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日記・好きな事の考察や感想・オリジナル小説等を書いていきます。

『オレ、天使』歌詞の意味を考察・解釈【ポルノグラフィティ】

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前回の記事で予告したとおり『オレ、天使』の歌詞を徹底的に読み解いていきます!

“UNFADED”や“LEMF1999”など、2ndアルバム『foo?』の収録曲ではかなりの選曲率を誇る人気曲ですが、そこにはどんなメッセージが込められているのでしょうか。 

 

天使とは自分自身の心

 本格的に歌詞の内容に触れる前に、自分が思う結論から説明します。


この曲に登場する天使とは、すなわち“心”。人間は常に何かを考えながら日々生きています。

「お昼何食べようかなぁ」なんて些細なことや人生の根幹に関わる重大な選択。

あるいは上機嫌や不機嫌といった気分の変化やそれに伴って生まれる悪意、善意。

人間の行動とはまず心の動き=天使の活動ありきで成り立っていると考えます。

21枚目のシングル『Winding Road』のカップリング曲『Devil in Angel』では自分の心に宿る天使と悪魔のせめぎ合いが書かれています。『オレ、天使』も同様に自分の心とどう付き合っていくかがテーマになっていると思います。

次の項目から歌詞の内容を冒頭から順に細かく紐解いていきますよ。

 

オレ、天使 歌詞考察① 冒頭のセリフ

“「あぁ…オレ、天使。そう、Angel。
神様が言うには、人間を幸せにするのがオレの仕事なんだってさ。
間違った考えの人間にはそっとアドバイスしてあげなさいって言われている。
と言うことで、今日も下界をパトロール」” 

印象的なピコピコメロディと共にアキヒトのダルそうな声で呟かれる冒頭のセリフ。

神様とは“自分ではどうしようもない運命”の事だと考えます。
神様(運命)が「お前の仕事は人間を幸せにする事」と言っているということは逆に考えれば「お前自身は不幸になれ」と言っているとも捉えられます。

これは社会生活で起こるあらゆる競争に敗れてしまった人間が「自分が損したことで誰かが得をしている」状況を憂いているのではないかと思います。

わかりやすくなるようにテーマを『恋愛』に絞ります。このセリフを呟く主人公は失恋してしまったんですね。告白したときに「他に好きな人がいるから」とか「もう付き合っているから」とでも言われたんでしょうか。

あるいは、自分と同じ人を好きになった友人の悩みを熱心に聞いた結果、その友人と自分の想い人が付き合ってしまった。そんなちょっと切ない状況が想像できます。

そして自分が失恋したショックから、自分と同じような道(間違った考え)を歩みそうな人間には「やめとけ」とアドバイスしようとしています。

「間違った考えの人間にはそっとアドバイスしてあげなさい」と言われているとなっていますが実際に言われたわけではなく、ここは自分の考えをまるで神様に指示された事のように自虐しているんだと思います。

最後の「今日も下界をパトロール」は独りあてなく街をフラフラ歩きまわる主人公の様子を表現しているのではないでしょうか。

 

オレ、天使 歌詞考察② 1番Aメロ

“Search out! 愚か者がはびこるこの街
ここんとこのオレの職場さ
You know? オレは真面目な天使だから
誰かが傷付いてしまう前に
愛という名の偶像崇拝主義を 叩き潰す” 

冒頭のセリフを解釈したことで、かなりわかりやすくなりましたね。

 

偶像崇拝=目に見えないものを信じる行為

 

それを叩き潰すということは、誰かの恋の悩みに対し、失恋の辛さを味わう前に「やめとけ」と忠告していると考えられます。

 

オレ、天使 歌詞考察③ 1番Aメロ'

“ねぇ、ちょっとそこのあんた止めときなって
頼れるモノは己だけで
You know? 自分じゃない他の誰かに
理解求めること自体が
あぁなんて不毛な行為なんだろう
キレイ事じゃないんだよね世の中”

ここでも恋愛行為を咎めようとしています。「誰かに理解求めること自体が不毛な行為」って人付き合い全てに言えることですけどね。

世の中、キレイ事だけでは成り立ちません。中身のない誠実さや真面目さよりも、嘘を上手に使ったり多少汚い手を使ってでも結果を出した人間が成功していきます

 

オレ、天使 歌詞考察④ 1番サビ

“Say it Good-bye 幻想にGood-bye
旅立ちなんだ泣かないでいいよ
街は荒野で行くしかないよ行くしかないよ
空が落ちる赤い空が迫りくる”

 37thシングル『瞬く星の下で』等、ハルイチは心理状況を「荒野」に置き換えがちです。

幻想=偶像だとすれば「終わった恋の未練」を断ち切ろうとしていると解釈できます。

失恋した瞬間はとても辛く、涙が止まらず世界の全てが崩壊したような絶望感を味わうと思います。

Say it Good-bye=さよならを言って
行く“しかないよ”

と主人公は失恋のショックから無理矢理立ち直ろうとしています。

「失恋は次の恋への旅立ちだから泣かないで良いよ」とも言い聞かせ、街のように複雑に築いてきた恋人との思い出が荒野になっても進まなければなりません。

空から落ちてくる物と言えば「雨」ですかね?雨は涙の比喩として良く使われますね。
そして赤い空は夕陽のことでしょうか。それが迫ってくるということは容赦のない時間の経過を表していると思います。まとめて解釈すると

「嫌なことがあって塞ぎ込んでいる間にも世界は絶えず動き続ける」

だから自分も早く立ち直って動きだそうと言い聞かせているわけですね。

 

オレ、天使 歌詞考察⑤ 2番Aメロ

“Nasty! 地球の上飛ぶのって嫌なんだ
白い羽が汚れるから
You know? オレは真面目な天使だから
アイルランドあたりのロックバンドに
この星の警告を伝えたのに
音楽なんてそんなもんか”

 2番の歌詞はさっきと若干違うメッセージが込められていると感じます。
根底のテーマは共通して『心』なのですが、2番は1番ほど恋愛成分を感じません。

Nasty!~汚れるからは「生きていると自分の純潔さが周りの影響によって汚されるのが嫌」だと言っているのだと思います。

アイルランドのロックバンドとはU2のことだそうです。U2は楽曲テーマに社会問題を取り扱っており、特にボーカルのボノは国際的な慈善活動家として有名です。

真面目な天使はそんな彼らに星の警告を伝えたということですが、世界はそう簡単に変わりません。そもそも世界を平和にするのは音楽ではなく、音楽を聴いた人々がどう行動をとるかです。

 

天使が自分の心であるとすれば、U2が好きで良く聴いている主人公がどれだけ音楽を聴いて救われた気分になっても、自分が動かなければ結局何も解決しないことから「音楽(の力)なんてそんなもんか」と憂いているのだと解釈できます。

 

オレ、天使 歌詞考察⑥ 2番サビ

“願いは叶うと誰が決めた?
笑わせんな!神様だってそんなこと全然言ってなかった
オレは天使?オレは詐欺師?
さあ、どっちだ?”

冒頭のセリフで神様とは運命の事であると説明しましたが、そう解釈するとこの部分は割とわかりやすいかもしれません。

願いが叶うかどうかは運命次第。成功するとは限らないけど、失敗を恐れて何もしないのはもったいない。自分の心にいる天使は、本来自分の人生が良くなるように導いてくれているんですが「やる気が出ない」とか「自分には無理だ」とか「時期・環境が悪い」なんて言い訳を作って自分を欺く=詐欺を働く面もあります。

要は自分の心には良い人生を送ろうとする天使の面と自堕落で怠惰な人生に導こうとする詐欺師の面があるから、それをどうやってコントロールするかは自分次第。ということを伝えたいのだと思います。

 

 オレ、天使 歌詞考察⑦ 2番サビ' 

“Say it Good-bye 幻想にGood-bye
旅立ちなんだ泣かないでいいよ
街は荒野で行くしかないよ行くしかないよ
空が落ちる赤い空が迫りくる”

1番のサビの繰り返しですが、2番の歌詞の意味から繋げて考えると

幻想=やりたいと考えているだけで実行できてない絵空事

その状態から抜けだそう。荒野のように何もない状態だけど、やり始めなければ何も進まない。涙を流すこともあるけど立ち止まっている間にも世界は動き続けるのだから、負けないで。

そんな応援歌的なメッセージが込められているのではないでしょうか。

 

オレ、天使 歌詞考察⑧ シメのセリフ

“「あーあ。これだけオレが親切に正しい道へ説いてやっても
今生きてる人間って100年後には誰もいないんだよなぁ。
かくも、儚きかな…人生」”

天使は人間の心の中に住み、その人が納得できる人生を送れるように導いてくれますが、人間の寿命は100年ほどしかなく、あっという間に終わってしまう虚しさをぼやいています。

わずか100年しかない人生なのに、天使の声に耳を傾けず、無駄に怖がって動けなくなったり、怠惰という詐欺師に操られて時間を浪費する人の多いこと多いこと…。そんな愚かで情けない人類に対して「儚きかな人生」という一言でこの曲は締めくくられます。

 

オレ、天使 歌詞考察まとめ

最後に歌詞全体を通してオレ、天使』が伝えたいことをまとめます。

“天使は自分の心に宿り、自分の人生が満足いくものになるようにいつも導いてくれている。
神様とは自分ではどうしようもない運命や偶然のことで、それに一喜一憂するのはもったいない。結果を気にすることなく、自分の荒野を行くしかない。100年の人生なんてあっという間に終わってしまうのだから、天使の声(自分の純粋な気持ち)に素直に生きていこう。”

という感じになると思います。

歌詞解釈って「自分の都合の良いように捉えがち」なんで自分がそうあって欲しいという考えが盛り込まれてしまうのですが、そうは言ってもポルノグラフィティの曲にはそう解釈できなくもない歌詞がとても多いので、おそらくこの『自分の人生を応援する』的なテーマは歌詞の方向性の1つとしてしっかりあるのではないでしょうか。

ということで、今回は『オレ、天使』の歌詞解釈でした。最後まで読んでくれた人、お疲れ様&ありがとうございました。オレ、天使はとても良い曲だからいっぱい聴いてくださいね!

foo?

foo?

 

『PRISON MANSION』歌詞の意味を考察・解釈する【ポルノグラフィティ】

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ということで前回の記事で宣言したとおり、ポルノグラフィティの18thシングルNaNaNaサマーガール収録曲の『PRISON MANSION』の意味を解いていきます。 

NaNaNa サマーガール[MAXI]

NaNaNa サマーガール[MAXI]

 

先月のアミュフェス以外でも惑ワ不ノ森やDAYS OF WONDERなどで披露されたこの曲。

タイトルの意味は刑務所で、詩は現代の日本を風刺した内容(Wikiより)とのことですが、それだけだと個人的に腑に落ちない部分があったので、繰り返し歌詞を読み込み、そこに残した思いを探しました。

そして“AMUSEFES IN MAKUHARI 2019 ~恋とか愛とか~”で披露されたことで、この歌詞の『核』のようなものが見えた気がするので、歌詞の冒頭から順番に説明していきます。



※歌詞解釈は人それぞれです。真実は作詞者・新藤晴一氏しか知り得ないし、もしかすると本人すらわからないモノなのかも知れません。「こういう考え方もあるのか!」という程度の感覚で読んで貰えると幸いです。

 

 

はじめに


結論から言うと、この曲には2通りの意味があると思っています。

1つ目は「未熟な自分を愛して欲しい」というメッセージ
2つ目は「日本中をポルノの虜にしてやるぜ」という決意表明

2つ目は言い換えれば「ポルノを愛してくれ」と言っているとも取れるので、そう考えるとアミュフェスで披露されたのも納得がいきます。ポルノファン以外のお客さんも大勢いた訳ですからね。

次からいよいよ実際の歌詞を交えつつの考察に入っていきます!

