART5

今回で最終回となるポルノの愛を語るコーナー。
15年目から現在までを振り返っていきます。

前パートを見ていない方は↓こちらからどうぞ↓

10年目まで↓500yenojisan.hatenablog.com

 

15年目まで↓
500yenojisan.hatenablog.com

 

≪僕とポルノ 後編≫

【2014年】
3月にLEMF1999静岡公演に今度は姉と参戦。
そこで9月に神戸と横浜でロマンスポルノ'14開催を告知され狂喜乱舞。

ポルノ熱が高まっていたので月末にニコニコ動画ポルノグラフィティの歴史を振り返る動画を投稿。再生数はギリギリ1000超える程度だったが、少ないながらも高評価を貰えたので嬉しかった(色々アレなのでリンクはしません)

9月、15周年記念&“3さいシリーズ第一弾”として『俺たちのセレブレーション』をリリース。

www.youtube.com


おもちゃ箱をひっくり返したようなはちゃめちゃで楽しげな曲調で、テンションは割とあがるんだけど青春花道あたりから続いているおふざけ路線をまだ引きずっており「今後はネタ要素強めのバンドとしてやっていくのかな」と言う心配はあった。

PVも曲調通りの楽しい作りになっていた。

神戸・横浜ロマンスポルノ'14~惑ワ不ノ森~開催目前にニコニコ動画でシングル曲のライブ演奏回数ランキングを投稿。この調査によりランキング上位だった『Mugen』『アゲハ蝶』『ハネウマライダー』『ネオメロドラマティック』『メリッサ』『サウダージ』『ミュージック・アワー神7と認定。逆に不遇すぎる『痛い立ち位置』の立ち位置に泣く。

歴史を振り返る動画より3倍以上再生され、マイリスも100近く行ってくれたのは嬉しかった。20周年に全曲版もやるつもりだったけど最近ツイッターで簡易的にまとめてくれた方がいたのでお蔵入りに。もう演出を凝る時代じゃないんだなと感じた。

この調査をしたせいで優遇・不遇の存在が浮き彫りになり、しばらくセトリになにかとケチをつけるカスになってしまう。

9月21日“横浜ロマンスポルノ'14~惑ワ不ノ森~”に姉と参戦。
個人的に評価が難しいライブで痛い立ち位置』『デッサン#1』といったレア曲が聴けたのと『アポロ』『アゲハ蝶』『ROLLの演出はとても良かった。それとブラスアレンジ自体が好きなのでブラス隊とコラボしたことも高評価。

しかし直近のライブと被っている曲が多く、定番や最近の曲はまあ良いとしても2010年以降で演奏された曲はもう少し減らして欲しかった。


『アポロ』(LEMF1999)
『リンク』(∠TARGET)
今宵、月が見えずとも』(幕張)
『Prease say yes,yes,yes』(つま恋)
『グッバイサマー』(つま恋)
『黄昏ロマンス』(つま恋)
『PRISON MANSION』(幕張)
『アゲハ蝶』(LEMF1999)
『ROLL』(つま恋)
NaNaNaサマーガール』(つま恋)
『Sheep~Song of teenage love soldier~』(つま恋)
この胸を、愛を射よ』(∠TARGET)←別の意味で不満
サウダージ』(LEMF1999)
『メリッサ』(LEMF1999)
ワンモアタイム』(PANORAMA×42)
ミュージック・アワー』(LEMF1999)
ハネウマライダー』(LEMF1999)
『青春花道』(LEMF1999)
『Mugen』(LEMF1999)
『ジレンマ』(LEMF1999)


セットリスト28曲中20曲が2010年以降演奏済みって…まあなに演奏しても楽しいっちゃ楽しいし、ポルノチームが本気出して考えて作ってくれたライブに対してあまりとやかく言うのも良くないよなとは思うけど、せめて後3曲くらいはマイナーどころに枠をさいても良かったのでは…?

メドレーもあまり好きじゃなくてこの胸を、愛を射よ』『PRIME』『Jazz up』はフルで聴きたかったし、その他4曲はメドレーになってでも聴きたいかと言われたらそうでもないし、本編で「グッバイサマーしましょうよ!」と言った癖に「夏気分復活!?」って夏女を演る意味が分からなかった。

あと演奏回数ランキングで知ってしまったが故に気になってしまう事で、神7はド定番で否応にも盛り上がる人気曲たちなのはわかるけど、毎度演奏されても「またこれか」って聴き飽きちゃう(贅沢な意見なのは自覚している)ので、1度のライブで3~4曲くらいあれば充分だと思ってた。
実際、幕張ロマンスポルノでは7曲中2曲(しかもアレンジVer.)しかないのに充分盛り上がるセトリが組めていたわけだし。

まあ恐らくALL TIME SINGLESとLEMF1999で新規に入ってきたファン向けに組んだセトリだったんだろうけど。


惑ワ不のアンコールで初披露された『ワン・ウーマン・ショー~甘い幻~』が11月に発売。

www.youtube.com
この曲は個人的にワースト1位で、愚痴だけで1記事かける自信があるが、そんなの書いても楽しくないので割愛。
このシングルの評価点は昭仁の歌い方に成長を感じることとカップリングに『みんなのカープが入ってるってことくらい。


【2015年】
昨年から続いていた3さいシリーズのトリ「うたいんさい」として『オー!リバル』がリリース。

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名探偵コナンの劇場版主題歌にもなり、映画も観に行った。
ジョジョ1・2部のエンディングかよってくらい美味しい使われ方してた。

今更言うまでもなく良曲で、世間的にもポルノの名前を久しぶりに聴くようになった。今の10代ファンはこの曲から入ってきた人が多いんじゃないかな。

最初「曲は良いのに、タイトルふざけたなぁw」と思ったけど『ライバル』でも『リバル』でも『オーリバル』でもなんかしっくりこないので結局『オー!リバル』というタイトルが最良だったと今は思う。

昭仁と晴一がたくさん出てくる独特な演出のPVは、斬新と言えば聞こえは良いけどそろそろシンプルに格好良いPV作ってくれねーかなと思ってた。

カップリングの『デザイア』はエロい熱気が伝わって来るので好き。

8月に3さいシリーズをまとめた10thアルバムRHINOCEROS発売。 

RHINOCEROS(初回生産限定盤)(DVD付)

RHINOCEROS(初回生産限定盤)(DVD付)

 

3さいからのRHINOCEROS=サイという若干のおふざけ要素を残したこのアルバムは、2人体制になってからの最高傑作といえる名盤。
最も思い入れが強いのは『∠TRIGGER』だけど、お気に入り曲はこっちのほうが多い。
『ANGRY BIRD』『バベルの風』『AGAIN』『ミステーロ』が特に好きで「これだよぉ~こういうの待ってたんだよぉ~」と老舗中華料理屋でシンプルな中華そばを頷きながら旨そうに啜るような気分で聴きまくった。

翌月から14th LIVE CIRCUIT“The dice are cast”開催。
日本語で『賽は投げられた』という意味のツアータイトル。パッと聞きはめちゃ格好いいのに3さい→サイ→賽という連想ゲームのような発想はやっぱふざけてるよなぁ(笑)嫌いじゃないけど。

広島公演と横浜追加公演に参戦。好きだった瞳の奥をのぞかせてがとんでもねーアレンジになって帰ってきて驚いた。「こっちのほうが“ききんさい”じゃねーか」ってなった。
ただ“UNFADED”の感想でも書いたけど演出が全体的に期待していたものと異なり、15周年を境にライブスタッフも世代交代したのかと思った。これは良い悪いの問題ではなく感性の違いなので「ポルノチームのセンスが自分と少し合わなくなってきたのかな」とうら寂しい気持ちになった。


【2016年】
『THE DAY』がアニメ『僕のヒーローアカデミア』のΟPテーマになる。

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ワンモアタイム以来の文句なしに格好良いと思えたシングルで、イントロで爆発させたエネルギーの勢いそのままに最後まで駆け抜けるロケットのような曲。特に2番Bメロ~Cメロが文字通りノンストップでカラオケで歌うのもとてもしんどい(笑)

カップリングの『ルーシーに微熱』のイントロがなぜか『ズダダン!キン肉マンを彷彿とさせてフフッてなった。

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9月に“横浜ロマンスポルノ'16~THE WAY~”開催。2日目に彼女と参戦。
冒頭の音響トラブルを現地で目撃し、リアルに「ええぇ~~~!?」と言った。
CDで聴いたときは特に何も思わなかった『My wedding song』がその映像も相まって感極まってしまった。こういうライブで印象が変わる曲があると新しい発見が出来ていいよね。

ダンサーや楽器隊等のゲスト無し、ステージセンターでアコースティック始まり、定番曲のロックンロールアレンジ、LEDブレスレットの演出など今までのロマポルのイメージを覆すような、様々な実験要素を感じるライブだった。

