仮面ライダージオウ 第4話感想
エグゼイド編・後編!
【あらすじ】
エグゼイドが2人を攻撃した理由は、A・エグゼイドの正体が心臓病で入院中の少年の父親で、ドナーを求めて人々を襲っている事を知っており、止めさせて少年のそばにいて生きる希望を与えて欲しいと説得するためだった。
ツクヨミの話により「倒すべき相手だけど助けなければならない気持ちもある」ということを教えられたソウゴは、永夢との和解に成功しエグゼイドのライドウォッチを受け取る。
そして過去の世界で仮面ライダージオウ・エグゼイドアーマーに変身してA・エグゼイドを倒し、過去の永夢にブランクのライドウォッチを渡して現代へ帰った。
【感想】
2話の悪夢再びなんですが、話がめっちゃ解り辛い!
自分の理解力が乏しいせいかもしれませんが3回以上見返してやっと「ああ、こういう事か」と話が飲み込めるようになるのは非常に疲れる。
タイムトラベルモノの宿命ですがいろんな時間を行ったり来たりするのであれこれ現代だっけ?それとも過去なんだっけ?と錯乱することが多いです。現代でも過去でも同じ人達が出てくるのが解り辛さに拍車をかけている。
過去が改変されてレジェンドライダーの記憶が塗り変わる設定もタイムトラベルあるあるだと思うけど、残ってる記憶が都合良いなぁと感じる。
今回で言うと、永夢は過去でA・エグゼイドに力を奪われたことで自身のライダーに関する記憶を無くしてしまったハズなのに、現代で普通にゲームエリアに入ってA・エグゼイドの説得に動いている所とかですね。ライダーじゃなければあんなバケモノまともに相手しようとか思わないだろ。
アナザーライダーが出現すれば記憶が消え、倒せば記憶が戻るって設定なのは理解出来ますが、そんなにころころ記憶が書き換わったら自分が今何をやってるのかわけが解らなくなって自分だったら発狂すると思う。
後、ソウゴ関連はイマイチな要素が多い。相変わらず王様になりたいと言い続けるけどその理由を話さないし誰も聞かない。ブランクのライドウォッチをどこから入手しているのか描写がない。魔王の力で無限生成が可能だとか想像は出来ますが、それならそれで1シーンでも入れてくれれば溜飲が下がるんですけどね。
もう一つ書かせて貰うと、現代でソウゴがレジェンドライダーから受け取ったウォッチの力で新しいアーマーをまとい、過去に行って敵を倒して事件を解決した後、持っていたブランクウォッチをレジェンドライダーに渡してそれが現代でレジェンドウォッチになり、ソウゴの手に渡るというお決まりっぽい流れも、タイムトラベルモノらしくて良いとは思うのですが『じゃあ最初にブランクウォッチを渡したのは誰?本編のソウゴより少し未来のソウゴって事?だとすれば本編の時点で事件が解決してなきゃおかしいよね?だって事件は未来の時点で解決してるなら、その時間軸上の過去にいる現在の世界でアナザーライダーは暴れ回ってないんじゃないの』と考え始めると頭がこんがらがってくる。自分でも何言ってるかよくわかんねぇし。
今回割と酷な感想になってる気がしますが、嫌いな作品というわけではないです。むしろタイムトラベル自体は好きなネタですし、複雑ということはそれだけ考察しがいのある作品という事なので、これからも楽しみにしていますよ。
【気になったところ】
どんな手術なのか見てみたい。
ってことは2016年から2年間集め続けてたの!?子供よく生き残ってたな…。
なぜだろう、釘宮ボイスが聴こえる。
永夢(ファッ!?)
永夢(やべえ、なんて返そう………)
天才ゲーマーMの脳内では恋愛シミュレーションの如く選択肢が表示されているのだろう。
しばしの沈黙の末、選んだ選択肢がこれだ。
超無難。
双肩のガシャットすげぇ邪魔そう
ゲーマーMの血が騒ぐぜ!
エグゼイド風カットイン演出!
ってアレ?
え!?
ええ!!?
それで攻撃するんかーい!
これには天才ゲーマーも苦笑い
当たり前のようにクジゴジ堂に置いてある謎オブジェ
【まとめ】
やはり下山さんの脚本の魅力は「そう来るの!?」という意外性抜群なカオスシナリオにあると思うので、カットインを攻撃に使うなんて脚本はこの人ならではだなぁと思った。
だからこそシリアスなストーリーと作風が合わないのでは?と正直思ってしまう。
もしかしたらコメディ作家のイメージが強い下山さんが、ギャグ以外も書いてみようと努力している作品が今作なのかもしれない。
仮面ライダージオウを通して、作家としての成長も注目したいですね。
そして来週は…
フォーゼ…
キターーーーー!!!
まあ弦太朗はとっくに卒業してるからこの後ろ姿は99%別人なんでしょうけどね。
そして草加雅人(生きとったんかワレ!)
乾のたっくんも!!
レジェンド続々登場で来週もジオウから目が離せませんね!