 

1番Aメロ①【2Fには~Reggae Men】 


愛玩犬のトイプードルを愛でる兵士と、陽気なイメージとは真逆のひきこもるレゲエメン。
ストレートに捉えると「人は見かけによらない」と考えることも出来ますが、自分はもう少し捻って「理想の姿を手にできず現実で苦しんでいる人たち」と考えました。

屈強なイメージの兵士と可愛らしいトイプーは、可愛いモノが好きで平和主義な若者でも、戦争という大きな力の前では銃を持って敵を殺しに行かなければならないという現実にくるしみ、根暗で引きこもりだからこそ、陽気なレゲエ音楽に憧れて毎晩ヘッドホンして目を閉じる。

現実の自分から遠い存在であればあるほど、憧れは増していきますが比例して苦しさも増していきます。

 

1番Aメロ②【毎日が~どうぞ】


『PRISON MANSION』は自分はポルノグラフィティそのもの”だと考えています。
そこに入る住人(囚人)達はポルノファンで、その魅力にハマって抜け出せなくなってしまった人々(自分のことですね(笑))の事。そう考えると、今後の歌詞の繋がりがわかりやすくなってきます。

“毎日が賑やか”=ファンはポルノ関連の話題で毎日楽しそうにしている
“まだ空室はあるさどなた様でもどうぞ”=まだ聴いたことがない人は聴いてみてね

 

1番Aメロ③【3Fの家族~OL】


ここに出てくる2人のキャラクターは同じ部屋の住人だと思います。なぜならΟLには部屋の場所が出てこないから。

このキャラクターにはどちらも2つの意味があって、ヒゲのベイビーは

①「仕事のストレスの反動で家では赤ん坊のようにわがままに振る舞う旦那」

②「いい歳こいて親のすねをかじり続けるガチクズニート

私服が白いウェディングドレスのΟLは

①「結婚式の思い出を引きずったまま現実の問題から目を背けている奥様」

②「そんなヒゲのベイビーがいる家庭からさっさと出て行きたいお姉さん」

 

という意味ではないかと考えます。

 

1番Aメロ④【Owner~世界へ】


PRISON MANSIONのオーナーがポルノグラフィティの2人ということは、やはりPRISON MANSIONは『ポルノというコンテンツそのもの』だと考えるのが自然ではないかと。

“自由と平和をここから世界へ”とは、現実の苦しみを一時でも忘れられるような自由と平和を感じる曲を『PRISON MANSION(ポルノグラフィティ)』は『世界(世の中)』に出していくよというメッセージです。

 

1番サビ①【PLEASE!~嫌いではなかったら】


英語は得意ではないので間違えて解釈してしまう可能性大ですが、インターネットの力を駆使して紐解いていきます。

giapponeseだけなぜかイタリア語なんですよね。これはどういうことかというと「どんな人でも俺らの曲を聴きに来い!」という意味が込められているのではと思います。単純に語感で決めただけかも知れませんが。

“未完成のままの自分”とは、1番からの繋がりを考えると現実とのギャップに苦しむ人々の事を差していると考えられますが、ポルノグラフィティ自身のことを歌っているとも捉えられます。

ポルノグラフィティ常に成長を続けるアーティストだというのは以前の記事で書きました。

500yenojisan.hatenablog.com


成長し続ける=常に未完成ということなので「成長途中の自分(ポルノ)だけどもし良かったら好きになって欲しい」という願望が込められていると解釈できます。

 

1番サビ②【Just now~変化を求めている】


“Just now hold out”Google翻訳だと「ちょうど今頑張って」と出ました。言いかえるなら「今ちょっとだけ頑張ってみて」という応援でしょうか。

そしてオーナーのポルノが「受け取れ」と渡す鍵。これはポルノの楽曲や関連情報の事であり、2つを合わせると『ポルノはあなたを支える存在になる』ということだと考えます。

立ち上がった猿=頑張り始めた人、あるいはポルノグラフィティ自身の事を差しています。音楽に目覚め、バンドとして結成し始めたばかりの頃のポルノを『立ち上がった猿』と表現しているのではないかと思います。

 

2番Aメロ①【4Fは~Student】


ここのChildrenって頭に.(ピリオド)がついてるんですよね。ガチ解釈を始めるまで気づきませんでしたけど(笑)

ということは、このChildrenは単純に子供という意味とMr.Children』の2つの意味が込められていると解釈することが出来ます。

ミスチルのボーカリスト桜井和寿2003年に環境保護組織を支援する団体『ap bank』を設立し、ポルノはそれのチャリティーライブ『ap bank fes』に何度か出演したことがあります。

環境保護』という重い課題に立ち向かう桜井。日本を代表するアーティストとしての「期待=気体=CΟ2」を背負っているとも捉えられます。

それに加えて、現代の大人達が積み上げてきた様々な問題の尻ぬぐいをさせられる子供達の運命を憂いているのではないでしょうか。

学校とは学ぶ場所。そこへの地図をなくした学生ということは「自分の人生においてなにを学べば良いのかわからない」夢や目標が見つけられていない人のことを差しています。

 

2番Aメロ②【いまでも~お好きにどうぞ】


PRISON MANSION(ポルノ)は『空=月』に向かってどんどん増築を続けています。“リフォームはご自分でお好きにどうぞ”とは「曲を聴いたり、コピバン組んだり、ライブに行ったり、イラスト書いたり、グッズ作ったりとそれぞれ好きに楽しんでね」という意味だと思います。

 

2番サビ①【SHUT UP!!~見渡したいなら】


「黙れ!!」と唐突に怒られる若輩者に涙が止まらない…(笑)

この若輩者というのはポルノ自身が「まだまだ自分たちは未熟だ」と謙遜しているパター

口先だけ達者で現状を何も変えようとしない人を叱咤しているパターンの2通りで解釈出来ます。

“最終形の現代のその先”とはポルノで言うと当時は『NaNaNaサマーガール』が最終形の現代でしたし、一般人で言うと『今』が最終形の現代であるといえます。

その先を見渡したいならどうするか?「努力して成長」するしかないんですよね。

 

2番サビ②【Just now~願うほど】


ここの前半は1番と同じなので解釈は割愛しますが、前項を踏まえると「今ちょっとだけ頑張ってみて」というメッセージがより深く刺さってきます。

“正直に生きていこうと願えば願うほど”

既に何度か使われていますがここもポルノの歌詞にありがちな『結論を書かない』テクニックが使われています。行間案件とでも言えば良いのでしょうか。願えば願うほどどうなるんでしょう?

自分の意志にまっすぐ従いたくても、周りの影響でたやすくねじ曲がってしまい段々と気持ちが失われていき、いつのまにか自分の正直な気持ちとは何だったのかわからなくなる。

結論を考察してくっつけるとしたら「正直(理想)に生きていこうと願えば願うほど、そうなれない自分(現実)が嫌になってくる」という意味が込められていると考えます。

Bメロ①【生まれた~消えてしまうのだろう?】


この部分は“正直に生きていこうと願えば願うほど”と多少繋がっていると思います。

“生まれたときの記憶”=何かを始めたときの情熱や、何か始めようと決意したときの覚悟

それらはなぜ時が経つと消えてしまうのか、最初抱いた強い気持ちを持ち続けられれば、誰だって理想の自分になれるはずなのに。ということを、実際にこの世に生まれた瞬間の記憶がいつのまにか消えてしまう不思議とかけられています。

あるいは人生における全ての初体験について歌っているのではないかと解釈します。

プリマンの作詞者、晴一が音楽人生で恐らく体験したであろう初体験を並べると、初めてハマる音楽を聴いたときの興奮、初めてライブを観に行った興奮、初めてギターで音を鳴らした興奮、初めてライブをした興奮、初めて曲を作った興奮、メジャーデビューできたときの興奮、アルバムを作った興奮、大きな会場でライブが出来た興奮etc...

これだけでも沢山の初体験があり、そのどれもが魅力的で刺激的なのに、その感動する気持ちは時が経つと薄れてしまう。

だからこそ、立ち上がった猿は新しい初体験を求めて変化し続けるのです。

 

ラスサビ①【Whatever~嫌いではなかったら】


1番のサビ頭に加えられた『Whatever』=なんでも(Google翻訳より)。これにより「どんな人でも俺らの曲を聴きに来い!」「とにかくなんでもいいから、どんな人でも俺らの曲を聴きに来い!」というより強いメッセージ性を持つようになります。

後半は同じ意味なので割愛。

 

ラスサビ②【Just now~どこにもいないから】


前半は同じ意味なので割愛。

“完全なヤツなんてどこにもいないから”行間案件ですね。
どこにもいないから、完全な自分なんて求めなくて良い。不完全なままの自分を受け入れて、愛し始めることが“最終形の現代のその先”を見渡す第一歩だと言っていると考えられます。

 

Bメロ②【入居者~出られない】


日本の人口は約1億2千700万人(夏女リリース当時の2005年も2019年現在も)。おおざっぱに言えば1億3000万ですね。つまり「『PRISON MANSION(ポルノグラフィティ)』はいつか日本中を『入居者(ファン)』にしてやるぜ!」というでっかい野望を掲げているのではないでしょうか。

最後の“もう二度とは出られない”というのは「ポルノに一度ハマったら抜け出せなくなるよ」という警告というか、自信というかとにかく「自分たちのことを好きになってくれる人を増やす為にこれからも頑張っていきます」という意味があると思います。

あるいは、この世に生きている限り死ぬまで現実から出ることは不可能だから、現実の中でまっすぐに生きていこうというメッセージが込められていると考えることも出来ます。

 

結論


以上が『PRISON MANSION』の歌詞解釈でした。この曲にこのような意味が込められているとするなら“恋とか愛とか”がテーマだったアミュフェスで披露した意図も「未完成の自分を愛する」「ポルノを愛して欲しい」という理由が見えるので納得できますね。

2014年の15周年ライブ横浜ロマンスポルノ14'~惑ワ不ノ森~では当時の新曲かつ15周年記念シングルだった『俺たちのセレブレーション』の次に演奏されましたが、上記のようなメッセージが含まれていたのならこれも自然な流れで組み込んだニクいセトリだなと感心します。

正直な話、昔はこの曲自体はあまり好きではありませんでした。個人的にイマイチ乗りにくいし、歌詞もパッと見意味分からんし、なんでこんなにライブで披露するのか謎な曲だったんですよね(この曲が好きな人、ごめんなさい)

ですが、沢山目にする機会が多くなるとそれだけ関心が高まっていき、最終的には聴き込んでここまで解釈を掘り下げるまでになりました。今ではもちろん好きな曲に昇格しています。

これも1つの“最終形の現代のその先”なのかなと思います。


ということで、これで『PRISON MANSION』の歌詞解釈は以上になります。
長文を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

歌詞解釈シリーズの第1回が『グラヴィティ』(アルバム)、第2回が『THE DAY』(シングル)、第3回が『PRISON MANSION』(カップリング)ということで、次回はアルバム曲の歌詞解釈をします。



その楽曲は………。





2ndアルバム『foo?』より、オレ、天使”!!



次回、お楽しみに☆

4〜6月の近況報告

約1ヶ月ぶりの更新ですね。みなさまいかがお過ごしでしょうか。

 
最近また更新サボりがちですが別にブログに対するモチベーションが下がったわけでも、ネタがないわけでもありません。

むしろネタは腐るほどあるし、暇さえあればガンガン書きまくってやりたいのは山々なんです。

じゃあなんでサボってんだと思われるかもしれませんが、最近忙しくなってきて(嬉しいことではあるけどね)ブログを書く時間がなかなかとれません。

現在、僕の中でブログに対する優先度が今やってる他のことに比べるとかなり下の方、ポケモンで例えるならトリックルームくらい低い優先度の活動になってしまっています。

まあ雑記ブログなんで書こうが書かまぁが世間様には何の影響もないんですけどね。
時間が取れるようになったら少しづつネタを解放していけたら良いなと思います。

ということで今回はスペシャルバージョンとして、4月頃からの出来事を書きまくっていきたいと思います。



あれ、去年も似たようなことやったような……?