この大胆な変更はダイキャス同様に「思ってたのと違う」という違和感が凄くて、楽しかったよ?いや、おおむね楽しかったんだけどね…「なんかさ~そうじゃないんだよなぁ~」というもやもやした感覚が自分の中で拭えなかった。

ライブに対する個人的な考え方として『日常を忘れさせてくれるつかのまの幻想』というのがあって、1曲目はライブの世界観に一気に引き込むような強い曲が良いと思っていて、今回は始まりから5曲目までアコースティックアレンジと徐行運転とも言うべきゆるやかな立ち上がりで「いつになったら盛り上がるんだ…?」というもどかしさがあった。
アコースティック後に始まった『敵はどこだ?』が仮に1曲目だったら従来通りの楽しみ方が出来たんじゃないかなと思う。実際には6曲目だったのでそのせいか今までのロマポルよりセトリが少なくなってしまったような感覚になり、物足りないという気持ちが生まれる。

神7のハネウマライダー』『サウダージ』『アゲハ蝶』『Mugen』がアレンジ枠になっていて定番所にも変化をつけようという意気込みが伝わるが、やるにしても数が多すぎると思う。新規ファンは通常アレンジで聴きたいと思うだろうし、何度も聴いてるオールドファンは「まあ真新しさはあるけど、これやるくらいなら普段聴けないようなもっとレアな曲を披露して欲しい」という感想になると思う。少なくとも自分はそうなった。

『オー!リバル』あたりから曲に関しての不満は減ったけど、今度はライブでの不完全燃焼が目立つようになってきた。

映像化した時に歌詞違いバージョンの『LiAR』がちゃんと収録されていた。昔のやつでも(ワンウェイチケットとか)入れて欲しいと思ってたのでこれは嬉しかった。

11月に11年振りの両A面シングル『LiAR/真っ白な灰になるまで、燃やし尽くせ』発売。

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表題の2曲も良かったけどカップリングの『Part time love affair』が聴き応え抜群で、とても気に入る。しっとりした曲調なのに地味すぎずかといってシングルを邪魔するほど派手でもなく、いい加減のアレンジ具合で何度聴いても飽きないまさに『ゆっくりと浸かる半身浴』のような曲だった。


【2017年】
9月、再び両A面シングル『キング&クイーン/Montage』発売。

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キンクイはギフト系統の究極進化のようなさわやか応援歌で、早朝に聴くと「今日も1日がんばろ」って気分になり、Montageは音の断片を切り貼りしたような、まさに『モンタージュ』というタイトル通りの面白い曲で、聴けば聴くほど新しい発見がある奥深さが魅力。

この2曲のPVは久々に「まともにPVっぽい」と思った。
実は2009年のアニマロッサあたりから感じていたのだけど、一部例外を除いてポルノ2人がスタジオで演奏するだけのシンプルな低予算っぽい作りだったり「プロモーションする気ある?」と疑問に思うような謎センスに包まれたPVが大半だったので、映像作品としても完成度が高い今回のPVは両方とも気に入った。

10月に11thアルバム『BUTTERFLY EFFECT』発売。 

BUTTERFLY EFFECT(初回生産限定盤)(DVD付)

BUTTERFLY EFFECT(初回生産限定盤)(DVD付)

 

 

正直このアルバムはあまりハマれなかった。決して微妙というわけではなく、むしろクオリティは高いと思うし『Fade away』『MICROWAVE』等好きな曲もある。だけど全体的に「なんかポルノっぽくない」と感じてしまった。(個人の感想です)

2011年のワンモアタイムで離れてしまった人たちと同じ感想を自分が抱いたのはちょっとゾッする。

晴一がギターを弾き、昭仁が歌えばそれだけでポルノグラフィティのはずなんだけど、このアルバムには形容しがたい違和感があった。ほとんどの曲が別のアーティストが歌ってそうな、逆に言えば別のアーティストの曲を集めてポルノがカバーしたって感じがして「どこが」とは具体的に言えないけど、とにかく今までのポルノとは違う、なんとも言えない心地の悪いモヤモヤした気持ちになった。

この頃は仕事関係で疲れ果てて精神的に余裕がなく、さらに最近のライブへの不満も重なっていたので15th LIVE CIRCUIT“BUTTERFLY EFFECT”は参戦せず。

円盤を購入して視聴した時に『ワールド☆サタデーグラフティ』『ダリア』『ハート』『月飼い』『Rainbow』とアルバムツアーと思えぬレア曲たっぷりで、行かなかったことを幕張ロマポルぶりに死ぬほど後悔した。


【2018年】
3月1日、姉からしまなみロマンスポルノ'18開催決定の吉報が届く。
LEMF1999の頃から「いつか広島で凱旋ロマンスポルノをやって欲しい」と思っていたので狂喜乱舞した。

金曜ナイトドラマホリデイラブ』の主題歌になった『カメレオン・レンズ』が3月21日にリリース。

www.youtube.com


ワンモアタイムやTHE DAYとは違う意味で衝撃を受けた曲で、今までのポルノにはない新しい一面を見た。BUTTERFLY EFFECTではそれが嫌な違和感として出てしまったけど、この曲は「ちゃんとポルノだ」と思った。もはや何を持って『ポルノグラフィティ』を定義しているのかよくわからないが、19年も活動していてまだこんなに驚ける曲が作れるのかと素直に尊敬する。

5月10日、しまなみロマポルのチケットを姉がまとめてエントリーすると言うので『いつ行くか』の選択を迫られる。正直広島はめちゃくちゃ遠い。予算的にも時間的にも1日分いくだけで精一杯。彼女と相談した末に僕たちは2日目の9月8日を選択した。

6月7日、退職直前の長期休暇で沖縄を訪れた際に『ポルノがポケモンの映画主題歌を担当』のニュースをみる。

 

6月30日

このツイートが割とたくさん反応されてビビる。ツイッター上で色んな世代のポルノファンがいると言うことを知ったのもこの頃。

7月16日、水の都の守り神以来、実に17年振りに映画館で「夏は、ポケモン!」する。
普通にしっかり練られたストーリーで感動した。

映画観賞から8日後の7月24日に『ブレス』フラゲ

www.youtube.com


カメレオン・レンズが不倫ドラマの主題歌だったから大人の色気をムンムンと感じるどエロい雰囲気だったのに対し、ブレスは一変して爽やかな風を感じるような心洗われる応援歌でやっぱ振り幅すげぇなと思った。2番Bメロの

“気分次第でいこう
 未来はただそこにあって
 君のこと待ってる
 小難しい条件つけたりはしない
 迎えにも来ないけど”

「気持ちのままに生きてて良いけど、望む未来へは自分から向かっていかないと辿り着くことはないよ」と言う教訓めいたこの部分が好き。
『ブレス』カップリングの『海月』も良かったけどそれ以上に『ライラ』インパクトがもの凄かった。何故だろうこういうネタ曲は個人的に嫌いそうなのにめちゃめちゃハマってブレス以上に聴き込んでしまった。

“ライララライララライララライライライライライ!
ライララライララライララライライライライライ!
ライララライララライララライライライライライ!
ライララライララライララライライライライライ!”

控え目に言って狂っとる(褒め言葉)

BUTTERFLY EFFECTで抱いてしまった「なんか違う」という気持ち悪い感覚はすっかり抜け、
2018年に出た曲は全て当たり、ロマポルは西日本豪雨の影響で開催そのものが危ぶまれながらも「ポルノが被災地に勇気を与えるためには歌しかない」いうことで開催を決意し、さらにライブ収益を災害の復興支援金として全額寄付するイケメン対応振りを見て「ポルノってええバンドやな~」と思った。

開催に向けて着実に準備が進み、カラオケ大会やフードエリアなんかのいつものライブではあまりないようなお祭り要素や協賛企業が続々と増えていき、みんなでポルノグラフィティの20年目のスタートを応援しよう、そして西日本豪雨で被災した方達に少しでも元気を届けたいいう熱い想いは日を追う毎に高まっていった。

そして9月7・8日“しまなみロマンスポルノ'18~Deep Breath~”開催。

尾道市では9月頭から雨が降り続いており、両日参戦予定で1日目を終えた姉は
「雨の野外ライブがこんなに過酷だとは思わなかった。残念だけど2日目はライビュに切り替える」と発言。

自分以上にガチファンの姉が根を上げるライブとは、どんな修羅場なのだろうと生唾を飲んだ。

9月8日、始発の新幹線で東京を出発し、11時前に新尾道駅に到着。強い雨が降り続く中、会場までの臨時直通シャトルバスの順番待ちでバスステーションは長蛇の列になっていた。

自分は11時半から12時半のチケットを購入しており、気長に待っていたが一向に列が進む気配がない。雨だから時間がかかっているのだろうか、開会までに会場につけるかな?そんなことを考えていたとき、1台のシャトルバスがステーション内に入ってきた。