【プロ野球】混沌のセ・リーグ、抜け出す球団は?【CS予想】
プロ野球のペナントレースもいよいよクライマックスですね。
セ・リーグの3位争いが非常に面白いことになっています。
今日(9月18日)の時点で4~6位のゲーム差0、3位の巨人にもゲーム差1.5まで迫っており、該当チーム全てが3位にも最下位にもなる可能性を秘めています。
今回は過去のデータや残り試合日程等から、どの球団がAクラスに滑り込むのかを予想してみたいと思います。
(戦績データ等は公式サイトやプロ野球Freak様を参考にさせていただきました)
まずは、現在の順位と残り試合数をおさらい。
順位 | 球団 | 勝利 | 敗北 | 引き分け | 勝率 | ゲーム差 | 消化試合 | 残試合 |
1 | カープ | 75 | 51 | 2 | .595 | M4 | 128 | 15 |
2 | ヤクルト | 64 | 62 | 2 | .508 | 11.0 | 128 | 15 |
3 | 巨人 | 61 | 68 | 4 | .473 | 4.5 | 133 | 10 |
4 | 中日 | 61 | 71 | 2 | .462 | 1.5 | 134 | 9 |
5 | DeNA | 58 | 68 | 2 | .460 | 0.0 | 128 | 15 |
6 | 阪神 | 56 | 66 | 1 | .459 | 0.0 | 123 | 20 |
続いて球場別の試合日程を確認。(対戦相手のみ表記)
日付 | マツダ | 神宮 | 東京D | ナゴド | 浜スタ | 甲子園 |
9月19日 | 阪神 | 横浜 | ||||
9月20日 | 阪神 | 巨人 | ||||
9月21日 | 阪神 | 中日 | ||||
9月22日 | 阪神 | ヤクルト | 中日 | |||
9月23日 | 横浜 | ヤクルト | 巨人 | |||
9月24日 | 横浜 | ヤクルト | 巨人 | |||
9月25日 | 横浜 | ヤクルト | ||||
9月26日 | ヤクルト | 横浜 | ||||
9月27日 | ヤクルト | 横浜 | ||||
9月28日 | ヤクルト | 横浜 | 阪神 | |||
9月29日 | 横浜 | 広島 | 阪神 | |||
9月30日 | 横浜 | 広島 | 阪神 | |||
10月1日 | 横浜 | |||||
10月2日 | 阪神 | 横浜 | ||||
10月3日 | 阪神 | |||||
10月4日 | 巨人 | ヤクルト | ||||
10月5日 | 中日 | |||||
10月6日 | 横浜 | |||||
10月7日 | 横浜 | 阪神 | ||||
10月8日 | 阪神 |
チーム毎に気になる所を挙げると
【広島】
・9月20~30日まで11連戦だが、内9試合がホーム
【ヤクルト】
・9月22~30日まで9連戦あり、球場がバラバラ
・ホームの試合は残り15試合中7試合とそこそこ
【巨人】
・残り試合数が少ないおかげでスケジュール的にはそれほどキツくない
・中止になった9月9日の阪神戦の振り替えがいつになるか
【中日】
・最も残り試合数が少なく、ほとんどがホームでの試合
【横浜】
・中日とは反対に、残り15試合に対してホームは2試合のみ
・9月21~10月2日まで12連戦。
・しかも浜スタ→マツダ→甲子園→東京D→神宮→甲子園→神宮と移動がヤクルト以上に過酷
【阪神】
・残り20試合と最も多いが、以外にもホームでの試合は残り8と少なめ
・9月26~10月8日まで13連戦。その上9月9日に中止になった巨人戦の振り替えをねじ込まなくてはならない。13連戦の前日に入れてしまうと前の連戦と繋がり、20連戦が実現してしまう。ダブルヘッダーか10月9日以降に持ち越される可能性が高いがどちらにせよキツい
この情報を見ると、有利度は
中日>広島>ヤクルト>巨人>横浜>阪神
といった感じでしょうか。
今度は、各球団のホーム、ビジター別の勝率を確認します。
順位 | 球団 | ホーム勝率 | ビジター勝率 |
1 | カープ | .684(39-18) | .521(36-33) |
2 | ヤクルト | .546(35-29) | .467(29-33) |
3 | 巨人 | .454(30-36) | .492(31-32) |
4 | 中日 | .555(35-28) | .376(26-43) |
5 | DeNA | .449(31-38) | .473(27-30) |
6 | 阪神 | .409(25-36) | .508(31-30) |
カープのホーム勝率が頭1つ抜けていますね。明らかに異常じゃねーか。
ホーム勝率の方が高い球団と、ビジター勝率の方が高い球団が丁度半々です。
そして、球団毎のチーム別勝率も確認。
球団 | vs広島 | vsヤクルト |
vs巨人 |
vs中日 | vs横浜 | vs阪神 |
カープ | − |
.772(17-5) |
.761(16-5) | .440(11-14) | .600(12-8) | .600(12-8) |
ヤクルト | .227(5-17) | ー |
.545(12-10) |
.523(11-10) | .590(13-9) | .523(11-10) |
巨人 | .238(5-16) | .454(10-12) |
ー |
.666(16-8) | .363(8-14) | .636(14-8) |
中日 | .560(14-11) | .476(10-11) |
.333(8-16) |
ー | .434(10-13) | .571(12-9) |
DeNA | .400(8-12) | .409(9-13) |
.636(14-8) |
.565(13-10) | ー | .285(6-15) |
阪神 | .400(8-12) | .476(10-11) |
.363(8-14) |
.428(9-12) | .714(15-6) | ー |
得意な球団、苦手な球団がポケモンのタイプ相性の如くはっきり分かれています
阪神、横浜、巨人はじゃんけんのように3すくみの関係ですし
広島はほとんどの球団が得意だけど中日だけ苦手
ヤクルトもほとんどの球団と対等以上に戦えるけどカープだけ極端に苦手
中日は負け越している球団が多いけど、カープに唯一勝ち越し
以上のデータを参考に今後の戦績を予想しました。
(甲子園の阪神-巨人戦は10月9日に振り替えになったと仮定)
広島 10勝5敗(ホーム8勝4敗、ビジター1勝1敗)
理由:7割近く勝てるホームが多く残っているのはかなりデカい
ヤクルト 9勝6敗(ホーム5勝2敗、ビジター4勝4敗)
理由:広島以外にはそれなりに戦えるので、マツダ以外のビジターでどれだけ稼げるか
巨人 3勝7敗(ホーム1勝4敗、ビジター2勝3敗)
理由:広島と横浜を勝率低めのホームで残したのは痛い。甲子園の2試合は絶対落とせない
中日 5勝4敗(ホーム3勝3敗、ビジター2勝1敗)
理由:ホームが多く残ってるのはチャンスだが、試合数が少ないので巻き返しにくい
横浜 6勝9敗(ホーム1勝1敗、ビジター5勝8敗)
理由:過酷な移動スケジュール+苦手な広島と阪神の試合が多く残ったのは相当キツい
阪神 8勝12敗(ホーム4勝5敗、ビジター4勝7敗)
理由:横浜と戦うメリットよりも、苦手な球団を連戦で迎えるデメリットの方が大きい
この戦績を反映したときの順位がこうなります
順位 | 球団 | 勝利 | 敗北 | 引き分け | 勝率 | ゲーム差 |
1 | カープ | 85 | 56 | 2 | .602 | 優勝 |
2 | ヤクルト | 73 | 68 | 2 | .517 | 12.0 |
3 | 中日 | 66 | 75 | 2 | .468 | 7.0 |
4 | 巨人 | 64 | 75 | 4 | .460 | 1.0 |
5 | DeNA | 64 | 77 | 2 | .453 | 1.0 |
6 | 阪神 | 64 | 78 | 1 | .450 | 0.5 |
ということで、CSに進出するチームはカープ、ヤクルト、中日になるのではないかという予想になりました。
実際ホーム多し、残り試合少なめの中日は下位チームの中では有利な要素が多いと思います。といってもどのチームにもポジ要素はあるし、実力は本当に均衡しているのでどこが転んでも、どこが抜け出してもおかしくありません。
あと考慮する点があるとすれば、カープがいつ頃優勝するのかという事です。
最速では9月21日が優勝予定日ですが、個人的には9月23日頃になるのではないかと予想しています。
優勝後のカープは個人的な記録がかかっている選手以外を休ませ、若手を試したりする期間に入ると思うのでその間に試合するチームは勝ちやすくなると思います。
仮に9月23日に優勝したとして、それ以降でカープとの試合が残っているのは
ヤクルト 3試合
巨人 3試合
横浜 3試合
阪神 2試合
これだけです。なんと中日との試合がない!