 

 

 

ライティングスクールスタート

時は3月末まで遡ります。

ブログを更新してツイッターにシェアしたとき、ある1件のいいね!がつきました。

自分のフォロワーではなかったのですが、単発でいいね!されることもまれにあったので、その類いだろうと思って気にも止めませんでした。

しかし、そこから3件連続の記事で同じ人からいいね!が入り、どんな人なのか気になってプロフィールを見てみました。

それがこの方、学生社長のむっちゃんさんです。

twitter.com


この人が固定ツイートされているブログ記事を読んで、僕は正直な感想で「めっちゃ怪しい…でも面白い」と思いました。

僕は仕事辞めて9ヶ月近く、どうすればライターとして収入を得ることが出来るのかを模索していました。


コンペに挑戦したり、執筆依頼のサイトで書けそうな記事を探していたのですが、実績0の上どんな文章を書けば依頼に添えるクオリティになるのかが全くわからず、結局何も得られないままの日々を過ごしていました。

そんな中で学生社長のむっちゃんさんとの出会いは自分の現状を打破出来るかも知れないと思い、連絡を入れてみることにしました。

DMを送ってからわずか数秒で「会いましょう!」という返信をいただき、トントン拍子に話が進んでむっちゃんさんの仕事仲間が運営している『WEB+ Media School』という名前のライティングスクールを紹介され、入会することになりました。

 

webtasu.com


スクールと言ってもどこかに通う必要はなく、基本的にはWEB上でのやりとりと毎日届くメルマガで勉強するという感じです。

最初の内は勉強と言うことで記事を書いても報酬は発生しませんが、ライターとしての文章力やSEO対策を実践形式で学べるので、1人で闇雲にやるよりは遙かにマシだし、一定数の記事を書ければそこからは収入になっていくので、入会金はけして安くはありませんでしたが、記事を書きさえすればいつかは回収できるので、これからガンガン記事を書いて実績と実力を積み重ねていきたいと思います。

あと、自分が仕事を探さなくてもあらかじめ記事が用意されてるのはとてもありがたいですね。仕事そのものがないと力も頭も使う事すら出来ませんからね。

 

初めてのオフ会

5月19日に横浜でポルノグラフィティファンのオフ会に参加してみました。

参加者が40名近くもいる大規模(初めてなので大小の基準はわからんけどまあ多いよね?)オフ会で、19歳から30歳前後のポルノファンが一堂に会する様は一種の桃源郷でした。

単純に考えて小学校1クラス分の人数が全員ポルノファンってヤバくないですか?
先生が教壇で「Everybody Say?」って言ったら一斉に「「「「「Fu-Fu」」」」」出来るんですよ?
どんなクラスよりも統率感ありそう。ハイレベルなイントロクイズ出来そう。

男女比率は女3:男1でした。まあポルノファンは女性が多いので当たり前ですが、数少ない男性ファンと交流出来たのは良かったですね。

2次会でポルノの曲タイトルでビンゴゲームを行い、5リーチもかかったのに景品にありつくことは出来ませんでした。全曲ランダムで枠を埋めたから神に見放されたようです。

それにしても自分より年下のポルノファンが結構いるのがわかったのは嬉しいですね。しかもそれが2006年以降に発売された曲がきっかけでファンになった場合は更に格別…最高だ…!

夜勤の時間が迫っていたので2次会途中で抜けてしまいましたが、オフ会に参加したおかげで沢山のポルノ仲間(ってなんだか淫猥な響き…///)と出会い、ありがたいことにその後も何人か会えたりしているので今後も仲良くしていきたいですね。

 

アミュフェス行った

6月1日に幕張メッセで開催された“AMUSEFES IN MAKUHARI 2019 ~恋とか愛とか~”に参加して来ました。

フェスに参加すること自体が初めてで、どんな感じで進行するのかワクワクしていましたが、ま~長いのね…さすがにおじさん疲れちゃったよ。単独ライブの3時間でも結構しんどいのに13時から20時まではさすがに耐えれん。絶えちゃう。

なので、15:00の休憩から1時間くらいは割とガッツリ休憩してました。
高橋優以降の出演者の為に体力を残しておきたかったので仕方ないですが、途中抜けで見れなかったアーティストさん、すみません…。

まあ最も恨むべきは自分の体力低下ですけどね。

ポルノ以外のライブはほぼ行ったことがないので、新鮮な気持ちで聴くことが出来ました。気になるアーティストや好きになった曲がいくつかあり、アミュフェスが終わったその足でツタヤに駆け込んだんですが、そう都合良くお目当てのCDが見つかるはずもなく、ただ冷やかしただけになってしまいました。

サブスクリプションってこういう時便利なんだろうなーと思うけど、時代の変化にまだついて行き切れてないです。徐々に慣れていこうと思います。

ポルノのセトリは予想外の曲、新曲、定番とロマポル短縮版かと思うほど濃い内容で、大満足でした。特にカルマの坂が聴けたのは嬉しすぎますね。逆に言えばドームでやらない可能性が高まったけど…。

PRISON MANSIONがまさか過ぎるチョイスで、数日この選曲意図について考えていました。

だってフェスのテーマが『恋とか愛とか』ですよ?アーティスト名がポルノで(電光石火の替え歌でも言ってたね(笑))、ファンクラブの名前がLove up!で、恋や愛にまつわる曲をデビューから現在まで手を替え品を替えリリースし続けたそんな愛の伝道師・ポルノグラフィティが『恋とか愛とか』と言うテーマで選んできたのがPRISON MANSIONって…。

歌詞の中から『恋とか愛とか』らしい部分を読み解くと
“未完成のままの自分が嫌いではなかったら”
ってとこでしょうか。

嫌いではない=なんだかんだ好き。

未熟な自分を素直に受け入れるという『愛』を表現しているのかなと思いました。


いや、ひねりすぎでしょ(笑)

まあそういう所が好きなんだけど。

この曲の歌詞って結構考察しがいがあると思っていたので次回、歌詞解釈します。

後いきなりでしたが、横浜オフ会でお会いしたフォロワーさんと再会出来て良かったです。今後ともよろしくお願いしますm(_ _)m

 

誕生日を迎えた

6月10日に誕生日を迎え、28歳となりました。

沢山の人に祝福されて、とても嬉しい限りでございます。
30歳まで後2年を切ったという現実は、なかなか身が締まる思いですが、ここから2年間の活動が先の人生に大きな影響を与えそうなので今まで以上に日々走っていきたいですね。

ちなみに28歳のイチローは1年目のメジャーでいきなり242安打の大活躍をし、28歳の松井秀喜本塁打王打点王、最高出塁率、シーズンMVPを獲得し、28歳のポルノはチェケラやMugen出してた頃の脂のりまくってた時期だし、28歳のケイン・コスギは28歳の室伏広治とお正月に血湧き肉躍る争いしてたし、28歳のカカロットは人造人間襲来に向けて修行してたし、そういう素晴らしい活躍をされていた28歳を見ると、自分も頑張らなきゃなぁと思います。

 

退職1周年

誕生日と同時に、前職を退職してから丸1年が経ちました。
そういう意味では1歳児のようなもんですが、なんだかんだで生きていけるものですね。

ただ税金やらなんやらの負担が相当大きく、貯金が少しづつ確実に減っているので、背水の陣と言いますか、ケツに火をつけて収入のV字回復に務めていかなければそろそろヤバいなという危機感はあります。

去年は仕事を辞めたとはいえまだまだ考え方や意識に会社員思考が残っており、ここ数ヶ月でいままでの自分が思いも寄らなかった考えを持つ人に会ったり、前まで読まなかったジャンルの本を読んだりして、ようやく一皮剥けて新しい自分になれそうだなという時期に来ていると思います。

退職したときの経緯の詳細はまた改めて記事にする予定です。

 

作詞に挑戦中

岡山の高校時代の友人が歌モノの作曲を始めたので、歌詞を書くことになりました。


専門時代に歌モノも何曲か作ったので歌詞を書いたこともありましたがやはり楽しいですね。
限られた音数でどう言葉を当てはめるか、含みを持たせるのか、ストレートに伝えるのか、比喩を多用するのか、音感重視で気持ちいい言葉を当てはめるのかとか、普通の文章を書くのとは違った趣があります。

始めたばかりなので歌詞の内容が実にポルノっぽい感じですが、数をこなしていけば独自性とかも出てくると思うので、ライター業務優先ですが作詞活動も頑張っていきたいですね。

彼も作曲を始めたばかりなので、お互いに意見を出し合って共に成長していけたら良いなと思います。

 

体のガタがヤバい

5月に現在の工場バイトに勤めて半年が経過しました。

日に日に疲労が蓄積している感じがして、自主的に休んだりとかもしていましたが、そろそろ限界を感じています。

慢性的に首肩が凝り、手首が腱鞘炎気味になるし、胸や背中や腰が時折キリリと痛むことがあるし、何より師匠(仮)に「夜勤と日勤のメリット・デメリットを比べても、夜勤は話にならないレベルで悪い」と言われてしまったので、今月中には昼間のバイトに鞍替えを検討しています。

あとずっと夜勤やってる人って情緒不安定なのかな?って思うことが多々ありまして、些細なことで異常にブチ切れられるということが数回ありました。
いきなりブチ切れられるという経験は前職でも幾度となく経験したので、もはや何の感情も湧きませんでした(ありがとう○田さん)が「あーこの人こういう性格なんだ」というひっそりと距離を置こうという気にはなりましたね。

他にも作業内容について「矛盾してるなぁ」とか「アホくせーな」とか気になる部分も出てきたので、本格的に身体がイカれてしまう前にさっさとオサラバしたいですね。

 

ハロワ

半年間バイトを辞めれなかった理由として、ハロワのある制度が縛りになっていました。

『就業促進定着手当』という制度で、転職して半年が経過したときに前職の給料の日当を下回っている場合、お金が貰えるというありがたい制度なんですが、実際半年経ってもろもろの書類処理とかを済ませてお金をいただいた結果、まぁ~少ないのなんの。予想の半分ぐらいしか貰えませんでした。

バイトの時給が半端に良かったせいもありますが、正直ちょっと期待外れでした。こんなことなら半年も頑張らずにさっさと辞めれば良かったと後悔しています。

自分はいろいろ自由にやりつつも性格は従順な社畜タイプだから、周りから言われたことはなんでも守ってしまいがちなので(社会人は3年は耐えろとかいう俗説とかね)それで時間を無駄にしてしまうことが多いのは良く反省しておかないと今後に響きそうだなと思いました。

28歳になったからと言うわけではありませんが、真の意味で自分の人生に責任を持てるように高い思想で物事が考えられるようになりたいですね。

 

最後に

ということで、ここ数ヶ月に起こった出来事をまとめてお話しました。

冒頭に書いたとおり他にも色んな事で動き出しているので、どうしてもブログの更新が滞りがちになってしまうんですが、ブログ更新も修行の一環なので今後は3日1回くらいペースで更新出来ればなぁと考えております。


今後とも当ブログ、500円おじさんをよろしくお願いしますm(_ _)m

【若者よ】せーんきょせんきょ、あかるいせんきょ♪【選挙に行こう】

今回は“選挙・政治”というちょっとお堅いテーマになっています。

 

堅苦しいのは嫌いなので、なるべくゆるめな記事になるようがんばります(笑)
何故こんな内容を書くかというと「世の中変えたきゃ選挙いくしかねぇ」
と思ったからです。

世の中に不満があるけど選挙には行ってない人は是非最後まで読んでください。

 


その考え、変えてやりますよ。 

 


<選挙、投票率低すぎ問題>

 

というわけで、皆さんは選挙のときちゃんと投票にいってますか?
まあ選挙ってぶっちゃけ面倒臭いですよね…僕もそう思います。

平成29年10月の衆議院総選挙では全体投票率53.68%、平成28年7月の参議院通常選挙では全体投票率54.70%と、選挙権を保有している国民の半数近くが投票に行っていないことがわかります。

www.soumu.go.jp詳しいデータは総務省ホームページを参照ください。

とくに若年層の投票率は35%前後と、若者の政治に対する関心はとても低いことがわかります。

 


<なんで投票に行かないのか>

なぜ、人は投票に行かないのか。その理由をザッと挙げてみると

・仕事やプライベートが忙しく投票に行く暇がない
・立候補者自身のこと、その人のマニフェストを詳しく知らない
・自分1人投票しなかったところで大した影響はないと思っている
・誰が当選してもどうせ世の中変わらないから行っても意味ない
・老人有利な政策を考える政治家ばかり。数が少ない若者は勝負にならない
・そんなことより明日のご飯や趣味について考えたい
・そもそもめんどくさいしどうでも良い

他にもいろいろな考えがあるとは思いますが、おおむねこんな感じではないでしょうか。
僕も昨年までそんな感じで、選挙権を有してから3年くらいは投票すら行かず、行くようになっても誰に投票すればいいのかよくわからないし、大して影響ねーだろと思ってたので無記名投票で済ませてきました。

しかし、最近になって「選挙はやはりいくべきだ」と考えるようになり(理由は後述)先月初めて真面目な気持ちで投票に行きました。

まあ投票は目を閉じて適当に指さした候補者にしたんですけどね。
だってよくわかんねーし。

 


<現行の選挙システムの欠陥>

真面目な気持ちで選挙に目を向けたからこそわかったのですが、今の選挙システムってめっちゃわかりづらいんですよ。

まず立候補者が多すぎてそれぞれの主張を把握するのも時間かかるし、マニフェストがある人はまだマシだけど、当選したらどんな活動をしてくれるのか全然わからない肩書きだけ立派な候補者もいる。