ようやく列が動き出す。そう思った僕は安堵の表情を浮かべたが、どうも様子がおかしい。

バスから人が続々出てくる。その後スタッフの号令を聞いた人たちが列を乱し駅に戻りはじめた。

なんだ?何が起こった?列の後ろの方だった僕はスタッフの声が良く聞こえなかった。
駅に戻ろうとしていた中年女性に「どうなったんですか?」と声をかける。

「避難勧告でイベント中止ですって」

それを聞いたとき、僕の中で何かが崩れる感じがした。
怒りとも悲しみとも違う、やり場のないもやもやが胸の中でくすぶる。

なぜせめて1日目に参戦しなかったのだろうという後悔の念も生まれる。

開催前までにあれだけ高まりきった熱を、雨が全て洗い流すという理不尽で冷たい結末。

グッズエリアだけしばらく解放すると言うことで、会場にいってグッズを購入して周辺を散策して雰囲気だけしこたま楽しんだ。

このライブ中止後の対応で多くのファンがチケットの払い戻しをせず、そのまま復興支援金にあてて欲しいと希望したり、ライビュやアリーナツアーの開催、新曲の発表など積極的な活動で埋め合わせしようとしてくれるポルノチーム。お互いの優しさに感動した僕は『ポルノグラフィティ』を今まで以上に応援したいと思うようになり、9月13日に彼女と共にラバッパーになる。

そして『Zombies are standing out』『フラワー』という対照的な2つの配信シングルをリリースした後、16th LIVE CIRCUIT“UNFADED”開催。多くの興奮と衝撃と感動を各地に撒いて現在にいたる。





以上が、僕が触れてきたポルノの歴史です。
いや~長過ぎっしょ(笑)最後まで読んだアナタは偉いです。ありがとうございます。

こうして振り返ると『いつから、どこからファン』なのかがよくわからなくなりますね。

・曲を聴いて自然に受け入れた2000年のサウダージからなのか
・興味を持って聴き始めた2005年のネオメロドラマティックからなのか
・思い入れの深い2010年の∠TRIGGERからなのか
・初めて自分でCDを買った君は100%からなのか
・衝撃を受けた2011年のワンモアタイムからなのか
つま恋ロマンスポルノで体験した感動からなのか
・しまなみロマンスポルノを経てファンクラブ会員になってからなのか

結局、僕はいつからファンなんでしょうね?ツイッター「この曲で一発で聴き惚れました!」みたいな書き込みをよく見るんですが、あの感覚がイマイチよく解らないんですよ。

ただ「今、僕はポルノグラフィティが好き」ということは胸を張って言える事実ですね。

特に新情報とかが出ていないこの時期に、大々的に振り返ることが出来て良かったです。
これで~神vs神~に真っ向から立ち向かえるかなと思います。

今回で『ポルノへの想いを本気出して書いてみる』のコーナーは終了になり、また普通のブログに戻りますが、いつか感想や歌詞解釈なんかでポルノ愛を見せる日が来ると思います。その時は見てくれると嬉しいです。



最後まで読んでくれてありがとうございましたm(_ _)m

ポルノグラフィティへの想いを本気出して書いてみる PART4

僕とポルノの歴史振り返りの続きです。前回の記事はこちら↓

500yenojisan.hatenablog.com

 

予定ではこの記事で10周年から現在までちゃちゃっと駆け抜けるつもりだったのですが、現代に近づくにつれて記憶が鮮明になるので、文量が増えすぎちゃいました(笑)

このまま2019年まで続けるととんでもないことになりそうなので、15年目の2013年を一区切りとして、次回で完結させようと思います。

 

“話したいことが両手いっぱいに溢れてる”

 

というやつですね!

 

≪僕とポルノ 中編≫


【2009年】
2月末、10th LIVE CIRCUIT“ロイヤルストレートフラッシュ”広島公演に大阪在住の友人と参戦した姉は、帰宅するなり開口一番叫んだ。

「おい、ポルノのライブやべぇぞ!!」

姉にとって、これがポルノの初ライブだった。

「スクリーンに歴代の曲が赤字で流れてるのが格好良すぎるし、オープニングから今宵、月が見えずともの流れに総毛立ったし、床がなんかもうずっとドゥンドゥンしてて立ってるのか飛んでるのかようわからんかったけど、めちゃくちゃ楽しかった!!楽しすぎてライブ終わって放心したせいで新幹線終電逃したからタクシー使っちまったわ!」

ライブの余熱をそのまま土産にしたように、ちょっとやそっとじゃ止まらないマシンガントークを展開してくる。姉はその勢いでラバッパーになり、その後会報で東京ロマンスポルノ'09の開催告知を見てエントリーし無事当選。

9月、ポルノはデビュー10周年記念の翌日にこの胸を、愛を射よをリリース

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前作の今宵、月が見えずともが良かったのでハードルが上がったせいだろうか、アレンジは壮大だけど、10周年を記念するシングルにしてはちょっと弱いな~と思った。あとカップリングの『ダイヤモンド』を聴いて「なんだこのダサさは!?」と驚愕した。

“キャンパスの食堂のパァスタァ!
 茹で足りずパサついてマァシタァ!
 でも黙ってそれを頬張りィマシタァ~”

………。

この曲は現在でもトップクラスに苦手。

この頃、姉に「東京でポルノがライブするんやけど、いかん?」と誘われる。
元々彼氏と行く予定だったが、別れた(爆)ので一緒に行く相手がいなくなり、急遽僕を連れて行こうと考えたのだ。

この時の自分はライブ童貞だった。
(友人のバンドがライブハウスでやってるヤツは何回か行ったことあるけど)

ポルノならそれなりに曲も知ってるし、ロイスー後の姉の興奮を見ていたのでライブに対する興味もあった。それに岡山県の田舎者にとっては縁遠い世界である大都会・東京に行けるというのは魅力的だと思い快諾する。

この時は“あのライブ”がどれほど大きな価値を持つモノか、よくわかっていなかった。


次のシングルアニマロッサがブリーチのΟPテーマになる。

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ポルノでは名曲揃いのカタカナタイトル、胸愛がバラードだったから(きっと)テンション高め、しかも今宵、月が見えずともが劇場版ブリーチの主題歌だった事もあり、ブリーチ繋がりということで期待値はかなり高かった。
それなのに“チュ~ルッ チュッチュ チュ~ル”ってお前…CIAOちゅ~るかよ(当時はない)全体的な雰囲気はおおむね満足だったので非常に惜しかった。 

 
あとPVの昭仁の肌が黒すぎて松崎しげるかと思った。

アニマロッサ発売から3日後、東京ドームにて“東京ロマンスポルノ'09 ~愛と青春の日々~”開催。

ポルノの10周年をお祝いするスペシャルライブ。初東京ドーム・1日のみ・映像化予定なしという超貴重なこのライブが初参戦だったのは、今考えると非常に幸運だし、姉の元彼には感謝している(笑)

席はライト側2階スタンドで、ステージが遠すぎてポルノの2人が豆粒のようにみえた。

ライブが始まって、僕は自分が所詮にわかだったことを知る。

これまでそれなりにポルノの曲は聴いていたつもりだったが、あまり覚えがない曲が結構あった。それに初めてのライブで長時間立ちっぱなしがしんどくて、中盤のバラードゾーンで所々意識が飛んでしまった。
しかし『ビタースイート』『ライン』『Light and Shadow』『惑星キミ』『ナイトトレイン』等、このライブをきっかけに好きになった曲は結構増えた。
アンコールで新曲として披露された『タイトル未定(現・瞳の奥をのぞかせて)』が、バイオリンの妖しげなメロディと色っぽい歌詞で“まさしくポルノ”って感じの曲だと思った。
『ジレンマ』で自分の左前にいた女性ファンが異様なほどクネクネしながら聴いていたのが妙に頭に残っている。
『アゲハ蝶』『Century Lovers』『ミュージック・アワー』『ハネウマライダー等、おなじみのパフォーマンスがある定番曲はもちろん楽しかった。
公演後の生声で昭仁が「お前らを離さんけぇ!」と叫んでいたのが印象深い。

わからない曲もあったけど、TVやCDでは伝わりきらない彼らのパワーは確かに感じ「機会があればまた行きたいな」と思えるとても良い経験になったライブだった。

時が経ち、ポルノの全曲を覚えてその魅力にハマればハマるほど、このライブの貴重さを思い知り『クソにわかの状態で参戦してしまった』当時の自分を責めたくなる。“神と神”ではその気持ちを胸に参戦し、文字通り神の前で懺悔するつもりである。