ここでうまく勝ちを拾うことが出来れば、前述の予想では中日がCS進出するのではないかと記載していましたが、大きく変わることになりそうです。
ということで、これからもペナントレースに目が離せませんね!
(個人的には関西の友人宅で広島、ヤクルト、DeNAのCS観戦をしたいので、横浜に勝ち上がってきて欲しいですけど(笑))
仮面ライダージオウ 第3話感想
今週はエグゼイド回!
【あらすじ】
ソウゴを監視する名目で同じ学校に編入することになったツクヨミとゲイツ。
2人は学園生活のあらゆる場所でソウゴに付きまとってくる。弁当の時間まで監視されてはたまらないと古典的な手段で一時的に監視から逃れる事に成功したソウゴは、ようやく体育館内の倉庫でぼっち飯にありつこうとする。
未来人には逆に有効な古典的な手段
だが体育館倉庫には先客がおり、同級生の小和田がゲームをして遊んでいた。
見回りに来た先生をなんとか追い返して弁当を食べようとした矢先、小和田がプレイしていたゲーム画面が発光し、アナザーエグゼイドが現れ小和田に襲いかかる。ソウゴは戦おうとジオウに変身するも、しかしいつのまにかアナザーエグゼイドの姿はどこかへ消え、その場に倒れた小和田は意識不明となっていた。
倉庫に駆けつけたツクヨミ・ゲイツと共に小和田を病院へ運び、医者から「原因がわからない意識不明患者が最近増えている」という事を教えられる。
アナザーエグゼイドを見つけて、問題を解決したいと意気込むソウゴに「お前はこれ以上関わるな」と冷たい対応のゲイツ。2人が揉めた際に小和田が持っていたゲーム機がソウゴのポケットから落ち、ゲームをプレイ中に襲われていた事を思い返したソウゴは、ゲームをクリアすれば何か分かるのではないかと早速プレイを開始。
しかし、ソウゴは致命的にゲームが苦手だった。ツクヨミ・ゲイツに助けを求めるも、ツクヨミは「手を使うゲームはしたことがない」と未来人発言、ゲイツは「ゲームが得意な奴を探せばいい」と助言。本人は「助言したわけじゃない」とツンデレな対応。
ツクヨミが調べた結果、通称『M』と呼ばれている謎の天才ゲーマーの存在を知る。『M』を探そうとあちこちのゲームセンターに足を運ぶも、一切情報は掴めずヘトヘトになっていると、アナザーエグゼイドが青年に襲いかかっている所に遭遇。ソウゴが近づくとアナザーエグゼイドは消え去り、青年はその場に倒れ込んでしまった。青年を揺り起こそうとするソウゴの前に、謎の男ウォズが現れ「聖都大学附属病院に連れて行く事となっている」と告げられる。
倒れた青年を実際に『聖都大学附属病院』へ運ぶと、院内で看護婦が「小児科の永夢先生が最近無断欠勤だ。ゲーム好きだからやりすぎてるんじゃないか」と話しているところに遭遇。詳しく話を聞こうと看護婦に声をかけていると、「小児科医に何のようだ」と声をかける男が現れ、見ると大量の取り巻きを連れた天才外科医の鏡飛彩が廊下を歩いて来ていた。
クリア出来ないゲームと、ゲーマーMついて調べていると説明すると、飛彩は永夢のデスクに3人を案内し、永夢が行方不明になる前に書き残したメモを見せ「お前たちには協力しなければいけない気がする」と話す。
ソウゴはメモを解読しようと声に出して読み上げてみるも、何のことやらさっぱりわからない。すると横からゲイツが「ドイツ語だ。日本の医療で共通言語だった頃の名残だ」と助言する。書いてある言葉を読み上げると、ゲーム内で使用する隠しコマンドの事ではないかと推理したソウゴは、ゲイツの指示通りコマンドを入力。最後に全てのボタンを同時押しすると、ゲームがフリーズし画面のあちこちにおかしなウインドウが現れ、画面から光を放つとソウゴ達はゲームの世界に入り込んでしまった。
ゲイツ曰く「バックドアに入り込んだ」らしい。関心しているソウゴ達の前にアナザーエグゼイドが現れる。ソウゴとゲイツは仮面ライダーに変身し、それぞれビルドアーマーとドライブアーマーを身に纏って必殺技を放ちアナザーエグゼイドを討伐。
倒した直後のアナザーエグゼイドが人の姿になり、驚いていると探していた宝生永夢が3人の前に現れ「まさか自分以外にゲームエリアに入れる人がいるとは思わなかった。でもこれ以上はやらせない」と発言し仮面ライダーエグゼイドに変身。ジオウ達に襲いかかるのだった。
【感想】
タイムジャッカーに『オーラ』という新キャラが登場しましたね。
かなり可愛い女の子でした。
小悪魔的な印象なので人間関係を引っかき回してくれたりするんじゃないかなーと活躍が楽しみです。
ソウゴとゲイツが言い争いになったとき、チラッとだけゲイツの過去のトラウマを描写するシーンがありましたがアレは良い演出ですね。ああいうのが一瞬でもあるのとないのではキャラの発言の説得力が断然違いますから。ソウゴも王様になりたい理由が早いとこ描写されると良いですね。
飛彩は相変わらずイケメンでしたね。執刀されたい。
永夢はエグゼイド時代よりも少し大人びた印象でした。中の人の成長もあるでしょうが、研修医から小児科医に昇進して経験を積んだようなリアルな時間経過が感じられて良かったです。
【気になった点】
おじさん、いきなり増えた居候にも弁当作ってあげるなんて懐深すぎる…。
ツクヨミさん、スマイルからの真顔が怖い。
わざわざ見回りに来て職員室に呼び出すくらいなら今すぐ体育倉庫から追い出せよ。
ゲイツ君、そこまで言って言い直す必要ある?