加えて個人的な勉強不足もありますが今社会で何が問題なのか、どのように世の中が動いたらみんなが満足できる暮らしになるのか具体的に知らないから、自分の1票を誰に捧げれば生活が向上するのかわからないんですよね。

現代の人々はインスタントな反応に慣れすぎてしまい、思考する回数が増えることを苦手としています。企業広告のような派手なフォント、目を引くキャッチコピー、爽やかな笑顔の写真で構成された選挙ポスターが並んでいるだけでは、違いもイマイチわからないし、調べるのも面倒臭い「じゃあ選挙にいかないか、行っても一番有名な人に投票する」という考えになってしまうのも当然です。

 


<“良い世の中”の定義>

自分がこうなったら良いなと思う世の中は

・税金減らして欲しい
・労働時間は短く、単価は高くなって欲しい
・多様な生き方が今以上に許される世の中
・立場を問わず全ての人が平等に賞賛と罰を受ける
・年金制度の改正
・新卒・若手教育重視の社会体制の見直し

なんてことを考えたり、世間でよく目にするのが

・育児・保育施設の充実
介護施設バリアフリーの充実
・上記に関係する従業員の待遇の向上
・誰でも質の高い教育が受けられるシステム
ブラック企業の駆逐
・恋愛の自由化
・男女平等()
・NHK撲滅()
・いじめ撲滅()

などなど、年齢・性別・立場によって主張することは様々です。
人によって“良い世の中”の定義がバラバラだからこそ、どこかで妥協しなきゃいけないし、マイノリティは不遇を強いられがちです。

 


<多様性により産まれた弊害>

いわゆる『ゆとり・さとり世代』と定義される20~30代前半の人々は、それまでの時代を生きてきた人たちとはかなり違う価値観・思考を持っている人が多いです。

まあ前の時代の人たちが用意したシステムで育てられた我々が、学校を卒業したとたんに古い制度が残る社会に放り出されて「これだからゆとりは…」って呆れられるのは最高に滑稽だなと思いますね。

ゆとり教育に加えて、21世紀以降の世の中は娯楽の多様化が進み、それぞれが求める理想の暮らしが細分化してきました。これに加えて少子化で若者の数が減り、ただでさえ少ない若年層の票が1カ所に集まりづらくなり、結局誰の願望も叶わない。叶わないから選挙に行かない、選挙に行かないから良くならないという負の連鎖に陥ります。

 


<投票する人を決める基準>

人はよく知らない何かを選ばなければならないとき、何を基準に決めるのか。
大体の人が『知名度』『雰囲気』『ビジュアル』『肩書き』『所属』
この辺りをヒントに選択していると思いますが、こんな選び方をしていてはいつまでも本当に社会が良くなることはありません。

僕だってそりゃその辺の里芋みたいな女と橋本環奈が並んでたら100%橋本環奈を選びますよ。例え里芋がめっちゃ良いこと言ってて、ハシカンが自分を奴隷にしようと考えていたとしてもハシカンを選んでしまいますよ。

でも選んでるときは「公正公平な判断で選択した」と思いがちなんですよね、人は。
無意識に見た目や雰囲気という曖昧なモノに判断を左右されて、真の主張、自分が求める答えに届いていないことに気づくことは難しいです。

 


<選挙に行った方が良い理由>

そんな若者にとっては苦しい選挙制度ですが、今の生活を良くしたいと思うなら投票にいくしかありません。

なぜなら、自分の意見を社会へ伝えて、世の中を変えるための唯一の手段だから。

今の社会制度に不満がある人はツイッターでしょーもない愚痴を呟く暇があったら、自分の理想の生活を叶えてくれそうな政治家を探して、その人が当選できるようにいろいろ頭使った方がマシです。

普通に暮らしていると気づきにくいですが、今自分たちが暮らしている環境って昔の民衆の意見を政治家達が叶え続けてきた結果なんですよ。政治家と一般人は住む世界が違うと思いがちですが全くそんな事はなく、民衆の意見を集めて反映させるのが政治家の仕事なので、実質我々国民が世の中を動かしていると言っても良いです。

まあ投票によって何かを決めるというのは、最善の方法ではないです。例えば51対49で決定した場合、半数近くの人の希望が叶っていない世の中になるわけですから。誰かが得をすれば誰かが損をする。それが現代の社会の仕組みです。ある程度は仕方ないんです。

でもずっと同じ政治家が続くわけでもないんです。定期的に解散して、また選挙してくれます。だから自分の理想が叶うまで支持する政治家と共に何度でも闘えば良いんです。

目の前の結果に一喜一憂して、どうせ駄目だからと諦めてるからいつまで経ってもあなたの生活は良くならないんです。少しづつでいいから良い方向に持って行けるように長い目を持つことが大事です。

で、少しづつ変えるためには「どの人なら自分の理想を叶えてくれるだろう」ほんのちょっとだけでも政治に関心を向ける必要があります。僕は今回初めて真面目な気持ちで投票に行ったので誰に投票すればよくわからなかったのですが、何度も参加することでどんな政治家がどんな考えを持っているかが見えてくると思います。

若い人は大体こうだと思うんですよ「よくわからないから参加しない」

最初はわからなくて良いんです。だって最初なんだから仕方ない。でも参加しないと何もわかりません。だから最初は適当で良いから選挙に行きましょう。そんで変な奴当選させて、失敗して反省しましょう。定期的に選挙があるから多少変な奴が当選しても数年後には修正できます。

とにかく、何度も言うけど自分の生活良くしたいなら選挙に行きましょう。

<今の選挙はここが駄目>

ただ、やっぱり現行の選挙制度前時代的で欠陥だらけだとは思うので
ここからは『こうなれば良いのに』という改善案を書いていきます。

僕が思う選挙の問題点は
・候補者多すぎ
選挙カーうるさい
・演説ほとんど誰も聞いてない
マニフェスト以外の要素で票が集まりがち

この辺りなんですが1つずつ解説しますね。

【候補者多過ぎ】
商品を選ぶときもそうですが3種類の品物から1つ選ぶのと、10種類の品物から1つ選ぶんだったら、3種類のほうが考えることが減るので楽ですよね。
現代人は判断力・思考力の低下が著しいので、現行の立候補者が何十人もいるような選挙だと看板を見ただけで嫌になります。
その結果、候補者が主張していることに目を向けず知名度や所属、見た目など表面上の要素だけで判断してしまいがちです。
数が多いというのはそれだけ沢山の意志を持つ政治家がいて、選択の自由があって喜ばしいことですが、結局投票によって何人かは落選するのだから、国民の目に触れる前にある程度ふるいにかけておいても問題ないと思います。

選挙カーうるさい】
一応選挙カーが活動できる時間帯は決められていますけど、24時間活動している現代社会において、日中だから問題ないとかそういう考えはもう古いと思います。
自分みたいに夜勤明けで日中に寝る人間や、お昼寝が必要な乳幼児を抱える奥様など、昼間だからってバカでかい音で街中走り回られたら迷惑千万です。
「選挙ってうるさいな~」ってネガティブなイメージしかつきません。

【演説ほとんど誰も聞いてない】
駅前や商店街で必死こいて街頭演説をする政治家を見かけますが、冴えないストリートミュージシャンレベルで立ち止まって話を聞いてる人なんてほとんどいません。
仮にめちゃくちゃ良いこと言ってたとしても、街に出てる人は大概何かしらの予定が合って外に出ている訳だから、演説を見かけて立ち止まってウンウン聞くほど暇じゃないです。通りすがりの人の足を止めさせるには島田紳助並のトーク術が必要です。はたしてその域の政治家はどれくらいいるでしょうか?

マニフェスト以外の要素で票が集まりがち】
これは前項から何度も書いているんですが、選挙ポスターってぱっと見て目に入ってくる情報の優先度が
① 顔
② 名前
③ キャッチコピー
④ 所属
⑤ 具体的なマニフェスト(ほとんどない)
だいたいこの順番だと思うんですよ。社会を良くするという政治の本質からすると、①~④の要素って必要ないですよね。無所属でも小規模な政党でも素晴らしい考えを持った政治家はいるかも知れないのに、有名だからとか、なんとなく知ってるからとかそういう浅い考えで票が集まって結局なにも変えられないか、一部の人だけが得し続けるという政治体制が現代社です。

 


<将来の選挙はこうなるべし>

以上の問題点を踏まえた令和的選挙スタイルを提案します。

もちろん、今までの選挙方法に慣れ親しんだ中高年の人々は急に制度が変わるとそれはそれで困ると思うので、古い制度も残してて良いとは思うのですが、若い世代向けの選挙スタイルもあってよいはずです。

SNS・メールアドレスに選挙情報を強制表示する】
ある程度の差はありますが現代人でオンラインで情報を取得していない人はほぼいません。
あらゆるツールで選挙の通知をバラまき、人目に触れる機会を増やします。
究極はその通知上にチェックボックスをおいて、ワンプッシュで投票完了できるくらいになれば現代人にはありがたいですね。


「そんな安易に投票できるようになって大丈夫?」と心配されるかも知れませんが投票されないよりは100倍マシです。ていうか適当で良いです。だって定期的に選挙は行われるのだから、適当な選挙で変な人が当選しても後からいくらでもやり直しがききます。


目先の失敗なんてどうでもいいから、一般人に政治に興味を持ってもらって、自分たちの選択で世の中は変えられるということを浸透させて行くべきです。

Youtubeで演説動画を出す】
これは既に行っている政治家も多いですが、政治・政党に関心があってわざわざ検索しないと動画の存在を知ることすら出来ないんじゃ意味がありません。
こちらも各種SNSで広告のように強制表示させて、1人でも多くの人に動画を見て貰えるようにします。

【情報をマニフェストだけに絞る】
そもそもなんで選挙するかというと、現在の社会システムに改善する余地があるからですよね?例えば「労働環境改善」を望む人は「労働環境改善」をマニフェストにしている政治家を支持したいと思うでしょう。でも今の選挙方法だとマニフェストに行き着く前に目に入るいらない情報が多すぎます。
『どこの』『誰が』は一旦置いといて、純粋な思想だけを認知できる方法が良いです。

この3点ですね。
選挙カー・街頭演説は撤廃して良いです。
演説したけりゃ講堂でも借りてそこで堂々と発言なさってください。
聞きたい人は自分の意志で勝手に集まりますから。

ただし、ここまでやってそれでもめんどくさがって投票しないのは、もはやその人が愚か者です。マジで社会制度について不平不満を口にする資格ないです。

 


<オススメの本と最後に>

選挙・政治について関心を持って、もっと知りたいと思った方は
池上彰『政治のことよくわからないまま社会人になった人へ』がオススメです。

政治のことよくわからないまま社会人になった人へ【第4版】

政治のことよくわからないまま社会人になった人へ【第4版】

 

政治・選挙の仕組みが中学生でも理解できるようなわかりやすい文章でまとめてあります。


最後に、自分の生活に不満があるなら、それを改善する手段として政治を有効活用しましょう。何度も言いますが、わからなかったり間違えたりして良いんです。やってくうちに見えてきますから。そしていきなり100%の改善は不可能だと受け入れてください。人それぞれ理想とする社会がありますから、ある程度譲り合う寛容な精神が必要です。

1票では何も変わらないかも知れないけど、その1票で変わることもある。
0と1では大違いです。

若者たちよ、選挙に参加しましょう。
理想的な世の中を長い目で手に入れていきましょう。

 


というわけで、最後まで読んでくださりありがとうございました。

ポルノグラフィティへの想いを本気出して書いてみる PART5

今回で最終回となるポルノの愛を語るコーナー。
15年目から現在までを振り返っていきます。

前パートを見ていない方は↓こちらからどうぞ↓

10年目まで↓500yenojisan.hatenablog.com

 

15年目まで↓
500yenojisan.hatenablog.com

 

≪僕とポルノ 後編≫

【2014年】
3月にLEMF1999静岡公演に今度は姉と参戦。
そこで9月に神戸と横浜でロマンスポルノ'14開催を告知され狂喜乱舞。

ポルノ熱が高まっていたので月末にニコニコ動画ポルノグラフィティの歴史を振り返る動画を投稿。再生数はギリギリ1000超える程度だったが、少ないながらも高評価を貰えたので嬉しかった(色々アレなのでリンクはしません)

9月、15周年記念&“3さいシリーズ第一弾”として『俺たちのセレブレーション』をリリース。

www.youtube.com


おもちゃ箱をひっくり返したようなはちゃめちゃで楽しげな曲調で、テンションは割とあがるんだけど青春花道あたりから続いているおふざけ路線をまだ引きずっており「今後はネタ要素強めのバンドとしてやっていくのかな」と言う心配はあった。