【2010年】
東京ドームで初披露された瞳の奥をのぞかせてが発売される。

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このシングルはカップリングの『Rainbow』含めて結構気に入り、久々にヒットするかと思ったけど、現実は当時の売り上げ枚数のワーストを記録してしまう。この時期ぐらいから、僕はポルノの新曲が出る度にCD売り上げ記録が気になって欠かさずチェックするようになっていた。
そしてハネウマライダーがポルノにとって最後の20万枚越えシングルで、あなここ以降のシングルでは10万枚を越えたのは今宵のみ(14万7千枚)というデータを知り「いつかまたハネウマくらい売れて皆の話題になるような凄い曲を出して欲しいな」という淡い期待が芽生えていた。

3月24日に8thアルバム『∠TRIGGER』が発売される。このアルバムは個人的に最も思い出深い一枚。 

∠TRIGGER (初回生産限定盤)(DVD付)

∠TRIGGER (初回生産限定盤)(DVD付)

 

 
なぜかというと発売から約1週間後に神戸で独り暮らしを初め、寂しさを紛らわせるために四六時中飽きもせず聞き返したメロディ達だからである。今でも三ノ宮や新神戸周辺を歩くとアルバム収録曲が脳内再生され、当時体験した様々な記憶が蘇る。

深夜、ベッドに横たわり耳にそっと手を当ててじっくり聴くこのアルバムは収録曲のダークさもあってとても心地良いものだった。特に『ロスト』はその制作経緯もあってしばらくはイントロが流れると鳥肌が立ち

“忘れたくはない消え去って欲しくない
 だから今ここで歌に代える
 あと何年経っても僕の中に
 深く深く留めておくよ”

の部分で号泣していた。

脳内にこの曲のイメージ映像が出来上がっており、いつか具現化したい。

別学科の女子に(割と熱烈な)ポルノファンがいて、自分以上にポルノを聴いている人は姉以外で初めてだったので嬉しかった。学校に通い始めて間もなく、その女子から11th LIVE CIRCUIT“∠TARGET”の姫路公演に誘われるが、断ってしまう(超バカ)。理由は完全に忘れたけど、たぶん自分がまだ女子という生き物に対して抵抗があったせいだと思う。工業高校生の童貞力舐めんな。

まあその後なんやかんやあって、その女子と付き合うことになるのだが約1ヶ月で破局
しかも自分の誕生日にデートに誘ったけどドタキャンされてその3日後に電話でフラれるというポルノの失恋曲でもそうそうないであろう酷いオチかます

閑話休題。8月26日に“∠TARGET”広島公演があり、姉に誘われ参戦。
会場のふくやま芸術文化ホールリーデンローズは、自分が幼稚園の時に音楽発表会とかで行ったことがあった。席は1階の上手端で、東京ドームと違いステージがめちゃめちゃ近くて驚いた。晴一のギターを弾く指使いがひとつひとつはっきりとわかるほどだった。

ライブ前、当時やってたmixi(懐い…)の日記にセトリ予想を書いていたが、この記事を書くに当たって見返してみると、とてもツッコミどころ満載なのであえてここで晒そう。

 

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わかる人にはわかる、にわか丸出しのクソセトリ。
∠TRIGGERのツアーなのに他アルバムの曲多過ぎだし、グラビティじゃなくて『グラヴィティ』だし、あえて『ホール』をチョイスするセンスが謎だし、24曲中シングル7曲って少なすぎるし、センラバ・ネガポジ・ジレンマに挟まれたロストってどんなテンションで聴けばええねん。

まあ自分にとって一個前のライブが東京ロマンスポルノだから、そのノリで選出しただけだろうけど。


10月に『君は100%』が発売。

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「タイトル史上最高にだせぇw」と思ったけど、ノリは結構嫌いじゃなくサビも割とキャッチーだったので購入。

実はこれが初めて自分の金で買ったポルノのCDだ。

今まで実家で姉のおこぼれを授かる乞食リスナーだった自分が、独り暮らしをはじめてようやく自分でCDを買うようになったのだ。

歌詞が爽やかすぎて「若手バンドっぽいなー」と思っていた。進学塾のCMで流れてそう。あと最後のファルセットはあまり好きじゃない。
カップリングの『煙』はめちゃくちゃ気に入った。歌詞のシニカルさも曲調も好き。ただしラストのドラムが加速していくアレンジはちょっと苦手。

ゲリローンはまじで数えるほどしか聴いていない。


【2011年】
3月、初の月9主題歌として『EXIT』をリリース

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サビのはじまりが、当時震災の影響で頻繁にCM放映し全国民を洗脳した公共広告機構の『あいさつの魔法』を彷彿とさせ
“狭い出口に
 楽しい仲間が
 ぽぽぽぽーん”
と組み合わせるネタがマイブームだった。


9月11日、つま恋ロマンスポルノ'11~ポルノ丸~”開催。再び姉に誘われこれで3度目のライブ参戦。
このライブは初めての野外で、天候・セトリ・演出・その他全てが高評価で、自分が参戦した中でもトップクラスに好きなライブである。


東京ロマンスポルノを反省して全曲満遍なく聞き込んだおかげで、最初から最後まで楽しむことが出来たし『Sheep~song of teenage love soldier~』『狼』『空想科学少年』といった個人的にお気に入りだった曲が聴けた事や、センラバ以降の定番てんこもりの胸熱展開は最高に盛り上がった。
後、このライブで聴いたワンモアタイム『∠RECEIVER』をきっかけに、僕のポルノに対する意識が変わったと思う。

それまではノリの良さや昭仁の声、晴一の難解な歌詞など、ポルノグラフィティという作品だけを楽しんでいたのが、更に奥深く、彼らの人間性や考え方そのものに魅力を感じるようになった。

ちなみに日焼け止めを塗っていたはずなのに、顔面や首筋が真っ赤に焼け皮膚がボロボロになって痛かった。


ライブから10日後の9月21日、現在のポルノに繋がるエポック的作品ワンモアタイムがリリース。

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個人的にこの曲はドハマりで、カフェイレで先行公開された時から発売が待ち遠しかった。
2008年ごろから渇望していた『あの頃の衝撃』がついに来たと思った。
曲・歌詞・アレンジ全てにおいて文句のつけようがなく「震災を通して昭仁が考え抜いた末に出来た」という経緯も熱い。
ポルノの応援曲って「哀しいときは哀しんで良い。君が落ち着くまでそばにいるよ」的な曲が多い気がするけど、この曲は「うるせェ!!!いこう!(どんっ!)」的なしぼんだ心を無理矢理引っ張り上げてくれるような強烈なエナジーを感じる。

サビもめちゃキャッチーだし「さすがにこれは売れるやろ!」と毎週ウキウキでヒットチャートを追いかけたけど結果はなんとポルノのシングルで初めて5万枚を割り、当時の最低売り上げを更新。

つま恋でこの曲を聴いていた人たちはどこに行ってしまったのか。

ワンモアタイムの評価として良く見たのが「なんかポルノっぽくない」というやつ。
ポルノ新時代の幕開けとなった曲だからこそ『いままで』と『これから』でファンが二分してしまったのだろう。
個人的には新しい路線を確立できたのは正解だと思う。ポルノグラフィティというバンドが今日まで活動して来れたのは、この新機軸に進めたことでさらなる進化への足がかりになったと考えるから。

でももうちょっと売れて欲しかった…。最低でもアニマロッサ(7万2千枚)は超えて欲しかった。ぶっちゃけタイアップするならスッキリのテーマよりも車のCMのほうが似合ってたと思う。

10月下旬、既に『気の合う友達』の関係になった元カノとよりを戻したくて、クリスマスに開催予定だった幕張ロマンスポルノへ誘ってみた。そいつは『Hard days,Holy Night』が好きだったので、クリスマス公演なら演奏される確率が高いだろうと思ったのだ。
誘ったその日は快くOKしてくれたが、2週間ぐらいして「ごめんやっぱ無理になった」と断られてしまい、テンションだだ下がりで自分も幕張ロマポル参戦を断念。

翌年にDVD販売され、購入して観賞したときにその神演出・神セトリぶりに行かなかったことを死ぬほど後悔した。


シングルで初めてのウィンターソング『ゆきのいろ』が11月に発売。

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個人的にこれまでのシングルの中でぶっちぎりに地味であり、脳内再生すると胸愛とごっちゃになる。あと“進んでゆけるぅ~”が“進んでユンケルゥ~”と聞こえてしまう。 

【第2類医薬品】ユンケル黄帝液 30mL×10

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カップリングの『生まれた街』は独特のノリと詩の世界観がロストとカブる所があって結構好きだった。


【2012年】
『2012Spark』が、実写映画『逆転裁判』の主題歌になる。

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サビを聴いたとき「このメロディ、ロストのラストだ」とすぐにわかった。
この繋がりのおかげでいつかライブでロスト→2012Spark(アコースティックでサビ始まり)の粋な演出をしてくれることを期待してしまう。
まさに火花を思わせるスリリングなサウンド。曲調にマッチした現代を強く生きようとする歌詞、大サビの「リルスパー!」が上手く歌えたときの気持ちよさなど、結構好きな曲ではあるが“スペーク…スペーク…スペーク…スペーク…”はちょっとダサい…。でも全体的には熱くて男らしい良い曲だと思う。