しれっとゲイツはドライブのウォッチも登場させましたが、1話から登場しているゴーストもそうですがもしかしたらコラボ回ないんでしょうかね…ジオウがレジェンドライダーの力を奪うことを阻止しようとしている彼ですが、君がレジェンドライダーの力を使っているのはどういうことなんでしょうか。その辺もいずれ説明が入ると良いですね。
【まとめ】
先週までのビルド編よりはシナリオが理解しやすかったかなと思います。まあ本家ビルドも少々解り辛かったですし、原典の世界観に引っ張られてしまっているのかなという印象でした。
ゲイツ君がなかなか良いツンデレキャラになりつつあるので、終盤のデレに今から期待しています。
仮面ライダージオウ 第2話感想
既に土曜日になってしまい、もう明日3話かよ!って驚きを隠せませんが、ようやく第2話の感想を書きます。
この20作記念ロゴ、いいですよねぇ~仮面ライダーと言えばキックですから、そこに着目した良いロゴです
ジオウを倒そうと襲いかかるゲイツ
ツクヨミが操縦するロボに助けられます
バイク
天津木村かよ
ウォッチがバイクになった!
そのまま追いかけっこへ発展
それで隠れたつもり!?
逃げ切ったようです
ツクヨミさん…ソリャナイレショ!?
謎の男ウォズ
彼の説明により、現在3つの勢力が動いていることが判明
① オーマジオウを阻止する事が目的のゲイツ・ツクヨミ
② 魔王誕生に全面協力なウォズ
③ 新たな王を擁立しようとするタイムジャッカーなる集団
タイムジャッカーの手により、先週倒したアナザービルドが復活
子供が襲われていますが、いけずなゲイツ
しかし少年の叫びを聞き、ツンデレ発動
変身シーンでかつてここまでのローアングルがあっただろうか
ソウゴが時計屋『クジゴジ堂』に戻ると、またウォズがいた
ウォズから3つの情報が説明される
「アナザービルドとはタイムジャッカーにより歴史を変えられたビルド」
「魔王の君でもビルドを倒すことは出来ない」
「現在ゲイツが交戦中」
いきなりかませ役なゲイツ
ツクヨミさん曰く、さっきより力が上がっているらしい
野球少年の力を取り込んだA・ビルドは、豪快なオーバースローで剛速球をゲイツに投げつける
そこに駆けつけたジオウがジカンギレードでフルスイング!
はじき返したボールはA・ビルドの顔面直撃!痛烈なピッチャー返し!
あれこれ野球番組だったっけ!?
未来の世界で暴君だったオーマジオウと様子が違うことに戸惑うツクヨミさん
ジオウの必殺技発動!キックキックキックキック…
足の裏に文字が貼り付いた!
ライダーキック炸裂!A・ビルドはお約束の爆発!!
ようやく倒したと思いきや、友達との待ち合わせ場所にやってきたみたいなノリで3体目のA・ビルドが出現
本物のビルド、桐生戦兎なら何とかしてくれると思ったジオウは一旦戦線離脱
戦兎達がいる喫茶店に行き、秘密基地と繋がっていた冷蔵庫の扉を開けるも、中身は普通の冷蔵庫になっていた。
おかしいなと思っていた矢先、なんか珍妙なノリになっている戦兎と万丈が帰ってくる
どうやら2人ともツナ義ーズの熱烈なファンになっているらしく、ライブ参加直後でテンションが上がっているようです。
「「夜は焼肉っしょー!」」と盛り上がっています
こんな真っ昼間で終了するライブってあんま聞いたことないですけど...
ていうかツナ義ーズは戦兎(の顔の元である太郎)のバンドだろうがよ!!(説明がややこしい)
ビルドたちの拠点だった喫茶店は、ツナ義ーズファンが集う場所に変わってしまった模様
改めて自己紹介し、2人に協力を要請するソウゴ
しかし2人は覚えていない……
場面はゲイツの戦闘シーンに移動し、こちらも必殺技披露
きっくきっくきっくきっく…
数秒先のやられた自分が見えるってエピタフっぽい演出ですね
ということはその時間を消し飛ばすキングクリムゾンっぽい能力を持つ敵が今後現れるのか?
ゲイツがA・ビルドを倒したことにより、本来の自分を取り戻す戦兎と万丈
2人は何故かウォッチを持っていた
なにかを察した戦兎は、ウォッチをソウゴに託す
もう何体倒したのか分かりませんが、次から次へと現れるA・ビルドに辟易するゲイツ
ソウゴと戦兎は『2017年でならA・ビルドを倒せるかもしれない』と考えた模様
ゲイツと共に過去へ時空移動
過去の世界でも猛威を振るっているA・ビルド
偶然出くわした過去の戦兎と万丈
変身した際に違和感を覚えるビルド
クローズも本来の力が出せない事に気づく
A・ビルドは水泳選手と弓道の力を使い、地面を泳いで攪乱させつつ弓で遠隔攻撃するトリッキーな戦術に苦戦するビルドとクローズ
そこに駆けつけたソウゴとゲイツ
4人で協力体制になるかと思いきや…割って入ったのはタイムジャッカー
画像なんで解りづらいですがビルドとクローズだけ静止してます
特定の対象だけ一時停止させるって強いですね
名前はウール
ボクっ娘の女の子だと思っていたのに、がっつりのど仏がありました…
ウールはA・ビルド誕生のルーツを語る
「事故にあって止まるはずだった男の時間をボクの力で動かしたよ~」
それに対するソウゴの返事(あえてまるまる記載)
「動かしてないよ」
「時計の針だったら止めたり、動かしたり出来る。巻き戻すことだって出来る。でも人の人生は違う」
「自分が歩む未来は自分で選ぶしかないんだ」
「自分で動かさない時間は動かないんだよ」
………………
?