PVも曲調通りの楽しい作りになっていた。

神戸・横浜ロマンスポルノ'14~惑ワ不ノ森~開催目前にニコニコ動画でシングル曲のライブ演奏回数ランキングを投稿。この調査によりランキング上位だった『Mugen』『アゲハ蝶』『ハネウマライダー』『ネオメロドラマティック』『メリッサ』『サウダージ』『ミュージック・アワー神7と認定。逆に不遇すぎる『痛い立ち位置』の立ち位置に泣く。

歴史を振り返る動画より3倍以上再生され、マイリスも100近く行ってくれたのは嬉しかった。20周年に全曲版もやるつもりだったけど最近ツイッターで簡易的にまとめてくれた方がいたのでお蔵入りに。もう演出を凝る時代じゃないんだなと感じた。

この調査をしたせいで優遇・不遇の存在が浮き彫りになり、しばらくセトリになにかとケチをつけるカスになってしまう。

9月21日“横浜ロマンスポルノ'14~惑ワ不ノ森~”に姉と参戦。
個人的に評価が難しいライブで痛い立ち位置』『デッサン#1』といったレア曲が聴けたのと『アポロ』『アゲハ蝶』『ROLLの演出はとても良かった。それとブラスアレンジ自体が好きなのでブラス隊とコラボしたことも高評価。

しかし直近のライブと被っている曲が多く、定番や最近の曲はまあ良いとしても2010年以降で演奏された曲はもう少し減らして欲しかった。


『アポロ』(LEMF1999)
『リンク』(∠TARGET)
今宵、月が見えずとも』(幕張)
『Prease say yes,yes,yes』(つま恋)
『グッバイサマー』(つま恋)
『黄昏ロマンス』(つま恋)
『PRISON MANSION』(幕張)
『アゲハ蝶』(LEMF1999)
『ROLL』(つま恋)
NaNaNaサマーガール』(つま恋)
『Sheep~Song of teenage love soldier~』(つま恋)
この胸を、愛を射よ』(∠TARGET)←別の意味で不満
サウダージ』(LEMF1999)
『メリッサ』(LEMF1999)
ワンモアタイム』(PANORAMA×42)
ミュージック・アワー』(LEMF1999)
ハネウマライダー』(LEMF1999)
『青春花道』(LEMF1999)
『Mugen』(LEMF1999)
『ジレンマ』(LEMF1999)


セットリスト28曲中20曲が2010年以降演奏済みって…まあなに演奏しても楽しいっちゃ楽しいし、ポルノチームが本気出して考えて作ってくれたライブに対してあまりとやかく言うのも良くないよなとは思うけど、せめて後3曲くらいはマイナーどころに枠をさいても良かったのでは…?

メドレーもあまり好きじゃなくてこの胸を、愛を射よ』『PRIME』『Jazz up』はフルで聴きたかったし、その他4曲はメドレーになってでも聴きたいかと言われたらそうでもないし、本編で「グッバイサマーしましょうよ!」と言った癖に「夏気分復活!?」って夏女を演る意味が分からなかった。

あと演奏回数ランキングで知ってしまったが故に気になってしまう事で、神7はド定番で否応にも盛り上がる人気曲たちなのはわかるけど、毎度演奏されても「またこれか」って聴き飽きちゃう(贅沢な意見なのは自覚している)ので、1度のライブで3~4曲くらいあれば充分だと思ってた。
実際、幕張ロマンスポルノでは7曲中2曲(しかもアレンジVer.)しかないのに充分盛り上がるセトリが組めていたわけだし。

まあ恐らくALL TIME SINGLESとLEMF1999で新規に入ってきたファン向けに組んだセトリだったんだろうけど。


惑ワ不のアンコールで初披露された『ワン・ウーマン・ショー~甘い幻~』が11月に発売。

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この曲は個人的にワースト1位で、愚痴だけで1記事かける自信があるが、そんなの書いても楽しくないので割愛。
このシングルの評価点は昭仁の歌い方に成長を感じることとカップリングに『みんなのカープが入ってるってことくらい。


【2015年】
昨年から続いていた3さいシリーズのトリ「うたいんさい」として『オー!リバル』がリリース。

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名探偵コナンの劇場版主題歌にもなり、映画も観に行った。
ジョジョ1・2部のエンディングかよってくらい美味しい使われ方してた。

今更言うまでもなく良曲で、世間的にもポルノの名前を久しぶりに聴くようになった。今の10代ファンはこの曲から入ってきた人が多いんじゃないかな。

最初「曲は良いのに、タイトルふざけたなぁw」と思ったけど『ライバル』でも『リバル』でも『オーリバル』でもなんかしっくりこないので結局『オー!リバル』というタイトルが最良だったと今は思う。

昭仁と晴一がたくさん出てくる独特な演出のPVは、斬新と言えば聞こえは良いけどそろそろシンプルに格好良いPV作ってくれねーかなと思ってた。

カップリングの『デザイア』はエロい熱気が伝わって来るので好き。

8月に3さいシリーズをまとめた10thアルバムRHINOCEROS発売。 

RHINOCEROS(初回生産限定盤)(DVD付)

RHINOCEROS(初回生産限定盤)(DVD付)

 

3さいからのRHINOCEROS=サイという若干のおふざけ要素を残したこのアルバムは、2人体制になってからの最高傑作といえる名盤。
最も思い入れが強いのは『∠TRIGGER』だけど、お気に入り曲はこっちのほうが多い。
『ANGRY BIRD』『バベルの風』『AGAIN』『ミステーロ』が特に好きで「これだよぉ~こういうの待ってたんだよぉ~」と老舗中華料理屋でシンプルな中華そばを頷きながら旨そうに啜るような気分で聴きまくった。

翌月から14th LIVE CIRCUIT“The dice are cast”開催。
日本語で『賽は投げられた』という意味のツアータイトル。パッと聞きはめちゃ格好いいのに3さい→サイ→賽という連想ゲームのような発想はやっぱふざけてるよなぁ(笑)嫌いじゃないけど。

広島公演と横浜追加公演に参戦。好きだった瞳の奥をのぞかせてがとんでもねーアレンジになって帰ってきて驚いた。「こっちのほうが“ききんさい”じゃねーか」ってなった。
ただ“UNFADED”の感想でも書いたけど演出が全体的に期待していたものと異なり、15周年を境にライブスタッフも世代交代したのかと思った。これは良い悪いの問題ではなく感性の違いなので「ポルノチームのセンスが自分と少し合わなくなってきたのかな」とうら寂しい気持ちになった。


【2016年】
『THE DAY』がアニメ『僕のヒーローアカデミア』のΟPテーマになる。

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ワンモアタイム以来の文句なしに格好良いと思えたシングルで、イントロで爆発させたエネルギーの勢いそのままに最後まで駆け抜けるロケットのような曲。特に2番Bメロ~Cメロが文字通りノンストップでカラオケで歌うのもとてもしんどい(笑)

カップリングの『ルーシーに微熱』のイントロがなぜか『ズダダン!キン肉マンを彷彿とさせてフフッてなった。

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9月に“横浜ロマンスポルノ'16~THE WAY~”開催。2日目に彼女と参戦。
冒頭の音響トラブルを現地で目撃し、リアルに「ええぇ~~~!?」と言った。
CDで聴いたときは特に何も思わなかった『My wedding song』がその映像も相まって感極まってしまった。こういうライブで印象が変わる曲があると新しい発見が出来ていいよね。

ダンサーや楽器隊等のゲスト無し、ステージセンターでアコースティック始まり、定番曲のロックンロールアレンジ、LEDブレスレットの演出など今までのロマポルのイメージを覆すような、様々な実験要素を感じるライブだった。

この大胆な変更はダイキャス同様に「思ってたのと違う」という違和感が凄くて、楽しかったよ?いや、おおむね楽しかったんだけどね…「なんかさ~そうじゃないんだよなぁ~」というもやもやした感覚が自分の中で拭えなかった。

ライブに対する個人的な考え方として『日常を忘れさせてくれるつかのまの幻想』というのがあって、1曲目はライブの世界観に一気に引き込むような強い曲が良いと思っていて、今回は始まりから5曲目までアコースティックアレンジと徐行運転とも言うべきゆるやかな立ち上がりで「いつになったら盛り上がるんだ…?」というもどかしさがあった。
アコースティック後に始まった『敵はどこだ?』が仮に1曲目だったら従来通りの楽しみ方が出来たんじゃないかなと思う。実際には6曲目だったのでそのせいか今までのロマポルよりセトリが少なくなってしまったような感覚になり、物足りないという気持ちが生まれる。

神7のハネウマライダー』『サウダージ』『アゲハ蝶』『Mugen』がアレンジ枠になっていて定番所にも変化をつけようという意気込みが伝わるが、やるにしても数が多すぎると思う。新規ファンは通常アレンジで聴きたいと思うだろうし、何度も聴いてるオールドファンは「まあ真新しさはあるけど、これやるくらいなら普段聴けないようなもっとレアな曲を披露して欲しい」という感想になると思う。少なくとも自分はそうなった。

『オー!リバル』あたりから曲に関しての不満は減ったけど、今度はライブでの不完全燃焼が目立つようになってきた。

映像化した時に歌詞違いバージョンの『LiAR』がちゃんと収録されていた。昔のやつでも(ワンウェイチケットとか)入れて欲しいと思ってたのでこれは嬉しかった。

11月に11年振りの両A面シングル『LiAR/真っ白な灰になるまで、燃やし尽くせ』発売。

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表題の2曲も良かったけどカップリングの『Part time love affair』が聴き応え抜群で、とても気に入る。しっとりした曲調なのに地味すぎずかといってシングルを邪魔するほど派手でもなく、いい加減のアレンジ具合で何度聴いても飽きないまさに『ゆっくりと浸かる半身浴』のような曲だった。


【2017年】
9月、再び両A面シングル『キング&クイーン/Montage』発売。

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キンクイはギフト系統の究極進化のようなさわやか応援歌で、早朝に聴くと「今日も1日がんばろ」って気分になり、Montageは音の断片を切り貼りしたような、まさに『モンタージュ』というタイトル通りの面白い曲で、聴けば聴くほど新しい発見がある奥深さが魅力。

この2曲のPVは久々に「まともにPVっぽい」と思った。
実は2009年のアニマロッサあたりから感じていたのだけど、一部例外を除いてポルノ2人がスタジオで演奏するだけのシンプルな低予算っぽい作りだったり「プロモーションする気ある?」と疑問に思うような謎センスに包まれたPVが大半だったので、映像作品としても完成度が高い今回のPVは両方とも気に入った。

10月に11thアルバム『BUTTERFLY EFFECT』発売。 

BUTTERFLY EFFECT(初回生産限定盤)(DVD付)

BUTTERFLY EFFECT(初回生産限定盤)(DVD付)

 

 

正直このアルバムはあまりハマれなかった。決して微妙というわけではなく、むしろクオリティは高いと思うし『Fade away』『MICROWAVE』等好きな曲もある。だけど全体的に「なんかポルノっぽくない」と感じてしまった。(個人の感想です)

2011年のワンモアタイムで離れてしまった人たちと同じ感想を自分が抱いたのはちょっとゾッする。

晴一がギターを弾き、昭仁が歌えばそれだけでポルノグラフィティのはずなんだけど、このアルバムには形容しがたい違和感があった。ほとんどの曲が別のアーティストが歌ってそうな、逆に言えば別のアーティストの曲を集めてポルノがカバーしたって感じがして「どこが」とは具体的に言えないけど、とにかく今までのポルノとは違う、なんとも言えない心地の悪いモヤモヤした気持ちになった。

この頃は仕事関係で疲れ果てて精神的に余裕がなく、さらに最近のライブへの不満も重なっていたので15th LIVE CIRCUIT“BUTTERFLY EFFECT”は参戦せず。

円盤を購入して視聴した時に『ワールド☆サタデーグラフティ』『ダリア』『ハート』『月飼い』『Rainbow』とアルバムツアーと思えぬレア曲たっぷりで、行かなかったことを幕張ロマポルぶりに死ぬほど後悔した。


【2018年】
3月1日、姉からしまなみロマンスポルノ'18開催決定の吉報が届く。
LEMF1999の頃から「いつか広島で凱旋ロマンスポルノをやって欲しい」と思っていたので狂喜乱舞した。