3月下旬に9thアルバム『PANORAMA PORNO』が発売。 

PANORAMA PORNO(初回生産限定盤)(DVD付)

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 その頃は就職を機に東京へと引っ越した直後で、仕事が始まったばかりで慌ただしかったのと金欠だったので1ヶ月我慢して4月末に購入。


前作の『∠TRIGGER』以上の気合いを感じたアルバムで『メジャー』『FLAG』『素敵すぎてしまった』『カシオペヤの後悔』は結構気に入ってヘビロテした。
ただ、1曲1曲のパンチが凄い分アルバムとしてのまとまりは薄く(コンセプト通りだけど)あまりアルバムを通して聴くことはなかった。あと、アレンジや歌詞に所々苦手な部分があった。
『電光石火』“やーきつけたーい(ヤキツケタイ…)”“疾風雷神、恋のマジック爆発的な?”とか『星球』月月火水木金金とか…続きの“あなたがたゆたえるほどのテンポで時計の針は緩めておいた”は妙に好きなんだけどね(笑)

7月から12th LIVE CIRCUIT“PANORAMA×42”が開始したけど社会人1年目だったから予定が上手く作れなくて参戦できず…。

9月に『カゲボウシ』が発売される。

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曲自体は嫌いじゃないけど「シングルにしてはちょっと地味すぎやせんか?」と思っていた。カップリングやアルバムの1曲だったら心に沁みる、温かいバラードの名曲というポジションになれたけど、カップリングの『ルーズ』『やがて哀しきロックンロール』の方がインパクトが強くてシングル向きだったと思う。

あえてもう一度言うけど、曲自体は本当に嫌いじゃなくて昭仁の優しい歌い方に成長を感じるし、卒業式とかで合唱されたら涙腺崩壊しそう。


【2013年】
3月『瞬く星の下で』発売。 

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マギのΟPテーマだったけど、アニメタイアップにしてはイマイチ盛り上がりにくい。
編曲は2011年以降いろいろと試してたのが成熟しつつある感じで、ヘッドホンで聴くと細かい好きな箇所はいくつかあるんだけど、肝心のメロディ、特にサビが縦でも横でもノリ辛く、かといって落ち着いて聴くわけでもないし手拍子が合うわけでも無い。どういうテンションで聴けば良いのか戸惑う曲。

PVの紙吹雪がドサーッ!!ってなるやつ、シュレッダーゴミを廃棄場に出したとき下にいたらこんな感じになるだろうなと言うことで『ゴミ吹雪』と勝手に呼んでいた。

カップリングの『極上ランディング』『むかいあわせ』はとても気に入った。
どっちもライブ映えすると思うけど、未だに演奏されていないのは勿体ない。神vs神に期待。


9月『青春花道』発売。

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デビューから15年目に突入し、来年のアニバーサリーに向けて動き始めたポルノが最初に放り込んできたこの曲。彼らの青春だった80年代をモチーフにしているが、ジャケット・PV含めて「完全にギャグ」初めて見た時はこれでもかというほど大爆笑した。
曲自体はとてもキャッチーで、2番のTVゲームっぽいアレンジが好きだったりするけど『瞬く星の下で』からの急激すぎる路線変更に少々戸惑った。

10月『東京デスティニー』発売。

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80年代シリーズ第2弾。こちらは大人っぽい雰囲気だがPVは相変わらずギャグ。
サビはヨコふりが合うと思うんだけど、ライブで自分以外やってるの見たことない。

しかしなぜ青春花道と東京デスティニーは別けて発売されたんだろう。
80年代というコンセプトで共通させたのなら、ダブルフェイスにするかどっちかをカップリング扱いにして1枚にまとめて『エピキュリアン』『ダリア』を次のシングルにして欲しかった。「80年代風で連続リリースします!」って宣言したほうがプロモーションしやすかったんだろうけど、東京デスティニーの時は「またこのノリ続けるの?」というややスベってる感はぶっちゃけあった。

11月に歴代シングルを全て収録したベストアルバム『ALL TIME SINGLES』が発売。

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これが20万枚を越える売り上げを記録したのは嬉しかった。ポルノを聴いてみたいと思っていた人がこんなにいたんだと思った。
新曲のひとひらも聴き応え抜群の良曲で、胸愛あたりからあった壮大なバラードの系譜がついに完成形をむかえ、晴一の作曲能力の成長を感じた。

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12月から13th LIVE CIRCUIT“ラヴ・E・メール・フロム・1999”開催。
北海道公演に現在の彼女と参戦。(自力でチケットを取ったのはこれが初めて)
彼女はメリッサ~m-CABIまでは割とガチ目のファンだったらしいが、Winding Roadの初回盤2種売り(付属のブックレットの結末だけ違った)がショックで聴かなくなったそうだ。このライブは懐かしい曲とシングルが多かったので連れて行って正解だったと思う。
ラックのうねうねするスポットライトと音のない森の始まり方、そしてルーズが良かったと言っていた。

 

3人時代の曲と現在の曲を並べて評価されるのは、聴き続けた自分からするととても喜ばしいことだった。

ということで今回はここまでにして、次回15周年から現在までを振り返れたらいいなと思います。

 

 

 

“See you next time...”

ポルノグラフィティへの想いを本気出して書いてみる PART3

連続企画となっているこのコーナー、第3弾と第4弾は個人的なポルノに関する思い出をサクサクっと(?)振り返っていきたいと思います!

“出会いは偶然から始まった僕らのストーリー”

ということで今回はポルノとの出会いから10周年目前の2008年末までを書いていきます。

当時抱いた感想とか周りのポルノに対する反応とかも書いていくので、ポルノ好きで暇な人はどうぞ最後まで読んでみてください!!!

※当時抱いた印象に正直に書くので一部の曲にディスが入ることもありますが、ディスは愛情の裏返しなのであしからず。曲への感想は人それぞれなので、あんまりカッカしないでね(笑)

 


≪僕とポルノ 前編≫

 


【2000年】
当時、僕は小学3年生のハナタレ小僧だった。
10月頃、学校でなんらかのイベントがあって、体育館で6年生の奴らがクラス対抗のダンスバトルをするという企画(?)があり、姉がいた6年2組の課題曲がサウダージだった。

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 これより前に『ポルノグラフィティ』の存在を認知していたかは不明だが、当時広島県福山市に住んでいた僕ら姉弟は、「同じ県の因島ってちっちゃい島にこんなバンドがいたんだ」というちょっとした親近感と誇らしさを感じていた。

入手経路は不明だけどサウダージのCDがいつのまにか家にあり、ドハマりした姉が四六時中聴いていた。今考えると車でカップリングの『見つめている』を流していたとき、聴いた両親は何を思っただろう(笑)
少なくとも純粋なガキだった僕は「ビーチサンダル」とか「日焼け跡」とか出てくるので「さわやかな夏の歌だな~」というくらいでしか捉えていなかった。時を経て意味がわかるとまるで違う歌のようさ(笑)

このころは自分はまだ音楽よりもゲームとかアニメに夢中だったので、ポルノの存在は「姉が良く聴いてるから自分の耳にも勝手に入る」程度のモノでしかなかった。

 


【2001~2002年】
まだまだインターネットが一般に浸透する前で、小中学生だった僕ら姉弟はポルノに対する情報というのはテレビかラジオくらいでしか知り得なかった。

この頃、ラジオで毎週水曜日にポルノグラフィティのallnightnippon SUPER!』が放送されていて、小中学生基準で言えば夜更け(22:00~24:00)に放送されていたこの番組を、ベッドに潜りつつこっそり聴くのが楽しみだった覚えがある。

時期は不明だが、うたばんにポルノが出演したときに視聴者からポルノグラフィティってどういう意味ですか?」という直球な質問が寄せられた時に、シラタマ「山奥に捨ててある、濡れた本」と回答していたのが妙に印象に残っている。

当時のことを姉に聞くと
「金もあんまなかったし、いつどんな曲が出たとかほぼ知らんかったから、見つけ次第中古で買ったりレンタルしていた。まだ8cmサイズのCDしかなかったアポロとヒトリノ夜はどこ行っても見つからなかった」
と言っていた。

他の思い出は、姉がラジカセで『アゲハ蝶』をかけて「歌詞カード見ずに歌いきれるまでリピートチャレンジ」を延々やってた記憶とか、2002年FIFAワールドカップのテーマソングが『Mugen』で、当時ジャンプで連載されていたサッカー漫画ホイッスル!にハマっていたのもあって、他の曲よりも良く聴いた覚えがある。 

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【2003年】
この頃家庭環境がカオス状態になり、娯楽をまともに楽しむような状況ではない日が続いたが、初めてまともにお小遣いを貰いはじめた時期でもあったので、姉はどこかのタイミングで『渦』を入手していた。(曰く、初めて新品で買ったCD) 

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自分で入手しなくても姉が勝手にどっかから手に入れてくれるので、僕はそのおこぼれを受け取るような、ちょっとズルい聴き方をしていた。でもまだ特に感心があったわけでもなく『日常であたりまえに流れていた音楽』という認識でしかなかったと思う。まあとはいえそこまで身近で聴き続けたら、そりゃ他のアーティストよりは一段高い意識で聴くようになるのも当たり前の話で、自分が思春期を迎えて友達と音楽の話題になったときに、とりあえず1番聴いてるからと言う理由で「好きなアーティストはポルノ」と答えるようになっていた。


ただやはり姉伝いからしかポルノを聴いていないので音のない森の存在は知らなかった。 

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 通っていた小学校で『月毎に決めた歌を朝、クラス全員で歌う』という謎の文化があり、12月の曲が『メリッサ』だった。今考えると朝からテンション高すぎると思うが、当時どんなノリで皆歌っていたんだろう…?