僕の理解力が乏しいせいかもしれませんが、ここのソウゴの主張がイマイチ分かりづらかった。いや、言いたいことは解るんですけど…
「てめーの都合で利用してる癖に、人助けしてるっぽく言ってんじゃねぇぇぇ!!!」
くらいの方がすっと頭に入る
名ゼリフっぽい事言わせようとしてスベってるパターンじゃないですかね(このセリフ好きな人いたらごめんなさい)
しかしこの謎主張でなぜか納得しちゃったウールは「君がどんな未来を選ぶのか見せて貰うよ」と告げた後、どこかへ立ち去る
そして2人並んでの変身!
うおぉ4人のライダーが並んだ!
戦闘中に力が喪失したことを察するビルドとクローズ
ゴーストの力を纏うゲイツ
ゲイツを真似してビルドの力を使おうとするジオウ
そこに再び現れるウォズ
「ビルドウォッチを使うと言うことは、ビルドの力を引き受けること」
「勝利には相応の責任が伴う。その覚悟はあるか?」とジオウに忠告
先ほどの長ゼリフとは打って変わって「望むところだよ!」と一言で受け入れちゃうジオウ
どんな責任が発生するんだよとか気にならないんですかね。
ともかく、正式にビルドの力を継承し、仮面ライダージオウ・ビルドアーマーが誕生
戦いに赴く後輩を見つめる先輩って構図はなんか良いなと思った
ゲイツの武器・ゆみ
ジオウがビルドのようにベルト横のレバーを回す素振りを見せると
頭上にはばななレベルの頭悪そうな文字が並ぶ
これにはお馬鹿キャラだった万丈も「なんか違くね?」とあきれ顔
ビルドっぽい必殺技の『ボルテックタイムブレーク』が決まった!
吹っ飛んだ所にゲイツがクローズの力を得た弓を放ち追撃!!
落下点にジオウが戻ってきてまさかの再追撃!!!
物理法則はどうした
アナザービルドのウォッチは破壊され、バスケ青年は解放されます
ソウゴは自分が持っていたブランクのウォッチを戦兎と万丈に渡そうと近づく
しかしジオウがビルドの力を引き継いだせいか、2人はライダーだったことを忘れ、戦兎は自身を葛城巧と名乗り怪訝そうな顔をする
しかし、科学技術としてのウォッチ事態は興味を持って貰えた模様
あれが未来でのビルドウォッチになると確信したソウゴとゲイツは現代へ帰っていった
現代に戻ってゲイツとツクヨミさんの会話シーン
ツクヨミさんはジオウに助けられたのが衝撃だったみたいで、未来のオーマジオウとかけ離れた姿に疑いを持つようになる
しかし、現にビルドの力はジオウに吸収され、仮面ライダービルドは歴史から消えた。歴史はオーマジオウにむかって流れていると主張するゲイツ
俺たちがやるべきはただ1つだと向かった先は…
ソウゴが居候中の時計屋『クジゴジ堂』だった
空き部屋に住むことで近くでジオウを観察しようというもくろみ
ソウゴの日常生活は、一体どうなってしまうのか!?
そして来週は…………
宝生永夢ゥ!
ということで、ビルド編が終了し、各勢力の目的が明らかになった第2話
ウォズが忠告する『責任』とは単純にライダー達の歴史を背負っていくという事なのか、それとも強大になりすぎた力にいつか取り込まれてしまうことを暗示しているのか?
来週は仮面ライダーエグゼイドが登場!近年でも1、2を争う面白さだったのでどんな絡みになるのか非常に楽しみです
それにしても時空移動したりパラドックスでキャラの性格が変化しまくるせいでストーリーが少々分かり辛いので何話かしたらまとめでも作ろうかな
しまなみロマンスポルノの運営について
しまなみロマンスポルノから早5日経ちました。
ライブ中止の知らせを受けたとき、深呼吸どころかため息が出てしまい、しばらく立ち直れていませんでしたがそのショックからようやく立ち直り始めた矢先、1日目の様子を映画館でライブビューイングしてくれるという朗報が入り、これでなんとか気持ちを落ち着かせる事が出来そうだなと思っています。
僕は2日目しか参加していなかったのですが、今回の運営体制があまりよろしくなかったという声を随所で聞いております。
そこで今回は『しまなみロマンスポルノの運営スタッフはどうしてあんなことになっちゃったのか』を考察したいと思います。根拠なしの個人の妄想が多分に含まれていますのであらかじめご了承ください。
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まず、ネット上で見た運営への批判をざっとあげますと
・みんな同じライブグッズのポンチョを来ていて誰がスタッフなのか分からない
・案内して欲しい場所にいないくせにどうでもいいとこで固まっているスタッフが多すぎる
・待機列が分かり辛すぎる
・ポンチョ引き替えどこでするの?
・グッズ販売員のテンポが悪すぎる
・女性用トイレ少なすぎ
・人混みの中で傘さす奴規制しろ
・入場が遅すぎてライブ開始が30分遅れた
・風船パフォーマンスをグッズで用意させた上、ライブ中急に言われても用意できない
・ライブ終了から会場を出るまでに3時間かかるのは酷すぎる
・JTBバスツアー組は全員揃わないと出発出来ないのに規制退場のせいで中々出発出来なかった
・大量の人を誘導するのにトラメガなしで案内されても何言ってるか分からない
・シャトルバスの補助席が空いてるのに出発した
・待機列の幅が狭すぎて結局芝生の中にはみ出してしまう
・中止の発表が遅すぎる
・中止した癖にグッズ販売はするのね。残った人たちの安全は?