金曜ナイトドラマホリデイラブ』の主題歌になった『カメレオン・レンズ』が3月21日にリリース。

www.youtube.com


ワンモアタイムやTHE DAYとは違う意味で衝撃を受けた曲で、今までのポルノにはない新しい一面を見た。BUTTERFLY EFFECTではそれが嫌な違和感として出てしまったけど、この曲は「ちゃんとポルノだ」と思った。もはや何を持って『ポルノグラフィティ』を定義しているのかよくわからないが、19年も活動していてまだこんなに驚ける曲が作れるのかと素直に尊敬する。

5月10日、しまなみロマポルのチケットを姉がまとめてエントリーすると言うので『いつ行くか』の選択を迫られる。正直広島はめちゃくちゃ遠い。予算的にも時間的にも1日分いくだけで精一杯。彼女と相談した末に僕たちは2日目の9月8日を選択した。

6月7日、退職直前の長期休暇で沖縄を訪れた際に『ポルノがポケモンの映画主題歌を担当』のニュースをみる。

 

6月30日

このツイートが割とたくさん反応されてビビる。ツイッター上で色んな世代のポルノファンがいると言うことを知ったのもこの頃。

7月16日、水の都の守り神以来、実に17年振りに映画館で「夏は、ポケモン!」する。
普通にしっかり練られたストーリーで感動した。

映画観賞から8日後の7月24日に『ブレス』フラゲ

www.youtube.com


カメレオン・レンズが不倫ドラマの主題歌だったから大人の色気をムンムンと感じるどエロい雰囲気だったのに対し、ブレスは一変して爽やかな風を感じるような心洗われる応援歌でやっぱ振り幅すげぇなと思った。2番Bメロの

“気分次第でいこう
 未来はただそこにあって
 君のこと待ってる
 小難しい条件つけたりはしない
 迎えにも来ないけど”

「気持ちのままに生きてて良いけど、望む未来へは自分から向かっていかないと辿り着くことはないよ」と言う教訓めいたこの部分が好き。
『ブレス』カップリングの『海月』も良かったけどそれ以上に『ライラ』インパクトがもの凄かった。何故だろうこういうネタ曲は個人的に嫌いそうなのにめちゃめちゃハマってブレス以上に聴き込んでしまった。

“ライララライララライララライライライライライ!
ライララライララライララライライライライライ!
ライララライララライララライライライライライ!
ライララライララライララライライライライライ!”

控え目に言って狂っとる(褒め言葉)

BUTTERFLY EFFECTで抱いてしまった「なんか違う」という気持ち悪い感覚はすっかり抜け、
2018年に出た曲は全て当たり、ロマポルは西日本豪雨の影響で開催そのものが危ぶまれながらも「ポルノが被災地に勇気を与えるためには歌しかない」いうことで開催を決意し、さらにライブ収益を災害の復興支援金として全額寄付するイケメン対応振りを見て「ポルノってええバンドやな~」と思った。

開催に向けて着実に準備が進み、カラオケ大会やフードエリアなんかのいつものライブではあまりないようなお祭り要素や協賛企業が続々と増えていき、みんなでポルノグラフィティの20年目のスタートを応援しよう、そして西日本豪雨で被災した方達に少しでも元気を届けたいいう熱い想いは日を追う毎に高まっていった。

そして9月7・8日“しまなみロマンスポルノ'18~Deep Breath~”開催。

尾道市では9月頭から雨が降り続いており、両日参戦予定で1日目を終えた姉は
「雨の野外ライブがこんなに過酷だとは思わなかった。残念だけど2日目はライビュに切り替える」と発言。

自分以上にガチファンの姉が根を上げるライブとは、どんな修羅場なのだろうと生唾を飲んだ。

9月8日、始発の新幹線で東京を出発し、11時前に新尾道駅に到着。強い雨が降り続く中、会場までの臨時直通シャトルバスの順番待ちでバスステーションは長蛇の列になっていた。

自分は11時半から12時半のチケットを購入しており、気長に待っていたが一向に列が進む気配がない。雨だから時間がかかっているのだろうか、開会までに会場につけるかな?そんなことを考えていたとき、1台のシャトルバスがステーション内に入ってきた。

ようやく列が動き出す。そう思った僕は安堵の表情を浮かべたが、どうも様子がおかしい。

バスから人が続々出てくる。その後スタッフの号令を聞いた人たちが列を乱し駅に戻りはじめた。

なんだ?何が起こった?列の後ろの方だった僕はスタッフの声が良く聞こえなかった。
駅に戻ろうとしていた中年女性に「どうなったんですか?」と声をかける。

「避難勧告でイベント中止ですって」

それを聞いたとき、僕の中で何かが崩れる感じがした。
怒りとも悲しみとも違う、やり場のないもやもやが胸の中でくすぶる。

なぜせめて1日目に参戦しなかったのだろうという後悔の念も生まれる。

開催前までにあれだけ高まりきった熱を、雨が全て洗い流すという理不尽で冷たい結末。

グッズエリアだけしばらく解放すると言うことで、会場にいってグッズを購入して周辺を散策して雰囲気だけしこたま楽しんだ。

このライブ中止後の対応で多くのファンがチケットの払い戻しをせず、そのまま復興支援金にあてて欲しいと希望したり、ライビュやアリーナツアーの開催、新曲の発表など積極的な活動で埋め合わせしようとしてくれるポルノチーム。お互いの優しさに感動した僕は『ポルノグラフィティ』を今まで以上に応援したいと思うようになり、9月13日に彼女と共にラバッパーになる。

そして『Zombies are standing out』『フラワー』という対照的な2つの配信シングルをリリースした後、16th LIVE CIRCUIT“UNFADED”開催。多くの興奮と衝撃と感動を各地に撒いて現在にいたる。





以上が、僕が触れてきたポルノの歴史です。
いや~長過ぎっしょ(笑)最後まで読んだアナタは偉いです。ありがとうございます。

こうして振り返ると『いつから、どこからファン』なのかがよくわからなくなりますね。

・曲を聴いて自然に受け入れた2000年のサウダージからなのか
・興味を持って聴き始めた2005年のネオメロドラマティックからなのか
・思い入れの深い2010年の∠TRIGGERからなのか
・初めて自分でCDを買った君は100%からなのか
・衝撃を受けた2011年のワンモアタイムからなのか
つま恋ロマンスポルノで体験した感動からなのか
・しまなみロマンスポルノを経てファンクラブ会員になってからなのか

結局、僕はいつからファンなんでしょうね?ツイッター「この曲で一発で聴き惚れました!」みたいな書き込みをよく見るんですが、あの感覚がイマイチよく解らないんですよ。

ただ「今、僕はポルノグラフィティが好き」ということは胸を張って言える事実ですね。

特に新情報とかが出ていないこの時期に、大々的に振り返ることが出来て良かったです。
これで~神vs神~に真っ向から立ち向かえるかなと思います。

今回で『ポルノへの想いを本気出して書いてみる』のコーナーは終了になり、また普通のブログに戻りますが、いつか感想や歌詞解釈なんかでポルノ愛を見せる日が来ると思います。その時は見てくれると嬉しいです。



最後まで読んでくれてありがとうございましたm(_ _)m

ポルノグラフィティへの想いを本気出して書いてみる PART4

僕とポルノの歴史振り返りの続きです。前回の記事はこちら↓

500yenojisan.hatenablog.com

 

予定ではこの記事で10周年から現在までちゃちゃっと駆け抜けるつもりだったのですが、現代に近づくにつれて記憶が鮮明になるので、文量が増えすぎちゃいました(笑)

このまま2019年まで続けるととんでもないことになりそうなので、15年目の2013年を一区切りとして、次回で完結させようと思います。

 

“話したいことが両手いっぱいに溢れてる”

 

というやつですね!

 

≪僕とポルノ 中編≫


【2009年】
2月末、10th LIVE CIRCUIT“ロイヤルストレートフラッシュ”広島公演に大阪在住の友人と参戦した姉は、帰宅するなり開口一番叫んだ。

「おい、ポルノのライブやべぇぞ!!」

姉にとって、これがポルノの初ライブだった。

「スクリーンに歴代の曲が赤字で流れてるのが格好良すぎるし、オープニングから今宵、月が見えずともの流れに総毛立ったし、床がなんかもうずっとドゥンドゥンしてて立ってるのか飛んでるのかようわからんかったけど、めちゃくちゃ楽しかった!!楽しすぎてライブ終わって放心したせいで新幹線終電逃したからタクシー使っちまったわ!」

ライブの余熱をそのまま土産にしたように、ちょっとやそっとじゃ止まらないマシンガントークを展開してくる。姉はその勢いでラバッパーになり、その後会報で東京ロマンスポルノ'09の開催告知を見てエントリーし無事当選。

9月、ポルノはデビュー10周年記念の翌日にこの胸を、愛を射よをリリース

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前作の今宵、月が見えずともが良かったのでハードルが上がったせいだろうか、アレンジは壮大だけど、10周年を記念するシングルにしてはちょっと弱いな~と思った。あとカップリングの『ダイヤモンド』を聴いて「なんだこのダサさは!?」と驚愕した。

“キャンパスの食堂のパァスタァ!
 茹で足りずパサついてマァシタァ!
 でも黙ってそれを頬張りィマシタァ~”

………。

この曲は現在でもトップクラスに苦手。

この頃、姉に「東京でポルノがライブするんやけど、いかん?」と誘われる。
元々彼氏と行く予定だったが、別れた(爆)ので一緒に行く相手がいなくなり、急遽僕を連れて行こうと考えたのだ。

この時の自分はライブ童貞だった。
(友人のバンドがライブハウスでやってるヤツは何回か行ったことあるけど)

ポルノならそれなりに曲も知ってるし、ロイスー後の姉の興奮を見ていたのでライブに対する興味もあった。それに岡山県の田舎者にとっては縁遠い世界である大都会・東京に行けるというのは魅力的だと思い快諾する。

この時は“あのライブ”がどれほど大きな価値を持つモノか、よくわかっていなかった。


次のシングルアニマロッサがブリーチのΟPテーマになる。

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ポルノでは名曲揃いのカタカナタイトル、胸愛がバラードだったから(きっと)テンション高め、しかも今宵、月が見えずともが劇場版ブリーチの主題歌だった事もあり、ブリーチ繋がりということで期待値はかなり高かった。
それなのに“チュ~ルッ チュッチュ チュ~ル”ってお前…CIAOちゅ~るかよ(当時はない)全体的な雰囲気はおおむね満足だったので非常に惜しかった。 

 
あとPVの昭仁の肌が黒すぎて松崎しげるかと思った。

アニマロッサ発売から3日後、東京ドームにて“東京ロマンスポルノ'09 ~愛と青春の日々~”開催。

ポルノの10周年をお祝いするスペシャルライブ。初東京ドーム・1日のみ・映像化予定なしという超貴重なこのライブが初参戦だったのは、今考えると非常に幸運だし、姉の元彼には感謝している(笑)

席はライト側2階スタンドで、ステージが遠すぎてポルノの2人が豆粒のようにみえた。

ライブが始まって、僕は自分が所詮にわかだったことを知る。

これまでそれなりにポルノの曲は聴いていたつもりだったが、あまり覚えがない曲が結構あった。それに初めてのライブで長時間立ちっぱなしがしんどくて、中盤のバラードゾーンで所々意識が飛んでしまった。
しかし『ビタースイート』『ライン』『Light and Shadow』『惑星キミ』『ナイトトレイン』等、このライブをきっかけに好きになった曲は結構増えた。
アンコールで新曲として披露された『タイトル未定(現・瞳の奥をのぞかせて)』が、バイオリンの妖しげなメロディと色っぽい歌詞で“まさしくポルノ”って感じの曲だと思った。
『ジレンマ』で自分の左前にいた女性ファンが異様なほどクネクネしながら聴いていたのが妙に頭に残っている。
『アゲハ蝶』『Century Lovers』『ミュージック・アワー』『ハネウマライダー等、おなじみのパフォーマンスがある定番曲はもちろん楽しかった。
公演後の生声で昭仁が「お前らを離さんけぇ!」と叫んでいたのが印象深い。

わからない曲もあったけど、TVやCDでは伝わりきらない彼らのパワーは確かに感じ「機会があればまた行きたいな」と思えるとても良い経験になったライブだった。

時が経ち、ポルノの全曲を覚えてその魅力にハマればハマるほど、このライブの貴重さを思い知り『クソにわかの状態で参戦してしまった』当時の自分を責めたくなる。“神と神”ではその気持ちを胸に参戦し、文字通り神の前で懺悔するつもりである。