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メリッサに釣られて、アニメ『鋼の錬金術師』も良く見ていた。この頃のポルノは小中学生で聴いていない人はいないくらい若者に人気のバンドになっていたと思う。 

 


【2004年】
2004年の前半は家庭環境も安定していたが、半ばにやや修羅モードに入ったとき宿泊した某ビジネスホテルでTamaが脱退したニュースを見る。
それなりにショックだったと記憶しているが、どんな感想を抱いたかまでは詳しく覚えていない。

2人体制としてリスタートを切ったポルノは9月に『シスター』をリリース。

www.youtube.comもの悲しい雰囲気だがどこか異国情緒溢れる独特の世界観は、相変わらず中高生を夢中にさせた。

 


【2005年】
初のダブルフェイスシングルネオメロドラマティック/ROLL』が発売。この辺りから僕もポルノグラフィティの音楽に対して、ちゃんと向き合って聴き始めていたと思う。

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スリリングなサウンドで意味ありげな歌詞を早口でハキハキと歌うネオメロはめちゃくちゃ格好いいなと思っていたけど、それ以上にカップリングの『プッシュプレイ(LIVE!)』が特に好きだった。

向き合い始めたとはいえ、まだまだ最新の情報をカツガツ仕入れるほどコアでもなかったのでNaNaNaサマーガールというシングルが出ていたことは当時知らなかった。

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11月にジョバイロ/DON'T CALL ME CRAZY』発売。ポルノお得意の情熱的ラテンサウンドジョバイロはやっぱりクラスの間でも人気だったけど、1人の女子が「ジョwバイロwwwジョーバーイロwwwってなんで2回言うのwww」とネタにしていたのを覚えている。うっさい死ね

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また、この時期ぐらいから友達とカラオケに遊びに行くようになり、1番聴いていたポルノを当然歌うのだが、自分が壮絶な音痴であるという痛い現実を身をもって知ることになる。

 


【2006年】
ポカリスエットのCMで長いこと流れてたハネウマライダーが人気になる。今でもハネウマのサビを聴くと綾瀬はるかがキャピキャピしてる映像が脳内再生される。

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反面、秋に発売されたWinding Roadはあまり話題にならなかった。それどころか翌年2月に絢香×コブクロが『WINDING ROAD』という挑戦とも思えるタイトルでリリースし、完全にそっちに食われてしまった印象。個人的にはラスサビの歌詞が妙に好きだった思い出。

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【2007年】
車のCMで初めて『リンク』を聴いたとき「なんか軽くね?」と思ったのが正直な感想で、ハネウマ以前の“初聴で心にガツンと来るようなパワー”をあまり感じなかった。

www.youtube.comCDでフルで聴いたときも「イントロからBメロまではエッジ効いたサウンドで格好良いのに、なんでサビで盛り下がるんだよ!」とガッカリした覚えがある。

この時期にポルノを聴いていた友人がアルバム『PORNOGRFFITTI』を聴いて「なんか全体的にショボくね?」と辛辣なコメントを残していたと記憶している。
僕もこのアルバムは当時あまり馴染めず、アルバムを通しでまともに聴いた記憶がない。大抵5曲目の『農夫と赤いスカーフ』あたりで「もういいや」となっていた。

この年以降、ポルノの一般認知度は徐々に下降していった印象で、新作が出る度に騒いでいたクラスメイト達もいつのまにかポルノの話題を出さなくなっていた。

 


【2008年】
この頃僕は高校2年生で、バイトで稼いだ金でベースを購入した。
メリッサやヒトリノ夜を良く練習したが未だにフルで弾きこなせていない。

既にポルノは充分好きなバンドではあったが、まだまだ自分にとっては『姉のおさがり』的な存在であることは拭えず、姉が聴かない曲は必然自分も聴かないということになりあなたがここにいたらの存在は当時知らなかった。

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6月に痛い立ち位置が出て「超久々にまともに盛り上がりそうな曲が出たぞ〜!」と意気揚々で聴いたが、当時は「イマイチ盛り上がり切らんサビだし、疲れた肌を~のパート蛇足じゃね?」という感想だった。

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2007年もそうだったが、この時期のポルノは昔に比べると一回り地味になったような感じで、昔の曲のインパクトを知っていればいるほど「もっとこうして欲しい!」という願望が強くなってしまった。この辺りの曲でファンになった方もいるかもしれないけど、現実問題として数年前にキャーキャー言ってた連中はどんどん去っていき、ファンを自称していた僕ですら 『あの頃の衝撃』がいつか再び来ることを期待して聴き続けていた。

『ギフト』は結構気に入ってバイト中も良く聴いた。

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なお一般人気は直前に発売されたミスチルの『GIFT』に完全に喰われた。

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カップリングの『ポストマン』もわかりやすく盛り上がるので結構好きだった。
PVのフィンランドの森の中で歌う昭仁の隣でフラフラして草いじったりしてる晴一「ギター弾かんのかーい!」とツッコんでしまった覚えがある。

Love,too Death,too「サビの『まほろば○△』感すげぇな」と思ったが、ドロドロした印象のうねりまくるベースラインがとても好きだった。

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ラブデス発売から3週間後にPORNOGRAFFITTI BEST ACE&JOKERがリリースされた。
個人的推し曲だったプッシュプレイが入ってなかったのはとても残念だった。
『A New Day』は車のCMでも良く聴いたので印象に残ったが『約束の朝』はイマイチパッとしなかった(一応こっちもカップスープのCM曲だったが)
『約束の朝』の歌詞を見た姉が「口から砂糖がダバーッって出るような『あまぁぁぁぁい!!』曲」と言っていたのが面白かった。

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年末に今宵、月が見えずともが発売され、ちょっとだけ世間的知名度が復活する。

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個人的にはサビの頭がマクドナルドでポテトが揚がったときの音』みたいだなと思った。あとなぜかGoogle検索で世界を見る”という歌詞が当時あまり好きではなかった。でも全体的な曲の雰囲気や、最後の『ジャジャジャジャジャジャ!』ってブレイク(伝われ)はすごくカッコ良いと思っていた。

 

なにより、自分の周りでポルノの話題が久々に出ているのが嬉しかった。



 


ということで今回はここまでにして、活動10周年となる2009年以降は次回振り返っていきます。

 

 


“See you next time…”

ポルノグラフィティへの想いを本気出して書いてみる PART2

前回に続き、ポルノへの“遙かなる想いを吠えて”いきます。
個人の意見や多大な妄想が含まれていますので、あらかじめご了承ください。

 

 


≪神vs神というタイトルの何が凄いのか≫

『神』とは最上位である。

ドラゴンボールだと神の上に界王様、大界王様、界王神など更に偉い人たちが山ほど存在するが、現実世界で『神』以上の高位は存在しない。

つまりは天井、山の頂なのだ。

公式では『「神vs神」のタイトル通り、その日その日が「神セトリ」と言ってもらえるような渾身のLIVEをお届けします!!』と高らかに宣言されている。

「神セトリ」「神曲「神ってる」

ファンなら1度は耳にしたり、口にしたことはあるこの言葉。

これを公式が自ら宣言するのはなかなか出来ることではない。
なぜならアーティストとは自分の中に眠っているはずの可能性を信じて、常に成長を続けて新しい姿を求めたがる生き物だからである。

かつて昭仁が作詞した曲『ダイアリー08/06/09』では

“まだ僕の中に眠っている僕がいる
 そう信じているよ照れるけど本当だ”

と歌っているし、晴一も『TVスター』で

“満たされてはいけない
 満たされるために僕は歌うのに”

と、アーティストが抱える哀しき矛盾を的確に表現した歌詞を書いている。

ポルノグラフィティというバンドは、成功に縛られず常に変化と成長を続けてきた。
それは楽曲そのものはもちろんのこと、ライブの構成やサポートメンバーでもそうだ。
例えばライブの演出やセトリの組み方、サポメンの演奏の相性、楽曲の方向性など20年ものキャリアの中では「これはとても良い」と感じた場面も多々あったと思う。
でもそれに固執することなく、あえて崩してみて新しい自分たちを模索し続けた。