・ポンチョの引き替えは当日限り?じゃあ行くしかないじゃん
こんな所ですかね。
他にも色々あった気がしますがまあ充分でしょう。
たしかに控えめに言っても多すぎますよね。何十年も各地でライブを行っているはずのポルノグラフィティでどうしてここまでお粗末な対応になってしまったのか。体験談をあげると2日目のグッズ購入だけしたんですけど、案内がなさすぎてグッズ購入の待機列だと思って並んでたら突然列が煙のように消えて先にいた人に「この先?何もありませんよ」と言われるプチオカルトが発生しましたから。
両日参戦予定だったファン歴19年の姉が初日の過酷さに耐えかね、2日目を地元のライブビューイングに切り替える程だったと言えば、その修羅の国っぷりが伺えるでしょう。
なぜこんなグダグダな運営になってしまったのか。
考えられる要因として、3つがあげられます。
①盛りすぎ
僕も友達と遊ぶときにやってしまいがちなんですが、久しぶりに会うのが楽しみすぎて時間配分や体力を考えずあれもしたいこれもしたいと予定をパンパンに詰め込んでしまい、結局どこかを妥協しなければならなくなり不完全燃焼で終わってしまうパターン。
今回のライブは20年目のキックオフ、地元凱旋、災害復興支援と否が応でも気合いが入る要素がてんこ盛りで、次々と協賛企業が増えたり因島おもてなしツアーやカラオケ大会など普段のライブとは一風変わった楽しみが満載でした。
広島の方も、地元に来てくれるポルノファンに少しでも広島の魅力を知って貰いたいと考えていたと思います。
だからこそ、盛りすぎた。気合いが空回りしてしまったんです。
もし、今回のライブがいつも通り公演を楽しむだけの単純な内容であったら運営の案内もライブ会場、グッズ販売のみなので、ファンも特に見る場所もなくすぐに会場に入ることが出来たと思います。
しかし今回は、フェスっぽい雰囲気を醸し出してしまったせいでライブの前のお楽しみが多すぎたんですよね。
冷静に考えたら全部楽しむには時間が足りなさすぎるんですよ。
スケジュールでは
開門 9:00
開場 12:00
開演 14:00
終演 17:00
となっていましたが、現地到着→ポンチョ引き替え→グッズ購入→フードエリア→カラオケ大会→ライブ会場入りまでを全部ちゃんと楽しもうと思ったら4時間はかかると思うんですよ。
開演の30分前には会場入りしておきたいと思ったら逆算すると現地到着は9:30
直通バスの最速の時間が8:30~9:30だったので、これで来れなかった人はほぼ全員催しを満足に楽しめなかったと言うことになります。
僕は11:30発のバスに乗車予定でしたが、開演時間の2時間前に到着すれば充分だろうという心理も当然だと思いますし、フードエリアなんてランチ時の11:30~12:30が最も込むはずです。
しかも当日は雨だったので先に来ていた人がフードエリアの雨がしのげる場所にたむろしてしまい、昼から来た人が雨ざらしのなか食べ物を買いに来るという悲惨な状況だったと聞きます。(人多すぎて買う事を諦めた人もいた)
開演時間の1時間から2時間前に軽く昼食を済ませたいと考えていた人が大量にいたせいで、ライブ会場入りが遅れ、結果公演時間を30分遅らせてセトリも削らざるを得なくなった。
公共交通機関の終電の都合もありますが仮に16:00や17:00開演だとしたらみんなもっと時間に余裕を持って行動できたと思います。
②アルバイトスタッフの経験不足
恐らくですが、尾道市でここまで大規模なイベントを行うことは滅多になかったんじゃないでしょうか。
殆どの人は現地の学生やフリーターでしょうし、興味本位でバイトに参加した人からすると想像以上の人の多さに面食らったことでしょう。
9日に公演中止が発表された後、グッズだけ購入に行ったんですが、1つ注文する毎にいちいち商品を持って来るんですよね。7品ほど購入したんですが1つ持ってくるのに1~2分はかかる。普段のライブなら5分で終わる購入が3倍以上の時間がかかってしまった。
取り間違いリスクの軽減や在庫確認するためにはこのやり方がわかりやすいんでしょうけど、さすがにテンポが悪すぎて「そりゃ初日めっちゃ混むわ」と思いました。
もしかしたら僕が並んだところだけこんな対応だったのかもしれませんが、想像するにろくなスタッフマニュアルもなく、バイトの子がミス回避のために自分で考えた策なんじゃないかと思っています。
8月末に行ったジョジョ展のグッズ販売では、事前にカタログを渡され、欲しいものにチェックを入れて受付に持って行き、該当商品を全て持ってきて貰い清算するという流れでした。
待機列に並んでいる間に手元でじっくり考えられる上、受付に行ったら客は余計な会話をしなくて済むし、スタッフは聞き間違えるという危険がないので安心して仕事が出来る。
そんな環境が整っていなかったのは販売スタッフ側の経験が足りなかったんじゃないかと思います。それは売り子というだけじゃなく、販売の流れを決めるスタッフ含めてね。
③連日降り続いた雨
これが今回のグダグダ進行最大の原因だと考えています。
9月4日~5日にかけて発生した大型台風21号、その後も天気は安定することなく6日から連続で雨、雨、雨、最後にはライブそのものが中止。
こんな状況でまともな打ち合わせが出来ていたとは到底思えないんですよね。
むしろよく開催出来る状態まで仕上げることが出来たなと脱帽します。
スタッフ配置やスケジュール管理、運営マニュアルの作成等、主催者が現地での打ち合わせを綿密に行えなかったせいで末端のアルバイトスタッフへの細かい指示が出せず、バイト達どうすればいいのかわからず当日会場でおろおろするばかり、慣れない会場なのに案内が足りなさすぎて客は不満爆発。
金貰ってる以上ここまで不満が大量に出た時点でプロとしては失格な気がしますが、一生懸命やれるだけのことはやったんだと思うんですよ。
むしろここまで熱のこもったライブを適当にやろうなんてスタッフは誰一人としていなかったと思いたいです。(状況をあまり知らないバイト君は別としてね)
気持ちがこもっていたから、もっといろんな事をやりたかった。
お客さんもスタッフも、全員が盛り上がれるような素敵なイベントにしたかった。
それを雨が全て洗い流してしまったんです。
案内板や誘導スタッフをどこに配置すれば迷わないかとか、拡声器は何台必要かとか、最寄駅から3万人近くが大挙するのに連絡バスは十分足りているのかとかこのボリュームを捌き切れるスケジュールなのかとか、ちょっと盛りすぎてるから規模縮小しようとか、現場で打ち合わせをすればするほど見えてくるものがあったと思います。
それが満足に出来なかったから、全てがひっちゃかめっちゃかになりご覧の有様です。
しばらく雨の音は聞きたくないくらいトラウマになってしまいましたよ。
ポンチョの件や中止直後のグッズ販売についても、冷静に考えたらポンチョもグッズも後日郵送で充分対応可能ですし、避難勧告での中止なんだからその時点でスタッフ含めて一旦全員下山させるのが安全な対応だったんじゃないかと思いますが、運営側もパニックになって機能不全に陥り正しい判断の指示が出来なかったんだと思います。
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初日はセトリ変更にアンコールカット、2日目はライブそのものが中止と、しまなみロマンスポルノの真の姿は誰も知らないというまさに『幻のライブ』となりました。
10年前の横浜スタジアムでの豪雨ライブは『伝説のライブ』だったのでポケモン的な意味で言えば上位互換と言えますね。
ということで、20年目の初日をとんでもない形で迎えてしまったわけですが、ひとまずライブビューイングに行くことでしまなみロマンスポルノとは一区切りつけたいと思います。
そりゃ現地で騒げなかったことはいつまでも心残りで思い出す度胸が苦しくなりますが、いつまでも言ってられませんしね。
今回の反省点を踏まえて、次に会う時には想像を絶するような驚天動地のライブで我々を興奮と夢の世界へ引きずり込んで欲しいです。
ネガティブだって君の大事な欠片、壮大な旅の途中さ。
と思ったらアリーナツアー&カウントダウンライブだってぇぇぇぇぇぇぇぇ!?!?!?