【2010年】
東京ドームで初披露された瞳の奥をのぞかせてが発売される。

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このシングルはカップリングの『Rainbow』含めて結構気に入り、久々にヒットするかと思ったけど、現実は当時の売り上げ枚数のワーストを記録してしまう。この時期ぐらいから、僕はポルノの新曲が出る度にCD売り上げ記録が気になって欠かさずチェックするようになっていた。
そしてハネウマライダーがポルノにとって最後の20万枚越えシングルで、あなここ以降のシングルでは10万枚を越えたのは今宵のみ(14万7千枚)というデータを知り「いつかまたハネウマくらい売れて皆の話題になるような凄い曲を出して欲しいな」という淡い期待が芽生えていた。

3月24日に8thアルバム『∠TRIGGER』が発売される。このアルバムは個人的に最も思い出深い一枚。 

∠TRIGGER (初回生産限定盤)(DVD付)

∠TRIGGER (初回生産限定盤)(DVD付)

 

 
なぜかというと発売から約1週間後に神戸で独り暮らしを初め、寂しさを紛らわせるために四六時中飽きもせず聞き返したメロディ達だからである。今でも三ノ宮や新神戸周辺を歩くとアルバム収録曲が脳内再生され、当時体験した様々な記憶が蘇る。

深夜、ベッドに横たわり耳にそっと手を当ててじっくり聴くこのアルバムは収録曲のダークさもあってとても心地良いものだった。特に『ロスト』はその制作経緯もあってしばらくはイントロが流れると鳥肌が立ち

“忘れたくはない消え去って欲しくない
 だから今ここで歌に代える
 あと何年経っても僕の中に
 深く深く留めておくよ”

の部分で号泣していた。

脳内にこの曲のイメージ映像が出来上がっており、いつか具現化したい。

別学科の女子に(割と熱烈な)ポルノファンがいて、自分以上にポルノを聴いている人は姉以外で初めてだったので嬉しかった。学校に通い始めて間もなく、その女子から11th LIVE CIRCUIT“∠TARGET”の姫路公演に誘われるが、断ってしまう(超バカ)。理由は完全に忘れたけど、たぶん自分がまだ女子という生き物に対して抵抗があったせいだと思う。工業高校生の童貞力舐めんな。

まあその後なんやかんやあって、その女子と付き合うことになるのだが約1ヶ月で破局
しかも自分の誕生日にデートに誘ったけどドタキャンされてその3日後に電話でフラれるというポルノの失恋曲でもそうそうないであろう酷いオチかます

閑話休題。8月26日に“∠TARGET”広島公演があり、姉に誘われ参戦。
会場のふくやま芸術文化ホールリーデンローズは、自分が幼稚園の時に音楽発表会とかで行ったことがあった。席は1階の上手端で、東京ドームと違いステージがめちゃめちゃ近くて驚いた。晴一のギターを弾く指使いがひとつひとつはっきりとわかるほどだった。

ライブ前、当時やってたmixi(懐い…)の日記にセトリ予想を書いていたが、この記事を書くに当たって見返してみると、とてもツッコミどころ満載なのであえてここで晒そう。

 

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わかる人にはわかる、にわか丸出しのクソセトリ。
∠TRIGGERのツアーなのに他アルバムの曲多過ぎだし、グラビティじゃなくて『グラヴィティ』だし、あえて『ホール』をチョイスするセンスが謎だし、24曲中シングル7曲って少なすぎるし、センラバ・ネガポジ・ジレンマに挟まれたロストってどんなテンションで聴けばええねん。

まあ自分にとって一個前のライブが東京ロマンスポルノだから、そのノリで選出しただけだろうけど。


10月に『君は100%』が発売。

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「タイトル史上最高にだせぇw」と思ったけど、ノリは結構嫌いじゃなくサビも割とキャッチーだったので購入。

実はこれが初めて自分の金で買ったポルノのCDだ。

今まで実家で姉のおこぼれを授かる乞食リスナーだった自分が、独り暮らしをはじめてようやく自分でCDを買うようになったのだ。

歌詞が爽やかすぎて「若手バンドっぽいなー」と思っていた。進学塾のCMで流れてそう。あと最後のファルセットはあまり好きじゃない。
カップリングの『煙』はめちゃくちゃ気に入った。歌詞のシニカルさも曲調も好き。ただしラストのドラムが加速していくアレンジはちょっと苦手。

ゲリローンはまじで数えるほどしか聴いていない。


【2011年】
3月、初の月9主題歌として『EXIT』をリリース

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サビのはじまりが、当時震災の影響で頻繁にCM放映し全国民を洗脳した公共広告機構の『あいさつの魔法』を彷彿とさせ
“狭い出口に
 楽しい仲間が
 ぽぽぽぽーん”
と組み合わせるネタがマイブームだった。


9月11日、つま恋ロマンスポルノ'11~ポルノ丸~”開催。再び姉に誘われこれで3度目のライブ参戦。
このライブは初めての野外で、天候・セトリ・演出・その他全てが高評価で、自分が参戦した中でもトップクラスに好きなライブである。


東京ロマンスポルノを反省して全曲満遍なく聞き込んだおかげで、最初から最後まで楽しむことが出来たし『Sheep~song of teenage love soldier~』『狼』『空想科学少年』といった個人的にお気に入りだった曲が聴けた事や、センラバ以降の定番てんこもりの胸熱展開は最高に盛り上がった。
後、このライブで聴いたワンモアタイム『∠RECEIVER』をきっかけに、僕のポルノに対する意識が変わったと思う。

それまではノリの良さや昭仁の声、晴一の難解な歌詞など、ポルノグラフィティという作品だけを楽しんでいたのが、更に奥深く、彼らの人間性や考え方そのものに魅力を感じるようになった。

ちなみに日焼け止めを塗っていたはずなのに、顔面や首筋が真っ赤に焼け皮膚がボロボロになって痛かった。


ライブから10日後の9月21日、現在のポルノに繋がるエポック的作品ワンモアタイムがリリース。

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個人的にこの曲はドハマりで、カフェイレで先行公開された時から発売が待ち遠しかった。
2008年ごろから渇望していた『あの頃の衝撃』がついに来たと思った。
曲・歌詞・アレンジ全てにおいて文句のつけようがなく「震災を通して昭仁が考え抜いた末に出来た」という経緯も熱い。
ポルノの応援曲って「哀しいときは哀しんで良い。君が落ち着くまでそばにいるよ」的な曲が多い気がするけど、この曲は「うるせェ!!!いこう!(どんっ!)」的なしぼんだ心を無理矢理引っ張り上げてくれるような強烈なエナジーを感じる。

サビもめちゃキャッチーだし「さすがにこれは売れるやろ!」と毎週ウキウキでヒットチャートを追いかけたけど結果はなんとポルノのシングルで初めて5万枚を割り、当時の最低売り上げを更新。

つま恋でこの曲を聴いていた人たちはどこに行ってしまったのか。

ワンモアタイムの評価として良く見たのが「なんかポルノっぽくない」というやつ。
ポルノ新時代の幕開けとなった曲だからこそ『いままで』と『これから』でファンが二分してしまったのだろう。
個人的には新しい路線を確立できたのは正解だと思う。ポルノグラフィティというバンドが今日まで活動して来れたのは、この新機軸に進めたことでさらなる進化への足がかりになったと考えるから。

でももうちょっと売れて欲しかった…。最低でもアニマロッサ(7万2千枚)は超えて欲しかった。ぶっちゃけタイアップするならスッキリのテーマよりも車のCMのほうが似合ってたと思う。

10月下旬、既に『気の合う友達』の関係になった元カノとよりを戻したくて、クリスマスに開催予定だった幕張ロマンスポルノへ誘ってみた。そいつは『Hard days,Holy Night』が好きだったので、クリスマス公演なら演奏される確率が高いだろうと思ったのだ。
誘ったその日は快くOKしてくれたが、2週間ぐらいして「ごめんやっぱ無理になった」と断られてしまい、テンションだだ下がりで自分も幕張ロマポル参戦を断念。

翌年にDVD販売され、購入して観賞したときにその神演出・神セトリぶりに行かなかったことを死ぬほど後悔した。


シングルで初めてのウィンターソング『ゆきのいろ』が11月に発売。

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個人的にこれまでのシングルの中でぶっちぎりに地味であり、脳内再生すると胸愛とごっちゃになる。あと“進んでゆけるぅ~”が“進んでユンケルゥ~”と聞こえてしまう。 

【第2類医薬品】ユンケル黄帝液 30mL×10

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カップリングの『生まれた街』は独特のノリと詩の世界観がロストとカブる所があって結構好きだった。


【2012年】
『2012Spark』が、実写映画『逆転裁判』の主題歌になる。

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サビを聴いたとき「このメロディ、ロストのラストだ」とすぐにわかった。
この繋がりのおかげでいつかライブでロスト→2012Spark(アコースティックでサビ始まり)の粋な演出をしてくれることを期待してしまう。
まさに火花を思わせるスリリングなサウンド。曲調にマッチした現代を強く生きようとする歌詞、大サビの「リルスパー!」が上手く歌えたときの気持ちよさなど、結構好きな曲ではあるが“スペーク…スペーク…スペーク…スペーク…”はちょっとダサい…。でも全体的には熱くて男らしい良い曲だと思う。

3月下旬に9thアルバム『PANORAMA PORNO』が発売。 

PANORAMA PORNO(初回生産限定盤)(DVD付)

PANORAMA PORNO(初回生産限定盤)(DVD付)

 

 その頃は就職を機に東京へと引っ越した直後で、仕事が始まったばかりで慌ただしかったのと金欠だったので1ヶ月我慢して4月末に購入。


前作の『∠TRIGGER』以上の気合いを感じたアルバムで『メジャー』『FLAG』『素敵すぎてしまった』『カシオペヤの後悔』は結構気に入ってヘビロテした。
ただ、1曲1曲のパンチが凄い分アルバムとしてのまとまりは薄く(コンセプト通りだけど)あまりアルバムを通して聴くことはなかった。あと、アレンジや歌詞に所々苦手な部分があった。
『電光石火』“やーきつけたーい(ヤキツケタイ…)”“疾風雷神、恋のマジック爆発的な?”とか『星球』月月火水木金金とか…続きの“あなたがたゆたえるほどのテンポで時計の針は緩めておいた”は妙に好きなんだけどね(笑)

7月から12th LIVE CIRCUIT“PANORAMA×42”が開始したけど社会人1年目だったから予定が上手く作れなくて参戦できず…。

9月に『カゲボウシ』が発売される。

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曲自体は嫌いじゃないけど「シングルにしてはちょっと地味すぎやせんか?」と思っていた。カップリングやアルバムの1曲だったら心に沁みる、温かいバラードの名曲というポジションになれたけど、カップリングの『ルーズ』『やがて哀しきロックンロール』の方がインパクトが強くてシングル向きだったと思う。

あえてもう一度言うけど、曲自体は本当に嫌いじゃなくて昭仁の優しい歌い方に成長を感じるし、卒業式とかで合唱されたら涙腺崩壊しそう。


【2013年】
3月『瞬く星の下で』発売。 

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マギのΟPテーマだったけど、アニメタイアップにしてはイマイチ盛り上がりにくい。
編曲は2011年以降いろいろと試してたのが成熟しつつある感じで、ヘッドホンで聴くと細かい好きな箇所はいくつかあるんだけど、肝心のメロディ、特にサビが縦でも横でもノリ辛く、かといって落ち着いて聴くわけでもないし手拍子が合うわけでも無い。どういうテンションで聴けば良いのか戸惑う曲。

PVの紙吹雪がドサーッ!!ってなるやつ、シュレッダーゴミを廃棄場に出したとき下にいたらこんな感じになるだろうなと言うことで『ゴミ吹雪』と勝手に呼んでいた。

カップリングの『極上ランディング』『むかいあわせ』はとても気に入った。
どっちもライブ映えすると思うけど、未だに演奏されていないのは勿体ない。神vs神に期待。


9月『青春花道』発売。

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デビューから15年目に突入し、来年のアニバーサリーに向けて動き始めたポルノが最初に放り込んできたこの曲。彼らの青春だった80年代をモチーフにしているが、ジャケット・PV含めて「完全にギャグ」初めて見た時はこれでもかというほど大爆笑した。
曲自体はとてもキャッチーで、2番のTVゲームっぽいアレンジが好きだったりするけど『瞬く星の下で』からの急激すぎる路線変更に少々戸惑った。

10月『東京デスティニー』発売。

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80年代シリーズ第2弾。こちらは大人っぽい雰囲気だがPVは相変わらずギャグ。
サビはヨコふりが合うと思うんだけど、ライブで自分以外やってるの見たことない。

しかしなぜ青春花道と東京デスティニーは別けて発売されたんだろう。
80年代というコンセプトで共通させたのなら、ダブルフェイスにするかどっちかをカップリング扱いにして1枚にまとめて『エピキュリアン』『ダリア』を次のシングルにして欲しかった。「80年代風で連続リリースします!」って宣言したほうがプロモーションしやすかったんだろうけど、東京デスティニーの時は「またこのノリ続けるの?」というややスベってる感はぶっちゃけあった。

11月に歴代シングルを全て収録したベストアルバム『ALL TIME SINGLES』が発売。

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これが20万枚を越える売り上げを記録したのは嬉しかった。ポルノを聴いてみたいと思っていた人がこんなにいたんだと思った。
新曲のひとひらも聴き応え抜群の良曲で、胸愛あたりからあった壮大なバラードの系譜がついに完成形をむかえ、晴一の作曲能力の成長を感じた。

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12月から13th LIVE CIRCUIT“ラヴ・E・メール・フロム・1999”開催。
北海道公演に現在の彼女と参戦。(自力でチケットを取ったのはこれが初めて)
彼女はメリッサ~m-CABIまでは割とガチ目のファンだったらしいが、Winding Roadの初回盤2種売り(付属のブックレットの結末だけ違った)がショックで聴かなくなったそうだ。このライブは懐かしい曲とシングルが多かったので連れて行って正解だったと思う。
ラックのうねうねするスポットライトと音のない森の始まり方、そしてルーズが良かったと言っていた。

 

3人時代の曲と現在の曲を並べて評価されるのは、聴き続けた自分からするととても喜ばしいことだった。

ということで今回はここまでにして、次回15周年から現在までを振り返れたらいいなと思います。

 

 

 

“See you next time...”