その結果、今までのポルノが好きだった人が離れてしまったり、新しい方向性で興味を持って入ってきてくれた人がいたり、1度離れたけどまた戻ってきてくれた人がいたり、何があろうと食らいつき続けてきた人がいたりと、良くも悪くも流動的なファン構成になっている。

思えばその活動方針は、デビュー初期からあったように感じる。
ポルノは新曲を出す度に雰囲気をガラリと変え、新しい衝撃を僕らに与え続けてきた。
キャリアが長くなるとタイアップのオファーがあった時にクライアントから過去の人気曲の雰囲気を求められてそれに答えることもあった(オー!リバルとかね)が、それでも過去と同じ事は極力せず、その時自分たちが出来る最高のパフォーマンスを曲に込めていた。

『最新が最高傑作』というのは長年リアルタイムで新譜を追い続けていた人はよくわかる感覚ではないだろうか。

比較的最近のシングルであるキング&クイーンでは

“限りある人生たとえ満たされても
 留まることを選ぶより
 また次の一歩を刻む
 いつでも挑戦者でいよう”

と歌っていて、まさにポルノの活動方針を象徴した歌詞といえる

しかし『満たされないようにする』ということは逆に言えば永遠に頂点には辿り着けない、つまり『神』になることは出来ないということだ。

もしかしたら、今でもポルノグラフィティは自分たちのことを神だとは思っていないかもしれない。もちろん新曲を出すときは絶対の自信をもってファンに届けるんだろうけど。

そんな彼らが自ら『神』と名付けるLIVE。相当な覚悟がなければつけられるタイトルではないと思う。その覚悟を与えたのは、他でもない我々ファンだ。

ポルノグラフィティの特徴である『多様性』は言い換えれば『迷走』である。

ポルノは変化しすぎるあまり、ときおりコアなファンですら狼狽えたり一般人気を完全に無視したようなマニアックな曲調をリリースすることがある。

しかしどんなときでもどんな曲でも好きだという人がいて、熱心に聴きこんでグッズを買ってライブに足を運んで応援し続けたからこそ、ポルノグラフィティは音楽業界の厳しい波にさらわれることなく現在まで活動できた。

“迷いがちな僕のことを
 受け止めてくれてサンキュー”

昭仁はダイアリー08/06/09でこのように歌った。

ファンがポルノの全てを受け止めている証として、13th LIVECIRCUIT“LOVE・E-mail・from・1999”では開催前にとった全曲アンケートに、バラツキはあれど全ての楽曲に票が入っていた。

そして、横浜ロマンスポルノ'14~惑ワ不ノ森~では
次郎が森を駆け抜けた先にファンがいるという演出の後「惑ワ不ノ森を抜けた先にあったのは…そう君なんです!君なんだ!君なんだーっ!!」という昭仁の叫びがこだまし、ポルノが惑いながらもやってこれたのはファンのおかげだと言ってくれた。

16th LIVECIRCUIT“UNFADED”のMCで昭仁は
「20年続けてこれたのは皆さんがポルノグラフィティを求めてくれるからここまで続いたと思う。ポルノの新曲が聴きたい、LIVEが観たいという声がどんどんワシらに届くから、ここまでやってくることができました。皆さんの声に負けないように色あせないポルノグラフィティでいたいと思います!」とコメントがあった。

ファンの中にはポルノに対するそれぞれの形の『神』があると思う。
個人的には0から1を創造する時点で既に神なのだが、そんな風にファンがいつも感じている尊敬の念に、ポルノは自ら胸を張って『20周年に両日神セトリと呼ばれるようなLIVEを東京ドームでやる』と宣言してくれた。

つまり『神vs神』というタイトルには、満たされることを望まない人たちを神と崇める人に向けた2夜限りの最大級の恩返しの意味が込められていると感じた。

昭仁はライブの最後にいつも「あんたらは最高じゃ!」「胸張っていけー!」「自信持って行けー!」とファンを鼓舞してくれる。それはあるいは、彼ら自身にも向けた励ましの言葉だったのかもしれない。

新しい姿を追求し続けたポルノが、20周年という節目でみせる1つの頂点。

文字通り神話として後世に語り継がれるような素晴らしいライブになるだろう。



余談だが、UNFADED大阪公演のアンケートで『20周年記念ライブは5年区切りでセトリを組んだ4Daysでお願いします』と書いた。あまりにも無茶すぎる要望だが、2Daysで両日別セトリということで半分夢が叶ったようなもんなのでとても嬉しい。
何曲変えるかはわからないが、わざわざ通し券を作るくらいだから最低でも半分は変えて欲しいところだ。まさかの全曲変わろうものならもう神も界王様も大界王様も界王神も通り越してもはやポルノ=全ちゃんと呼ばせていただきます。





次回は、自分がどんな経緯でポルノグラフィティを好きなったのかを書いていこうと思います。

ポルノグラフィティへの想いを本気出して書いてみる PART1

宇宙の広さを記すとき人は何で測るのだろう?
この想いを伝えるとき僕はどんな言葉にしよう?

早速ポルノグラフィティの名曲『ジョバイロ』の歌詞を引用しましたが、今回の記事の内容はまさにこの歌詞の通りで、“僕が抱えているポルノへの想いの大きさは宇宙のように計り知れないが、少しでもそれを他者に伝えるためにどんな言葉を使えばいいんだろう”という状態です。

どのくらいの文量になるか、まさに宇宙の如く想像もつかないけど情熱が赴くまま、僕が持つポルノに対する『想い』をいろんな角度で書いていこうと思います。

 

 


≪16thライブサーキット“UNFADED”感想≫
今更?と思われるかも知れませんがまずは身近な話題から。

今回のツアーは12月31日の大阪城ホール、1月31日の幕張イベントホール、3月8日の横浜アリーナの3公演に参戦。ひとつのツアーに3回も足を運ぶのは初めてで、何より生まれて初めてのポルノで年越しを迎えることが出来たのは感無量だった。

席も大阪ではスタンドBの後ろの方で会場全体が見渡せて客の一体感を味わえ(音響オペ卓のバカでかいデジタル時計まで見えちゃってカウントダウンのタイミングとか完全にわかっちゃったのはアレだけど(笑))、幕張ではアリーナ6列とかいうつま恋以来の激近ポジションを確保し、炎演出の熱気やライブ冒頭の空砲を文字通り肌で感じる事が出来たし(赤テープも1本GETできた)、横浜ではアリーナBのステージ中央よりの席で照明演出や音響を楽しむのに丁度良い場所と3公演全部で違う楽しみ方が出来て非常に満足度が高かった。

ポルノのライブの照明演出はやっぱり凄い。今回は久しぶりに心の底からそう思えた。
ポルノの曲は構成やキメがわかりやすいから、演出家も作りやすいのだろう。しかし「久しぶり」と感じたのはここ数年の演出に満足いってなかったからだ。

過去のライブで「照明が凄い」と感じたのは13thライブサーキット“Love・E-mail・From・1999”のラックや音のない森が最後で、それ以降のライブの照明は個人的には「もっとやれるだろう」と自分が持つ期待感との薄利があきらかにあった。

特に14thライブサーキット“THE DICEARECAST”のANGRY BIRDにはがっかりした。あんなに美味しいキメがたくさんあったのに、サビでストロボ繰り返すだけ…確かバベルの風なんかもストロボ連発の派手で疲れるだけの微妙な演出だったな。

LEMF1999以降、演出家が変わってしまったのだろうと思っていた。まあ人がやっていることだから仕方ない。今後は自分が思い描くよりもグレードの下がった(と自分は感じる)演出に今後はなっていくのだろうとずっと思っていた。

UNFADEDの照明演出は、その不満や不安を見事に吹っ飛ばしてくれた。
特に良かったのはビタースイート、Zombies are standing out、カメレオン・レンズの3曲。これら以外ももちろん良かったが、やはり一風変わった試みがあると印象に残りやすい。
Zombieのイントロの赤白横螺旋とサビ前の上下左右に光線が閉じたり開いたりするのがもうとんでもなく格好良く、美しかった。もう一度みたいので早く映像化して欲しい。

ライブの面白い所は、開始直後からど派手な演出で魅せてくれるのに、時間が経過すればするほど色んな場所の演出が解放されていき、まるでフリーザの変身を見て「現時点ですでにとんでもないのに、一体どこまで変化するんだ?」という先が見えないワクワクを楽しめる点だと思う。

セトリに関してもおおむね満足で、個人的に聴けて良かった曲は
・幸せについて本気出して考えてみた
・ヴィンテージ
・Swing
・前夜
・ビタースイート
・Zombies are standing out
・カメレオン・レンズ
・∠RECEIVER