ィィィイャッホォオオォォォォォォォォォウ!!!!!!!!
こういうことしてくるから、ポルノほんと好き。
ジョジョの原画展にいってきた
先週、六本木の国立新美術館にて開催されているJOJO 荒木飛呂彦原画展 ~冒険の波紋~にいってきました。
昨年夏に仙台で開催されたジョジョ展にも行きましたが、あっちの方はマンガの世界が現実に再現されたエンターテイメント性の強い展示(動く猫草や振り向いてはいけない小道、人間の体より大きいコミックスの見開きオブジェ等)が多かったのに対し、今回は荒木先生のデザインの特徴やスタンド能力をイメージした美術品等、より芸術方面に特化した内容となっておりました。
ジョジョの奇妙な冒険が制作される際の荒木先生独自のこだわりやルーツを歴史、スタンド、ラストバトル等8つのエリアに別けて展示。
受付で貰える携帯電話型の音声ガイド機(別売550円)を利用することで、ナビゲーターの女性と荒木先生自身による解説音声を聴くことが出来ます。
7エリアの大型原画ゾーンには、歴代人気キャラを迫力満点の等身大サイズで描き下ろした大型イラストがあり、荒木先生がこの展覧会のために描き下ろした完全新作。その隣では、イラスト制作時の構図から色使いまで、荒木先生の細部にわたるこだわりが見れる制作風景を撮影した映像がループで放映されていました。
いつものことながら荒木先生は若い。
とても再来年還暦を迎える男とは思えない若々しさ。
下手すりゃコレ僕の方が老けてますよ。
展示ゾーンが終わったら物販販売コーナーが有り、お金が許されるのであれば全て買い占めたくなるグッズが目白押し。
まあそんな贅沢ができる身分ではないことは承知しているので、ポスター、アートコースター等お手軽な品を購入。
本当はジョルノのてんとう虫ブローチが欲しかった。しかし7200円はちと手が出ない…ぐぬぬ。
美術館外にもジョジョの波紋は拡がっている。
周辺道路の街灯にはジョジョ展の広告がずらり。
美術館から徒歩5分ほどの所にあるメルセデスミーは内装やガラスがジョジョ仕様に。
店内のカフェにはコラボメニューも。
美術館前の看板にてあるジョジョファンの方から「写真撮ってください」と頼まれ、カメラを託されました。
写真をそのまま撮ろうとすると、その方がカバンの中からおもむろに取り出したのは『自作の石仮面』だった。族長(オサ)!
「僕も撮影して良いですか?」と尋ねると、快く貸してくれました。ありがとう名も知らぬアステカの民。
隣にいるのはスタンドです。
場所は変わって新宿駅構内の広告コーナーには『ド』の文字のみで表現した歴代ジョジョアート。
忙しい人が多いと思われる新宿駅にもかかわらず、ほとんどの人が思わず足を止めて見てしまうほど『凄みがある』イラストでした。
ということで、ジョジョ展は10月1日まで開催されておりますので、ジョジョファンは一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
10月からの5部アニメも楽しみですね。
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<展覧会の情報>
イベント名:JOJO 荒木飛呂彦原画展 ~冒険の波紋~
開催期間:2018.8.24~10.1
開催場所:国立新美術館 企画展示室2E
(東京都港区六本木7ー22ー2)
料金(当日予約券):一般・1600円、大学生・1200円、高校生・800円
(完全日時指定制。団体の場合は各料金200円引き)
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【下ネタ大量】ミソシタの魅力を語る
皆さんは知っていますか?
個室ビデオの詩人『ミソシタ』を。
彼は2018年3月、群雄割拠のバーチャルYouTuber界に突如現れた。
ア○ターのような青いボディ、天高くそびえる頭頂部、端整な顔立ち、おっぱい、そして全裸。
一目見たら忘れることが出来ないそのフォルムは、完全にイロモノでありインパクト重視の奇行に過ぎない……と、最初は正直思っていた。
しかし、数ヶ月彼を追いかけている内、ネタにとどまらない『本物の輝き』を持っている事に気づき、今ではその深淵からの魅力から抜け出せなくなっている自分がいる。
今回はそんなミソシタの魅力を存分に語りたい。
(彼の提唱する音楽ジャンル、ポエムコアについてはここではあえて紹介しません。興味がある人はご自由に調べてください)
僕が初めて彼を知ったのは、5月下旬に訪れた友人・バンプ(雰囲気がBUMP OF CHICKENの藤原基央に似ている)の家だ。
バンプはYouTubeを開き、ミソシタの自己紹介動画を見せてきた。
www.youtube.comコレでドン引きするか、爆笑するかが最初の分かれ目だと思う。
無論、僕は爆笑した。
「僕はミソシタ……バーチャルyoutuber…」
「ポエムコアを知ってるか?闇の中で流行ってる。聴いてみると良い」
「カラスが食べたい」
「消えたいときには、個室ビデオに行くんだ」
「君は狂ってるか?僕は狂ってる」
1分程度の動画の中に印象に残るワードがこれでもかとちりばめられている。
時折発作的に発動するマジキチスマイル、突然の暗転エンド。
その独特のノリに爆笑しつつも「またネットにやべー奴が現れた」と言うのが最初抱いた素直な感想だ。
当時動画は#16まで投稿されており、真夜中に部屋の電気を全て消し、暗闇で光るモニターで繰り広げられる独特な世界を注視する内、その魅力に少しづつ取り込まれていく自分がいた。
スケベ心全開の詩や、人生相談に合わせて音楽をつけるという奇特なスタイル。
ただのネタキャラだと思っていた彼に、いつしか格好良さや愛嬌を感じるようになった。
味わい深い動画ばかりの中、彼の類希なるセンスの神髄を見た動画がこれだ
www.youtube.com「人の闇は笑うな。だが、俺の闇は笑え…」