ポルノグラフィティへの想いを本気出して書いてみる PART3

連続企画となっているこのコーナー、第3弾と第4弾は個人的なポルノに関する思い出をサクサクっと(?)振り返っていきたいと思います!

“出会いは偶然から始まった僕らのストーリー”

ということで今回はポルノとの出会いから10周年目前の2008年末までを書いていきます。

当時抱いた感想とか周りのポルノに対する反応とかも書いていくので、ポルノ好きで暇な人はどうぞ最後まで読んでみてください!!!

※当時抱いた印象に正直に書くので一部の曲にディスが入ることもありますが、ディスは愛情の裏返しなのであしからず。曲への感想は人それぞれなので、あんまりカッカしないでね(笑)

 


≪僕とポルノ 前編≫

 


【2000年】
当時、僕は小学3年生のハナタレ小僧だった。
10月頃、学校でなんらかのイベントがあって、体育館で6年生の奴らがクラス対抗のダンスバトルをするという企画(?)があり、姉がいた6年2組の課題曲がサウダージだった。

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 これより前に『ポルノグラフィティ』の存在を認知していたかは不明だが、当時広島県福山市に住んでいた僕ら姉弟は、「同じ県の因島ってちっちゃい島にこんなバンドがいたんだ」というちょっとした親近感と誇らしさを感じていた。

入手経路は不明だけどサウダージのCDがいつのまにか家にあり、ドハマりした姉が四六時中聴いていた。今考えると車でカップリングの『見つめている』を流していたとき、聴いた両親は何を思っただろう(笑)
少なくとも純粋なガキだった僕は「ビーチサンダル」とか「日焼け跡」とか出てくるので「さわやかな夏の歌だな~」というくらいでしか捉えていなかった。時を経て意味がわかるとまるで違う歌のようさ(笑)

このころは自分はまだ音楽よりもゲームとかアニメに夢中だったので、ポルノの存在は「姉が良く聴いてるから自分の耳にも勝手に入る」程度のモノでしかなかった。

 


【2001~2002年】
まだまだインターネットが一般に浸透する前で、小中学生だった僕ら姉弟はポルノに対する情報というのはテレビかラジオくらいでしか知り得なかった。

この頃、ラジオで毎週水曜日にポルノグラフィティのallnightnippon SUPER!』が放送されていて、小中学生基準で言えば夜更け(22:00~24:00)に放送されていたこの番組を、ベッドに潜りつつこっそり聴くのが楽しみだった覚えがある。

時期は不明だが、うたばんにポルノが出演したときに視聴者からポルノグラフィティってどういう意味ですか?」という直球な質問が寄せられた時に、シラタマ「山奥に捨ててある、濡れた本」と回答していたのが妙に印象に残っている。

当時のことを姉に聞くと
「金もあんまなかったし、いつどんな曲が出たとかほぼ知らんかったから、見つけ次第中古で買ったりレンタルしていた。まだ8cmサイズのCDしかなかったアポロとヒトリノ夜はどこ行っても見つからなかった」
と言っていた。

他の思い出は、姉がラジカセで『アゲハ蝶』をかけて「歌詞カード見ずに歌いきれるまでリピートチャレンジ」を延々やってた記憶とか、2002年FIFAワールドカップのテーマソングが『Mugen』で、当時ジャンプで連載されていたサッカー漫画ホイッスル!にハマっていたのもあって、他の曲よりも良く聴いた覚えがある。 

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【2003年】
この頃家庭環境がカオス状態になり、娯楽をまともに楽しむような状況ではない日が続いたが、初めてまともにお小遣いを貰いはじめた時期でもあったので、姉はどこかのタイミングで『渦』を入手していた。(曰く、初めて新品で買ったCD) 

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自分で入手しなくても姉が勝手にどっかから手に入れてくれるので、僕はそのおこぼれを受け取るような、ちょっとズルい聴き方をしていた。でもまだ特に感心があったわけでもなく『日常であたりまえに流れていた音楽』という認識でしかなかったと思う。まあとはいえそこまで身近で聴き続けたら、そりゃ他のアーティストよりは一段高い意識で聴くようになるのも当たり前の話で、自分が思春期を迎えて友達と音楽の話題になったときに、とりあえず1番聴いてるからと言う理由で「好きなアーティストはポルノ」と答えるようになっていた。


ただやはり姉伝いからしかポルノを聴いていないので音のない森の存在は知らなかった。 

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 通っていた小学校で『月毎に決めた歌を朝、クラス全員で歌う』という謎の文化があり、12月の曲が『メリッサ』だった。今考えると朝からテンション高すぎると思うが、当時どんなノリで皆歌っていたんだろう…?

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メリッサに釣られて、アニメ『鋼の錬金術師』も良く見ていた。この頃のポルノは小中学生で聴いていない人はいないくらい若者に人気のバンドになっていたと思う。 

 


【2004年】
2004年の前半は家庭環境も安定していたが、半ばにやや修羅モードに入ったとき宿泊した某ビジネスホテルでTamaが脱退したニュースを見る。
それなりにショックだったと記憶しているが、どんな感想を抱いたかまでは詳しく覚えていない。

2人体制としてリスタートを切ったポルノは9月に『シスター』をリリース。

www.youtube.comもの悲しい雰囲気だがどこか異国情緒溢れる独特の世界観は、相変わらず中高生を夢中にさせた。

 


【2005年】
初のダブルフェイスシングルネオメロドラマティック/ROLL』が発売。この辺りから僕もポルノグラフィティの音楽に対して、ちゃんと向き合って聴き始めていたと思う。

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スリリングなサウンドで意味ありげな歌詞を早口でハキハキと歌うネオメロはめちゃくちゃ格好いいなと思っていたけど、それ以上にカップリングの『プッシュプレイ(LIVE!)』が特に好きだった。

向き合い始めたとはいえ、まだまだ最新の情報をカツガツ仕入れるほどコアでもなかったのでNaNaNaサマーガールというシングルが出ていたことは当時知らなかった。

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11月にジョバイロ/DON'T CALL ME CRAZY』発売。ポルノお得意の情熱的ラテンサウンドジョバイロはやっぱりクラスの間でも人気だったけど、1人の女子が「ジョwバイロwwwジョーバーイロwwwってなんで2回言うのwww」とネタにしていたのを覚えている。うっさい死ね

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また、この時期ぐらいから友達とカラオケに遊びに行くようになり、1番聴いていたポルノを当然歌うのだが、自分が壮絶な音痴であるという痛い現実を身をもって知ることになる。

 


【2006年】
ポカリスエットのCMで長いこと流れてたハネウマライダーが人気になる。今でもハネウマのサビを聴くと綾瀬はるかがキャピキャピしてる映像が脳内再生される。

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反面、秋に発売されたWinding Roadはあまり話題にならなかった。それどころか翌年2月に絢香×コブクロが『WINDING ROAD』という挑戦とも思えるタイトルでリリースし、完全にそっちに食われてしまった印象。個人的にはラスサビの歌詞が妙に好きだった思い出。

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【2007年】
車のCMで初めて『リンク』を聴いたとき「なんか軽くね?」と思ったのが正直な感想で、ハネウマ以前の“初聴で心にガツンと来るようなパワー”をあまり感じなかった。

www.youtube.comCDでフルで聴いたときも「イントロからBメロまではエッジ効いたサウンドで格好良いのに、なんでサビで盛り下がるんだよ!」とガッカリした覚えがある。

この時期にポルノを聴いていた友人がアルバム『PORNOGRFFITTI』を聴いて「なんか全体的にショボくね?」と辛辣なコメントを残していたと記憶している。
僕もこのアルバムは当時あまり馴染めず、アルバムを通しでまともに聴いた記憶がない。大抵5曲目の『農夫と赤いスカーフ』あたりで「もういいや」となっていた。

この年以降、ポルノの一般認知度は徐々に下降していった印象で、新作が出る度に騒いでいたクラスメイト達もいつのまにかポルノの話題を出さなくなっていた。

 


【2008年】
この頃僕は高校2年生で、バイトで稼いだ金でベースを購入した。
メリッサやヒトリノ夜を良く練習したが未だにフルで弾きこなせていない。

既にポルノは充分好きなバンドではあったが、まだまだ自分にとっては『姉のおさがり』的な存在であることは拭えず、姉が聴かない曲は必然自分も聴かないということになりあなたがここにいたらの存在は当時知らなかった。

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6月に痛い立ち位置が出て「超久々にまともに盛り上がりそうな曲が出たぞ〜!」と意気揚々で聴いたが、当時は「イマイチ盛り上がり切らんサビだし、疲れた肌を~のパート蛇足じゃね?」という感想だった。

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2007年もそうだったが、この時期のポルノは昔に比べると一回り地味になったような感じで、昔の曲のインパクトを知っていればいるほど「もっとこうして欲しい!」という願望が強くなってしまった。この辺りの曲でファンになった方もいるかもしれないけど、現実問題として数年前にキャーキャー言ってた連中はどんどん去っていき、ファンを自称していた僕ですら 『あの頃の衝撃』がいつか再び来ることを期待して聴き続けていた。

『ギフト』は結構気に入ってバイト中も良く聴いた。

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なお一般人気は直前に発売されたミスチルの『GIFT』に完全に喰われた。

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カップリングの『ポストマン』もわかりやすく盛り上がるので結構好きだった。
PVのフィンランドの森の中で歌う昭仁の隣でフラフラして草いじったりしてる晴一「ギター弾かんのかーい!」とツッコんでしまった覚えがある。

Love,too Death,too「サビの『まほろば○△』感すげぇな」と思ったが、ドロドロした印象のうねりまくるベースラインがとても好きだった。

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ラブデス発売から3週間後にPORNOGRAFFITTI BEST ACE&JOKERがリリースされた。
個人的推し曲だったプッシュプレイが入ってなかったのはとても残念だった。
『A New Day』は車のCMでも良く聴いたので印象に残ったが『約束の朝』はイマイチパッとしなかった(一応こっちもカップスープのCM曲だったが)
『約束の朝』の歌詞を見た姉が「口から砂糖がダバーッって出るような『あまぁぁぁぁい!!』曲」と言っていたのが面白かった。

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年末に今宵、月が見えずともが発売され、ちょっとだけ世間的知名度が復活する。

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個人的にはサビの頭がマクドナルドでポテトが揚がったときの音』みたいだなと思った。あとなぜかGoogle検索で世界を見る”という歌詞が当時あまり好きではなかった。でも全体的な曲の雰囲気や、最後の『ジャジャジャジャジャジャ!』ってブレイク(伝われ)はすごくカッコ良いと思っていた。

 

なにより、自分の周りでポルノの話題が久々に出ているのが嬉しかった。



 


ということで今回はここまでにして、活動10周年となる2009年以降は次回振り返っていきます。

 

 


“See you next time…”