あたり。中でも大阪城で前夜のイントロが流れたときは人目もはばからず変な声がでた。ていうか完全に泣いてた。前夜の歌詞は自分の心情と重なる所が多々あるので思い入れが深い。まあ前夜に限らず、ポルノの歌詞には共感できるモノが多いので時折『ポルノばかり聴いてるから感性が近づいた』のか『元々そういう感性だからポルノの曲がばちこり嵌まった』のかわからなくなるときがある。
例えばビタースイートの「彼女を壊してしまうもの全てから守ろうとしてきて僕が壊していた」とかラインの「それでもそばにいられるなら微妙な距離さえ愛おしくて」とか小規模な敗北の「生ぬるい日常の中偽物でもやってこれた」とか他にも枚挙にいとまが無いほど自分の考えとリンクする曲があり『ポルノは自分の人生を監視しているのでは?』とつい妄想してしまう。

セトリの中でシングルが占める割合が例年のライブよりも圧倒的に少なく、まさにUNFADED=色あせないというツアータイトルにふさわしかったと思う。

セトリに関して不満があるとすれば、収録曲が1曲も演奏されなかったアルバムがあったことと(バタエフェは最新アルバムやから仕方ないかもしれんけど)もっと掘り下げたレア曲を1つ2つ混ぜても良いのではと思った。

シングル以外の曲が多かったとはいえほとんどの曲は過去のライブで演奏経験があり、ある程度人気があるのはわかっていたと思うので、月明かりのシルビアや曖昧な人たちなどガチで一度も演奏されてないような『忘れられてる疑惑』がある曲もあったらより色あせてないかの確認になったのではないか。

まあその期待はNIPPONロマンスポルノ'19 ~神vs神~までとっておくことにしよう。

とにかく、UNFADEDは何度でも楽しめる過去最高峰のツアーだったことは間違いない。
おもえば20年目突入キックオフライブ、しまなみロマンスポルノの2日目が豪雨中止になり、その補完として全国の映画館で1日目の様子と少々の生演奏をライブビューイングで披露したが、あの日(しまなみ2日目)味わった喪失感、欠落感を埋めるにはまだ足りなかった。ライブを埋めるのはやはりライブしかない。故郷広島で満足いく形のライブが出来なかったという悔しい事実は変えることは出来ないけど、その痛みも受け止めて、ポルノもファンも一緒に前に進むためのツアーがUNFADEDだったんだと思う。
そう思うと、本編最後に演奏された∠RECIVERはその映像演出も相まってより感慨深いモノになる。

“僕たちがコントロール出来ることはほんの少し
 ほとんどの出来事には関われないとしても
 この星の裏側でも僕たちの足下でも
 起こりうる出来事から逃げない受信者(∠RECEIVER)でいたい”

8年前、東日本大震災の復興支援の面もあったつま恋ロマンスポルノ'11~ポルノ丸~でアコースティックバージョンで演奏された∠RECEIVER。もちろんあの時も感動したし、昭仁の声を嗄らしながらも叫んだ「逃げない!」の力強さは未だに胸に残っているけど、今回の∠RECEIVERはポルノに関わったほとんどの人の心により深々と突き刺さったのではないかと思う。

しまなみの豪雨があったからこそポルノはファンの優しい対応を知れたし、ファンもポルノチームのアフターケアの良質さを体験することが出来たし、お互いより強い信頼関係が芽生えたのではないだろうか。

まさに雨降って地固まるというやつだ。

こうして振り返ると、なんだかしまなみからUNFADEDまでがひとつの物語だった様にも思える。

そして次の物語は神vs神へと繋がっていく。

横浜で初めて発表を聞いたときはそのタイトルに爆笑してしまったが、ポルノが自分のライブに“神”とつける事がどれだけ凄いことなのかを





次回説明する。

一昨日、家で起こった珍事件

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🐯上記画像と記事の内容は、一切関係がございません🐯

 

 

 

朝、仕事が終わって家に帰ると彼女が寝ていた。

僕らの生活リズムは真逆で、彼女が仕事の日は僕が帰った数分後に入れ違いで家を出るというサイクルが基本だが、この時間になっても寝ているということは、つまり今日は休みだということだ。

 

「今日なんか予定ある?」

僕は仕事着をハンガーに掛けたりしながら、布団にうずくまる彼女に聞く。

「とくにない」

気怠そうな返事。昼まで夢の中で過ごすつもりだな、と察した僕は部屋着に着替え、歯を磨くと早々に布団に潜り込む。半日後にやってくる出勤時間に備えて、早めに睡眠時間を確保して少しでも体力回復しなければならない。
最近仕事が忙しくなり、肉体を酷使することが増えて疲労が溜まってせいか、自分にしてはめずらしくすんなりと入眠することが出来た。

 

3時間後、熟睡する僕を彼女が呼び覚ます。

「大変!大変!」

なにやら大騒ぎしている。一体何事だ?重い頭をあげ、ヤニがこびりついた眼をこすると、目の前に拡がる光景に驚愕した。

部屋中が真っ白な煙に包まれている。それはまるで霧の日の山奥か、開演前のライブ会場のような雰囲気だ。部屋と同じく頭まで真っ白になっていると、続けてこれまで嗅いだことの無い独特な刺激臭が焦げ臭さと共に鼻孔を通り抜けた。

「そっちの窓開けて!」

彼女は慌ててベランダの窓を明けたりしている。僕は布団が敷いてある和室の窓を開けつつ聞いた。

「一体何があったの?」

「インスタントラーメン食べようと思ってレンジでチンしたらレンジから煙が出た!!

つまりこの匂いはプラスチックが溶けた匂いということか?有害物質が発生している可能性がある。このまま煙を吸い続けるのは不味いと判断し、唯一煙の影響がなかった別室に避難した。

 

彼女に詳細を聞くと、いつものようにレンジでラーメンをつくる容器にインスタント麺を入れてレンジを使うと3~4分で焦げ臭い匂いと煙が発生し、あわてて止めてレンジの扉を明けたら部屋中に煙が拡がったということだ。

家のレンジは僕が独り暮らしをはじめた頃に購入し、もう9年目になる。そろそろガタがきてもおかしくは無いとは思っていたが、最悪火災が発生するような深刻なトラブルが起こるとは想定してなかった。避難した部屋にはパソコンが有り、突然レンジから煙が出るような事故は前例があるのか調べることにした。


何件かサイトをめぐり、原因はレンジ内に付着した食べ物のカス等の汚れが発火するケースや水分が少ない食材を長時間加熱する事等であることが判明。

思えばこの9年間レンジの掃除なんてやった覚えが無い。ついにあらゆる汚れが牙をむいたのかぁと反省しつつ、念のため彼女に「…まさかインスタント麺に水いれずにレンジにかけたとかないよね?」と聞いた。

最初「まさかぁ」とでも言いたげに笑う彼女だったが、一瞬眉をひそめて左斜め上に視線を移すと、その表情はみるみる青ざめていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……………入れてないわ(笑)」

 

 

 

 


原 因 そ れ だ よ ! ! ! ! ! 

僕は頭が痛くなった。煙のせいかな?

ある程度換気できるまで外に退避することにし、外食したり公園でボーッとしたりして夕方家に戻る。煙は完全に無くなったが独特な匂いはまだ辺りを漂っていた。その処理はドラックストアで購入した消臭剤に任せることにし、レンジ内に残されたインスタント麺容器の様子をみる。熱くはないけど強烈な焦げ臭を放っていたのでレンジのプレートごと外へ追い出すことに。

 

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内部でダークマターが錬成されているのが蓋をしていてもわかる。

一体中はどうなってしまっているのだろう…恐怖と好奇心がない交ぜになった僕はミイラが入った棺桶を開けるように恐る恐る蓋を取った。

※閲覧注意

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リンク先モザイクなし(素材の味をそのまま生かしています)

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想像以上におぞましいクリーチャーがいた。
黒い。黒すぎる。松崎しげると良い勝負。周りがかろうじて麺っぽい色合いが残っているのが逆にエグい。これほど『闇堕ち』という表現がしっくりくる状態もないだろう。おまけに真ん中のコアはなんだ。この世のあらゆる邪念が集約してんのか?





もっと近くで見たい方のために、光度を上げ接写しました☆

※大いに閲覧注意

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リンク先モザイクなし(素材の味を(ry))

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周りに跳ねた油が禍々しさを増幅している。宙に浮かべたら、こんな見た目の惑星がありそうだ。茶色の部分がうねうね蠢くタイプのヤツ。


…あったら嫌だなぁ。

その後こげ臭さが残る部屋でちょっとだけ二度寝し、無事寝不足のまま出勤しました。

 

この事件を我が家では『白い霧事件』と称し、永劫語り継ぐことにする…ってなんでや!













…これがこのブログの100本目の記事というね(笑)