心地良いイントロのリフレイン、切れ味鋭い歌詞、力強くも落ち着いて聴けるクールなボーカル。全裸で木馬にまたがり個室ビデオを爆走し、サビで右手を掲げるPVは映像作品としても質が高い。
他にも#11 革命前夜や#14 ヘンリー・ダーガー等、後期になるほど初期のポエムコアよりも娯楽要素が強い楽曲が増え、そのどれもがハイセンスハイクオリティで中毒性が高く、気がつけば1日最低1回は視聴しないと気が済まない体になった。
その魅力に取り憑かれつつあった僕に、衝撃のニュースが飛び込む。
8月17日、株式会社ポニーキャニオンよりアルバム『ミソシタ』がCD発売。
初投稿から僅か5ヶ月、バーチャルYouTuberとして最速のメジャーデビューとなった今回のアルバムは、Youtubeで既に人気の楽曲を含む10曲を収録。
さらに特典映像として新作動画を100本収録すると言う大ボリューム。
これだけ詰め合わせてお値段なんと1800円。
採算取れてるのかこちらが心配になるほどリーズナブルだが、ミソシタ曰く
「金よりスケベ。ラッキースケベ」
「大人の真剣な悪ふざけ……奴らに届けるつもりは毛頭ない」
「お前だけに届けばそれでいい」
と言うコメントをCD発売決定告知の際の動画で残している。
発売後、新宿のタワレコが地下二階になったりオリコンデイリーでサザンオールスターズ、Perfumeに次いで3位の売り上げを叩き出したりと、革命の始まりを予感させた。
僕もAmazonで予約注文し、CDが届いてからは昼夜問わずヘビロテしている。
収録された楽曲はどれも中毒性が高く、1曲ごとは3分前後であっさり終わるモノが殆どで全部合わせても30分強程度の再生時間なので、単体の満足度が高い上にすぐループするので飽きずに何度も聴くことが出来る。
特筆すべきは、クソメン・クソガールなら誰でも突き刺さる歌詞と感情豊かな歌い方だ。
特に気に入っている歌詞をピックアップする。
【ミッドナイト・ファイティングブリーフ】
“光を求めて飛ぶのはガキだ”
“サーチライト抜けて夜空を飛べ”
“俺のやり方は間違ってる”
“だが正しさよりもヤバさをとる”
“成功よりもおもしろをとる”
【地下二階のレジスタンス】
“弱さを捨てる必要はない”
“そのまま強くなればいいだけ”
“怒り悲しみは笑いに変えて”
“やり続けるんだおもしろダークネス”
“リアルとバーチャルどっちも自分”
“結局魂は一つってこと”
“逃げたくなったら逃げてもいいし”
“カッコ悪くてスケベでもいい”
“人間らしく生きてればいい”
“だからそれまで生き延びてくれ”
“観衆じゃなくて同志だと信じてる”
“自分の価値は自分であるってことだ”
“誰かを羨むだけじゃ下っ端”
“俺しかできないことをやるんだ”
“たとえダサくても研ぎ続けるんだ”
【Life is Dark】
“辛すぎる現実ならば”
“さっさと逃げてこっち来いよ”
“タワーマンションの最上階も”
“俺が立てば地下二階”
【我闇ナリ】
“ガリガリメガネでたしかにヘタレ”
“でもただネタでやってるわけじゃねぇ”
“ミソシタからは逃げてもいい”
“でも自分からは逃げるな”
【アタラシイヘブン】
“真面目ぶったあの娘も”
“一枚剥がせばただのスケベ”
“若くもねぇしもうこれしかねぇ”
“チャンスが来たらクソ真面目にふざけるだけ”
【革命前夜】
“RealじゃないがFakeでもない”
“俺らはVirtual”
“一人になっても俺はやめない”
“闇の先で待ってるのは光じゃない”
“もっと美しい闇だ”
“あとはお前の到着を待つ”
お察しの通り、僕は【地下二階のレジスタンス】が一番お気に入りだ。
落ち込んだときや不安なとき、そっとそばに寄り添ってくれているような心地よさがあり、グイグイと引っ張ってくれる普通の応援歌とはベクトルの違うまさに「闇の応援歌」である。
失敗して失意の底に堕ちたらミソシタで笑って、勇気貰って、ゆっくり立ち上がって、また挑戦すればいい。
闇の底にはいつだってミソシタがいる。そう思えたら失敗も怖くない。
そう感じさせてくれるだけのパワーが、彼の曲には確かに備わっている。
特典映像についてだが、100本という大ボリュームのせいか正直なところ
(…これ没ネタじゃね?)
と思うようなネタが大半だったが、そもそも特典映像だし、10曲1800円でも充分すぎる良コスパなのでそこはあまり気にしてはいない。
というより、クリエイトする側の人間として学ぶべき姿勢があると感じた。
この100本の動画があったからこそ、ミッドナイト・ファイティングブリーフやLife is Darkといった秀逸なMVを産み出すことに繋がっているのだから。
『クソみたいなクオリティばかりでも、やり続けたら見えるものがある』
“たとえダサくても研ぎ続けるんだ”
ということを身を以て証明している。
「自分の作品には価値がない」と自分で決めつけ、創作する手を止めてしまう。
ただやること。それだけで既に価値があるというのに。
僕も「うーんこれじゃ駄目だ…とても人に見せられない…」とよく筆が止まるタイプで、嫌になってブログ更新ですらよくサボってしまう怠け癖が離れない情けなくて怠惰で自堕落な糞人間だが、ミソシタの100本動画はそんな自分のケツをたたき起こすには充分な教訓ビデオとなっている。
余談だが、ミソシタは自分の頭のことを「イチモツ」と自称している。
そのまんま捉えればバトルモードの男性器を意味していると思われるが、言葉の意味を調べると『心中に秘めたたくらみや、わだかまり』という意味もあるらしい。
狙ってやっているのかは不明だけど、ただのネタでは終わらない底知れない魅力があるのは確か。
10月7日には渋谷WWWで単独イベント『ミソパーティー ~地下二階のレジスタンス~』
が開催される。
僕ももちろん参戦予定で、地下二階の同志達との会合が今から楽しみだ。
少しずつだけど闇の奥からリアルが変わっていく予感は確かにある。
革命はまさに進行中。